山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

東京池袋の交通事故(親爺を想い出す)

2019年04月24日 | 日記・エッセイ・コラム
2018年04月20日(土)
『東京池袋の交通事故』
<親爺を想い出す>
昨日の東京池袋の横断歩道における交通事故で、
自転車に乗っていたと見られる31歳のお母さんと3歳の女児が亡くなったという。
事故を起こしたのは87歳の男性で、最近、運転をやめると周囲に告げていたとのこと。
その時の男性が如何なる体調にあったのかは分からないのだが、
この親子が亡くなったという痛ましい事故のニュースがNHKラジオより流れたときに、
僕の脳裏に蘇ったのは我が親爺のことであった。
ある年の夏、自身が営む店舗向かえの道路を挟んだ処にある駐車場から道路へと、
親爺が車をスタートさせたときに、曲がることなく正面にある店舗に車がまっすぐ突っ込んだのだ。
店舗は全面がガラス張りゆえ、自動ドアも含めてガラスは木っ端微塵となったのだ。
それを切っ掛けとして親爺は車の運転をやめたのだが、その事故は不幸中の幸いであった。
なぜなら、他車や歩行者を巻き込まなかったからだ。
また助手席に乗っていた御袋にも怪我はなかった。
フェリーを利用して自身の車で北海道を旅行したこともあり、
親爺は車が大好きで、お袋と二人でよく、車を利用して旅行に出掛けていたのを思い出す。
それより数年後、親爺に認知症の症状が現れた。
この8月には70歳になる僕は、後何年車の運転が出来るのだろうか。
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