きのうのシニアクラブ忘年会のお土産を思いだした。
村上会長がポケットから取り出したもの・・・
小学1年生が絵を描いて作った小さな紙封筒。
その中に・・・三粒のタネがあった。
毎年、小学校1年生は校庭の畑にサツマイモを植える。春先の5月、畑を耕し、サツマイモのツルを植える。その指導を仰せつかっているのが校区の老人会、だから、我がシニアクラブの会長さんたちは応援に出かける。
今年も秋、サツマイモがみのり、子どもたちはイモ掘りを楽しんだ。
そのイモでサツマイモご飯を炊いて給食で食べたそうだ。
朝顔のタネは子どもたちが育て、タネを採ったものをイモを育てた老人会へのお礼にいただいたものだと、村上会長が話をしながら私たちに配っていただいた。
村上宣仁会長のそのときの表情はとても嬉しそうだった。
そうそう思いだしたことがある。
もう5年くらい前のこと。校区の老人連合会の会長さんにクラノシタさんという方がいらした。この方は夏、日照りが続いたときなど、バケツで水を汲んできてサツマイモ畑に散水していらした。あるときは「サツマイモの花が咲いた!」と写真に記録して一年生に見せてくださった。
あのクラノシタさんは、ことしお亡くなりになった。