本来御法度の赤字国債を増発し続けてきた日本は
それを買い支えることができなくなった時
破産する
下流に滝があることを知りながら
ただ流されてゆく政府に
問題を解決する能力は ない
対症療法では最早回復しない病状にありながら
同じ手法を
この度も再び繰り返そうとしている
国家の体質そのものを変えなければならないときに
問題を外部環境の側に置き
自らの状態を一切変えることなく
外側の条件だけを都合良く改変し
難局を乗り切ろうとしている
その常套手段が既に行き詰っているということが
財政状態をこれほどまでに悪化させてしまったのだが
その点については
見てみぬふりを続けている
同じ手が通用する時代は過去のこと
それは
最悪の結果だけを連れてくる
国債を消化している国内の機関投資家と呼ばれる一群は
全体の約89%
海外のそれは6.4%
残りの5.3%が個人が保有する資産になっている
国が破産して損失を被るのは
95%弱の投資を専門に行なっているこれら組織と
5%強の個人投資家に限られる
そこには郵貯を含む金融諸機関と
保険・年金
及び証券などの分野に属する富裕な企業が
こぞって算入している
国がデフォルトを宣言するようになったとき
預貯金は一部を除き
保護されることなく損失となる
日銀が一時的に新発国債を全量吸収したとしても
その下部組織が
これまでのように
そっくり引き受けられるという保証はない
評価の下がった国債は
投資リスクを引き上げる
このため
それが長期金利へと反映される
デフレ経済で長期金利が上昇すれば
最悪の状況が
嫌でもやってくる
国家の債務が頂点に達した段階で
財政は破綻する
国は予算を国営の事業と
国税収入の範囲の中で賄わなければならない
国家公務員の給料は圧縮され
退職者は増える
官庁の業容は縮小され
官僚機構もまた様変わりする
民間への外部委託で急場を凌ぎ
当座の困難を乗り切る方向へと
転進せざるを得なくなる
要するに無駄なものは
国の破産という状態の出現で
徹底的に排除される
ということなのだ
これは国民にとって
まことに喜ぶべきことであろう
自浄能力のないシステムは
生まれ変わる以外に救うべき道がない
必要最小限の官公庁と
それを支える民間組織とで
国家の運営が新段階ではつくられる
復活するための転換点は
国が破産しなければ生まれ得ない
その意味で
赤字国債の増発は
最終的に
よい
結果を
この国へともたらすものとなる
癌細胞を死滅させるには
栄養の供給を絶てばよい
ガン化した組織は
己の増殖を図って
最終的に宿主であるヒトを死滅させてしまう
実に浅はかなことである
官僚機構の業容拡大と
それによる末広がりの繁栄を願う行為が
自らの死期を決定づける結果へと結びつく
メカニズムの全容を知らない癌細胞は
己の利益となる繁殖をただ急ぎ
宿主と命運を一つにする局面に
やがて必然的に遭遇する
後戻りすることは
もはや不可能
官僚機構は癌細胞のように
国家の利益という栄養源から
自らを肥大させながら
最終的に自滅する原因を構成する
というベクトルに基づいた行動をとる
そのように条件づけられていた
このプログラムを当事者が変更することはできない
がん細胞が生命体としてのヒトのメカニズムを破壊し
己の存在を自ら抹消する愚かな行為者となっている如く
官僚とそれを内包するシステムもまた
国全体の利益を追求していながら
結果として健全な細胞を圧迫し
国家の死期を早める行為を
率先してやっている
これを「官僚癌細胞論」という
ことここに至っては
全治へと至る方法は見当たらない
国を劣化させたシステムごと
葬り去らなければ
日本という国家の再生と再建は
成り立たないのだ
赤字国債の増発は
やがて
のっぴきならない事態へと発展する
それは
起承転結のサードフェーズに相当する
最も重要な舞台
癌に冒された生体は
早期に病根を取り除かなればならないのだが
それができていなかったとき
死を前提とした再生のための手術を
実施しなければならない
外科的処置をとることができなければ
官僚機構は次の調整局面まで
またもや温存される
そうでない場合にのみ
破産と言う名の仮死状態を経て
蘇生するその時を迎えるときまで
暫時基礎代謝の状態を続けることになる
産みの苦しみを体験してこそ
過ちのもつ真の意味を知る
EUが債務ショックをどう乗り切るのか
ということが
文明の未来を決定づけるものとなる
望ましい結果は
破局を迎えたその後になってから
遅れてやってくるものなのだ
延命行為というものは
必ずしも善ならず
再生を先送りして
苦しみばかりをただ増やす
病識のない患者は
社会の負担を徒に増やすのみ
それを買い支えることができなくなった時
破産する
下流に滝があることを知りながら
ただ流されてゆく政府に
問題を解決する能力は ない
対症療法では最早回復しない病状にありながら
同じ手法を
この度も再び繰り返そうとしている
国家の体質そのものを変えなければならないときに
問題を外部環境の側に置き
自らの状態を一切変えることなく
外側の条件だけを都合良く改変し
難局を乗り切ろうとしている
その常套手段が既に行き詰っているということが
財政状態をこれほどまでに悪化させてしまったのだが
その点については
見てみぬふりを続けている
同じ手が通用する時代は過去のこと
それは
最悪の結果だけを連れてくる
国債を消化している国内の機関投資家と呼ばれる一群は
全体の約89%
海外のそれは6.4%
残りの5.3%が個人が保有する資産になっている
国が破産して損失を被るのは
95%弱の投資を専門に行なっているこれら組織と
5%強の個人投資家に限られる
そこには郵貯を含む金融諸機関と
保険・年金
及び証券などの分野に属する富裕な企業が
こぞって算入している
国がデフォルトを宣言するようになったとき
預貯金は一部を除き
保護されることなく損失となる
日銀が一時的に新発国債を全量吸収したとしても
その下部組織が
これまでのように
そっくり引き受けられるという保証はない
評価の下がった国債は
投資リスクを引き上げる
このため
それが長期金利へと反映される
デフレ経済で長期金利が上昇すれば
最悪の状況が
嫌でもやってくる
国家の債務が頂点に達した段階で
財政は破綻する
国は予算を国営の事業と
国税収入の範囲の中で賄わなければならない
国家公務員の給料は圧縮され
退職者は増える
官庁の業容は縮小され
官僚機構もまた様変わりする
民間への外部委託で急場を凌ぎ
当座の困難を乗り切る方向へと
転進せざるを得なくなる
要するに無駄なものは
国の破産という状態の出現で
徹底的に排除される
ということなのだ
これは国民にとって
まことに喜ぶべきことであろう
自浄能力のないシステムは
生まれ変わる以外に救うべき道がない
必要最小限の官公庁と
それを支える民間組織とで
国家の運営が新段階ではつくられる
復活するための転換点は
国が破産しなければ生まれ得ない
その意味で
赤字国債の増発は
最終的に
よい
結果を
この国へともたらすものとなる
癌細胞を死滅させるには
栄養の供給を絶てばよい
ガン化した組織は
己の増殖を図って
最終的に宿主であるヒトを死滅させてしまう
実に浅はかなことである
官僚機構の業容拡大と
それによる末広がりの繁栄を願う行為が
自らの死期を決定づける結果へと結びつく
メカニズムの全容を知らない癌細胞は
己の利益となる繁殖をただ急ぎ
宿主と命運を一つにする局面に
やがて必然的に遭遇する
後戻りすることは
もはや不可能
官僚機構は癌細胞のように
国家の利益という栄養源から
自らを肥大させながら
最終的に自滅する原因を構成する
というベクトルに基づいた行動をとる
そのように条件づけられていた
このプログラムを当事者が変更することはできない
がん細胞が生命体としてのヒトのメカニズムを破壊し
己の存在を自ら抹消する愚かな行為者となっている如く
官僚とそれを内包するシステムもまた
国全体の利益を追求していながら
結果として健全な細胞を圧迫し
国家の死期を早める行為を
率先してやっている
これを「官僚癌細胞論」という
ことここに至っては
全治へと至る方法は見当たらない
国を劣化させたシステムごと
葬り去らなければ
日本という国家の再生と再建は
成り立たないのだ
赤字国債の増発は
やがて
のっぴきならない事態へと発展する
それは
起承転結のサードフェーズに相当する
最も重要な舞台
癌に冒された生体は
早期に病根を取り除かなればならないのだが
それができていなかったとき
死を前提とした再生のための手術を
実施しなければならない
外科的処置をとることができなければ
官僚機構は次の調整局面まで
またもや温存される
そうでない場合にのみ
破産と言う名の仮死状態を経て
蘇生するその時を迎えるときまで
暫時基礎代謝の状態を続けることになる
産みの苦しみを体験してこそ
過ちのもつ真の意味を知る
EUが債務ショックをどう乗り切るのか
ということが
文明の未来を決定づけるものとなる
望ましい結果は
破局を迎えたその後になってから
遅れてやってくるものなのだ
延命行為というものは
必ずしも善ならず
再生を先送りして
苦しみばかりをただ増やす
病識のない患者は
社会の負担を徒に増やすのみ
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