浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

朝顔のタネ

2013年12月25日 | 日記・エッセイ・コラム

きのうのシニアクラブ忘年会のお土産を思いだした。

村上会長がポケットから取り出したもの・・・

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小学1年生が絵を描いて作った小さな紙封筒。

その中に・・・三粒のタネがあった。

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毎年、小学校1年生は校庭の畑にサツマイモを植える。春先の5月、畑を耕し、サツマイモのツルを植える。その指導を仰せつかっているのが校区の老人会、だから、我がシニアクラブの会長さんたちは応援に出かける。
今年も秋、サツマイモがみのり、子どもたちはイモ掘りを楽しんだ。
そのイモでサツマイモご飯を炊いて給食で食べたそうだ。

朝顔のタネは子どもたちが育て、タネを採ったものをイモを育てた老人会へのお礼にいただいたものだと、村上会長が話をしながら私たちに配っていただいた。
村上宣仁会長のそのときの表情はとても嬉しそうだった。

そうそう思いだしたことがある。
もう5年くらい前のこと。校区の老人連合会の会長さんにクラノシタさんという方がいらした。この方は夏、日照りが続いたときなど、バケツで水を汲んできてサツマイモ畑に散水していらした。あるときは「サツマイモの花が咲いた!」と写真に記録して一年生に見せてくださった。

あのクラノシタさんは、ことしお亡くなりになった。


お伊勢参り

2013年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム

福井の叔父からの手紙に長男次男3人揃ってお伊勢詣りに行ったとある。
テレビが三重・伊勢の紹介をしている。

「俺たちはお伊勢参りにはまだ行っていないなあ?」というと、

「一度いきましょうか!」、とつれあいが言う。
この2年あまり、つれあいの体の不調で、あまり遠出ができなかった。
そうかそうか、どこかへ行きたいという気持ちが湧いてきているのかな?

年が明ければ、高校柔道部のOB会を開くと案内状が来た。昨日、出席の返事を出した。

私は補欠だった。力は強かったが運動神経がにぶい痩せっぽちの少年だった。
大外刈りが得意だった。
黒帯の昇段試験が間近になったころ、右足小指を骨折、そのまま柔道から遠のいてしまっていた。3年、卒業写真のために柔道部が集合したが、私の帯は緑色、ちょっと恥ずかしかった。
モノクロ写真だから黒色に写っていて有段者のように見える。アハハ・・・
柔道部OB会に出るのは面映ゆいが、懐かしい面々に会ってみようと思う。

お伊勢参りにも行くか!

「イマでしょ!!!」、という友の声が聞こえる。

伊勢にも行こう!やっておきたいこともまだある。
棺おけリストもまだ書いていないことを思い出す。

風が止んだ。寒さが緩んできた。

海苔摘みの舟、博多湾にも海苔ひびが浮かぶ。

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脊振、金山の雪。

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冬至

2013年12月22日 | 日記・エッセイ・コラム

冬至。

脊振山系雷山の峰にわずかに雪が・・・。

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写真を撮る私のセーターに太陽光線が沁み込んでくる。温かい。

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冬至を境に太陽の光が少しずつ力を盛り返す。

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水仙のつぼみが膨らむ。

海の中ではワカメが芽を伸ばし、ニナのような小さな貝が動き出しているだろう。

冬至の落日(17:05)

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太陽も力漲ってくれ!と願う。