浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

非常に強い台風

2011年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム

台風15号は北上するにつれてしだいに勢力を増し、紀伊半島潮岬に近づく。

いつのまにか“非常に強い”という表現に変わった。

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岐阜県などでは450ミリを超える雨。

夜明け、福岡は強風が吹き、北の窓には時々雨が叩きつけている。

子どもたちが登校する時間には、雨がやんだ。

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ビル風が強い。

ところで、午後7時のニュースで渋谷駅や新宿駅、各地の様子を中継していたが、JRや私鉄が早々に運転を中止、乗客があふれても、電車が動く気配がない。

雨風が吹き募るなかを、雨具も持たず家路を急ぐ人たち。危険!そして雨に濡れてどれくらい歩くことができるのか?普通の神経では無謀としか思えない。

私の長男はもしかして雨の中を歩いているのではないか?メールを送った。

「警報が出たので、会社を出た。しかし、すでに京浜東北線や私鉄は運転見合わせになっていた。やむをえず駅で待機、雨が止んだので1時間あまり歩いて帰宅、5時間かかったそうだ。

先の東北大震災で多くの帰宅困難者が出たが、台風でも同じ状況になった。

豪雨や大地震のなかで電車を走らせるのは無謀に違いない。しかし、この状況は、きちんと検証する必要があるのではないか。また、報道の方法として、例えば、「台風接近、あと2時間後には、JRは運転中止となる見込み!台風は時速50キロの速度で動いている。2時間待てば、電車は動くから、しばらく待機したほうがよい!」と伝えたらどうか。台風が近づき、雨の区域が関東に近づいているのがわかるのだから、早めの対応を促す方策を考えてはどうか?」。

いまは、どちらもない。