きょう午後のこと 、偶然、JR厳木駅の前を通りかかったら、見事な桜が咲いていた。
「ヒマラヤ桜」と記念碑に記されていた。白い八重の桜。
桜の木の隣の煉瓦の塔はかつて蒸気機関車に給水するための塔。
夕陽を浴びてヒマラヤ桜は独り立っていた。鉄道の開通は明治32年開通。そのとき桜が植えられたとすると、すでに113年を経ている。
ヒマラヤ桜は独りじゃあない、給水塔と二人、並んで立つ。この駅を利用する佐賀県立厳木高校生たちが見守り、無人駅の清掃を続けているのだそうだ。
石炭やみかん、人々を運んだ。この地域の血脈だった鉄路。桜はその鉄道を愛した地域の心の象徴!
厳木=きゅうらぎ、KYURAGI : 佐賀県唐津市厳木町。
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