6:00起床、熊本へ。文化財探訪の下見で玉名市高瀬裏川の花ショウブの花の咲き具合を見て昼食の打ち合わせ、そして、熊本城本丸御殿の下見をする。まず、玉名市では今月24日から「花しょうぶまつり」がはじまっていた。
菊池川。鹿児島へ向かう特急「つばめ」が鉄橋を渡る。熊本平野の北部地域、菊池川流域は古来から米どころだった。
玉名市、かつては高瀬と呼んだ。
米をはじめ農産物の集散地として賑わった。
有明海から川を上ってきた船は本流に繋がれ、ここから小舟で高瀬裏川に入り、荷物の積み下ろしをした。
「高瀬眼鏡橋」(熊本県指定重要文化財)
道路や鉄道に役割を譲ったこの川はいつか忘れられ打ち捨てられ、アシや雑草が茂り、私の若いころは、死んだ川のようになっていた。
ああ、何という美しい風景に変身したことか!
友だちから「一度、花の季節に見て」と言われていたが、本当に来てよかった。
花ショウブが数日前から咲き始めたばかりだそうだ。
高瀬裏川の水はきれいになった。カニが遊ぶ。
川面を彩る花ショウブ、66000本。
菊池川堤防にはためく矢旗120本。
4日(水)はおそらく花は満開だろう。熊本城は追ってご紹介します。