浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

「光」

2010年01月14日 | 日記・エッセイ・コラム

心配された大雪は降らなかった。

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雪空のせいで飯盛山が際立って見える。

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この寒波のなかで、シクラメンは花を咲かせ続けている。歌会始の中継を見ていると、雪が激しく降り始めた。

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愛宕神社が雪で見えなくなる。吹雪!

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雪は下から吹き上げてくる。

時々、晴れ間がのぞく。漁船もきょうは漁をはじめている。

雪は峠を越したらしい。しかし、山間部では今夜まで注意が必要と気象情報。

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歌会始の今年のお題は「光」。

「わが面は 光に向きているらしき 近づきて息子(こ)は シャッターを押す」大阪、森脇洲子

視力を失った作者が熊本に里帰りをしたとき、手を取って付き添ってくれた家族の存在に光を感じて詠んだ歌だという。

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午後になると我が家のベランダにも光が降り注ぐ。

「粉雪の 舞い散る窓に 赤々と 力の限り シクラメン咲く」 詠み人:ヒロ:タイガー