浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

有明の月

2006年11月08日 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf1384 けさの最低気温、10.4℃。

午前8時過ぎ、西の空。

公園の向こう有明の月が残っている。

秋晴れの爽やかな朝、オークランドへこどもたちも帰っていった。

Dscf1388 落日、ホテルの窓ガラスが光る。

太陽の動きとホテルのガラスの角度、そして写真を撮る場所の三つの要素がピタリと一致する時間は、数十秒か?

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きょうは1日、ニュージーランドの訪問団と愛宕浜小学校の交流風景のビデオを編集を続けた。夜、9時過ぎ、ふと、外を見ると、月が海を照らしていた。

Uvs061108003 ニュージーランドの子供達も、オークランドの我が家で今頃、パパ、ママに日本で体験したことをイッパイ報告しているだろう。

ビデオを編集していると、子供達のちょっとしたしぐさや顔の表情に、おもいやりやいたわり、やさしさが見えてくる。ビデオを何度も何度も繰り返し再生しながら編集するから、よーく子供達の気持ちがわかるし、彼らの思いが伝わってくる。

私の孫の一人は小学校5年生、女の子。北九州市小倉にいるから、彼女がこんな状況に置かれたらどんな反応をするだろうと想像する。私の母校は熊本だ。いま、母校に恩返しができないから、こうして住んでいる校区の学校にせめて、できることを奉仕したいのだ。さきほど、長女から電話、「ブログ見てるよ。様子がよくわかるよ!」と言ってくれた。

ビデオの編集が完成したら、レンジビュー校の皆にも、愛宕浜小学校のみんなにも、そしてお父さん、お母さん、地域の皆さん、福岡市の皆さんに見ていただきたい気持ち。それは、こどもたちの楽しそうな表情、やさしさ、親切、おもいやりが画面一杯にあふれているから…