新型コロナウィルスの唐突な登場
は
死を回避するその代わり
経済を犠牲にしなければならない
という点で
究極の選択
と位置づけられる
地球規模化した市場主義経済は
たちまち活性を失い
失業率を急激に高める
という不可逆的展開
を北米大陸で
真っ先に生み出した
生命の維持
を優先しようとすれば
生産活動を自粛する必要
と遭遇し
避け難い意思決定を
公平に強制される
ウィルスによって
生活の術と糧とを
奪われて
保護を政府に求め
失った収入の補填
を得て安堵した
財政が豊かな国家は即応できるが
そうでない国家は
途方に暮れた
病で亡くならなければ
貧困による死
がいずれにせよ
訪れる
多くの場合ピンチの到来は
チャンスの予告
という意味をもつ
判断を誤らなければ
新境地が
ヒトの行く手に
やがて立ち現れる
その予兆
あらゆる指導体制は
これまでのところ
ことごとく判断を誤りつづけて
ここまできた
止まらない温暖化がそうであり
目指したインフレを
七年以上の時間
をかけていながら
まったく実現していない
アベノミクスもまたそうなのだ
実施した政策が行き詰まり
調整局面に入った
と思われたそのタイミングで
世界中がパンデミックに襲われた
アメリカのローカル通貨に過ぎなかった
ドルを基軸に据えた
ブレトンウッズ体制が
戦後復興を推進していたその時代
固体で使いにくかった石炭
にとって代わった
液体で使いやすい石油が登場し
蒸気機関から内燃機関へと
短期間でエネルギー資源の転換
が起き
航空路線のネットワークが
地球の円周を小さくした
移動するための時間は短縮され
資本効率と時間効率は
同一歩調で改善された
その効率化を進めた変革が
皮肉にもパンデミックの脅威を
加速する効果をも高めてしまい
感染爆発の発生機会を
至る所に生み落とす
ヒトの移動時間は
これにより大きく減り
資本の移動は一瞬
でカタがつく時代となった
この経済拡大
を成り立たせていた局面で
利益を得たアメリカは
繁栄を謳歌する権利を囲い込み
富を奪われた側の国家は
疲弊して貧困の淵へと
突き落とされた
この変化に関わっていたのは
石油代金を決済するための
機軸とされていた
アメリカのドルという名の通貨
を用いて稼ぐことができた
資本を集約する機能をもった
通貨交換を生業
とする新しく登場してきた
国際的規模をもつビジネス形態
石油を必要とする国家は
自国通貨を売って
ドルを購入して決済に備えておく
ことが義務となる
そこで登場したのが
当時ドル資本と呼ばれていた
資本をまとめる能力をもった
組織群
現在では円とユーロを加えた
三極体制で利益を得ている
国際金融資本とよばれている
閨閥の如き出自をもつ
巨大化した組織体
ドルの供給権を
一手に握った彼らが
石油を必要とする
エネルギー消費国の
あまり魅力のない通貨と
交換することに応じなければ
価値の高いドルを入手できない
為替相場で交換が成立しなければ
石油を手に入れることはできない
ドルの通貨価値は
交換を希望する側の通貨が譲歩して
初めて契約が成立する
ドルを供給する側が合意しない限り
決済通貨としてのドルの価値は
一段と高まり
石油消費国の通貨は
一段と低下する
魅力的な通貨を有する先進諸国は
有利な条件で
貴重なドルを易々と手に入れて
産業の育成を加速した
こうして
世界には強いドルと弱いドル
との二種類のドルが併存する
という状況が作り出された
これが国際的な貧富の差
を生みだした南北問題へと発展し
貧しい国家は独裁化しようとして
陳腐化した米軍の旧式兵器
を高価なドルで手に入れた
南側に位置する農業国では
政権を安定化させる目的で
独裁体制の成立を受け容れ
アメリカが強制的に買いとらせた武器で
軍事専横体制を敷き固め
アメリカへ富を移転させながら
自らはより貧しくなる
という経過を
甘んじて受け容れた
70年代にはアフリカ大陸で
植民地から独立した軍事政権が
雨後の筍のように陸続として現れ
地域に定着するという共通の経過
が一様に観察された
ドル資本を通じて
アメリカに利益を積みあけるための
独裁体制が南側で繁茂し
富のアメリカへの移転を進めて
貧困化を加速する
という展開の連鎖が
南北問題を国際間の政治問題
へと高め
国連に対し
未解決課題として突きつけた
高緯度地帯に分布する
温帯の先進諸国
が国際経済を牽引するようになり
低緯度地帯の貧困国群を
その犠牲とすることによって
富を北米大陸に積み上げ
収奪を強化するためのシステムが
その時代に次々と築かれた
旧式の兵器を買わされていた
新興国を支配する権利を得たい
軍事独裁政権の同時多発的勃興は
問題の解決を武力で行う仕組み
を拡大し
独立運動を相互に高める経過を
意図せずに出現させた
貧困はこれにより一段と深まり
それが民族独立運動へと結びつき
人種間の殲滅を謀る運動へと拡大し
淘汰圧力
を無意味に高めつづけさせる
展開へと一様に陥った
71年夏のドルショックは
通貨に付属するその価値を
裏付けるという
役割を金が果たしていたのだったが
そのとき機能をたちまち失い
金本位制から離脱したアメリカ
に従うことしかできなくなった
ドルの通貨価値を保障する担保を
金という現物資産ではなく
相互間の与信行為
という抽象的な価値へと
一日で転向させたことになる
これによりドルの発行権は
急激に強化され
市場を通じて際限なく膨張させ
ドルの供給権を
恣(ホシイママ)に拡大してきた
後の国際金融資本を世に定着させた
当時ドル資本と呼ばれた勢力に
莫大な利益を提供するための
絶好の機会となったのが
このドルショックだったといってよい
担保がなくても信用で
ドルの発行が
アメリカに制限なく
できるようになったことから
さまざま経済行為を可能にする
デリバティブと呼ばれる
攻撃的な取引があまた一斉に誕生し
金融システムと資本システムとを
急速に膨張させる結果となった
欧州統合で共通通貨となった
ユーロが為替市場に加わったとき
ドル資本は国際金融資本へと
その名を変えた
扱う通貨の種類がひとつ増え
国際金融資本が関与する機会を増やし
獲得可能となった利潤の規模も
底知れない程の巨額となり
国際経済を発展成長させる
動因となって作用した
だが2008年のリーマンショックで
ドルを基軸としていた
信用経済は与信能力を一夜で失い
安定していた国際経済は
崩壊寸前の危機
へと突き落とされた
G20が急遽発足して
ことなきを得たのだったが
ドル資産を積みあげていた
大いに潤っていた中国共産党政府が
中心となってドル経済圏の崩壊
を未然に防ぎ
金融システムを保護したことで
地球規模化していた市場経済システムは
首の皮一枚で
かろうじて繋がった
という経緯が記録に残る
中国がその直前までに
ドル資産の大保有国になっていた
というその経過の是非
については
改めて記す機会がある
その中国発の極微な存在である
コロナウィルスの発生
が巨大な規模に達したドル経済圏
を成り立たせている
極大化したグローバル市場経済システムに
強い淘汰圧力をいままさにかけている
という皮肉な展開に
経済問題をいずれ総括する
ときのためのヒント
が埋もれている
石油がなければ文明の進歩はなく
ドルがなければ
市場経済の発達はなかった
ドルを操る組織体となった
国際金融資本の暗躍がなければ
1:99の対比で説明される
貧富の差の拡大
がここまで広がるようなことには
なっていなかったのもまた事実
石油の大量消費が温暖化を生み育て
気候変動を地表へと呼び込んだ
その対策となる温暖化防止運動は
未だに有効性を立証
することができておらず
原因物質と措定されたCO2
の大気中濃度を
着実に高めさせている
この止まらない温暖化を生んだ
のも
指導体制が打ち揃って陥った
判断の錯誤に起因して
引き起こされたことなのだ
事実関係を繋ぎ合わせ
時系列で並び変えると
見えていなかった何か
ある大きな力が作用して
現在に
関わっている
ことを示す証拠の断片
を拾いあげることができるだろう
変化の前には
それを生みだしたなりゆき
となる何か
所与の条件が
予め
そこに置かれていたりすることが
ある
経済を成り立たせている既存の枠組み
は
変わるべき時を迎えたとき
医療崩壊を現実化させ
経済崩壊へと繋げ
文明崩壊となる地点を目指し
ゆっくりと進んでいる
ということが
うっすらと見えてくる
ナノレベルの極微存在に過ぎない
コロナウィルスの唐突な登場
が
地球規模の巨大な経済システムを
一瞬で停止するよう追い詰めた
有用だったものはいつしか長物と化し
役割を終えて消え去り
最終的に忘れ去られる
無常とは
このような
儚さのこと
一切は消滅するサダメ
だが
エネルギーだけは
不滅のまま
エネルギー保存則がその証明
空間次元を成り立たせているのは
上位概念である
エネルギーがつくりだす
未知の次元
そこに時空間が包摂され
知られていなかった六つの新次元を加え
全体で10+(1)となる最終次元
が成り立っている
宇宙の全容はこのようなもの
ダークエネルギーもそこに含まれる
生命は魂でできていて
たましひはエネルギーから作られる
エネルギーが不滅である以上
生命エネルギーもまた同じ
肉体は滅んでも
生命エネルギーは消滅しない
これが輪廻転生を成り立たせ
生まれ変わることを
延々と繰り返す
生命エネルギーが不滅である以上
死を恐れる理由はない
与えらえた使命
を肉体が果たしたとき
すべての生命は
物質のある空間次元から
カタチのないエネルギー次元へと
凱旋するために召喚され
迎え入れられる
そして
あらためて肉体を手に入れる目的で
父母のもとへと授けられ
旅を始めようとして産声をあげ
再び目的を果たして凱旋する
という輪廻を繰り返す
時に備えて人生を全うし
再び誕生することを
何度となく
繰り返す
時空間というこの反応場で
役割を果たし終えたとき
空間次元をでて
本来の場所
である
エネルギーの次元へと
凱旋することを繰り返す
モノの流れやコトの経緯に基づけば
体験によって得た知見が
隠されている真実の相
に気付かせるための現象界が
実相界の下位次元となっている
彼岸と此岸はこのように
指呼の間
科学と超科学は
そこで交わり融合して合致する
医療崩壊は経済崩壊へと至り
経済崩壊は体制崩壊へと至る
三次元の現象界は
十次元の実相界と並立しており
十一次元へとやがて遷移して
完結する
ヒトの死は
魂の再生であり
誕生を寿ぎ
転生を祝うための
もの
悲しむべきものでは
決してない
【メメント モリ】
は
死を回避するその代わり
経済を犠牲にしなければならない
という点で
究極の選択
と位置づけられる
地球規模化した市場主義経済は
たちまち活性を失い
失業率を急激に高める
という不可逆的展開
を北米大陸で
真っ先に生み出した
生命の維持
を優先しようとすれば
生産活動を自粛する必要
と遭遇し
避け難い意思決定を
公平に強制される
ウィルスによって
生活の術と糧とを
奪われて
保護を政府に求め
失った収入の補填
を得て安堵した
財政が豊かな国家は即応できるが
そうでない国家は
途方に暮れた
病で亡くならなければ
貧困による死
がいずれにせよ
訪れる
多くの場合ピンチの到来は
チャンスの予告
という意味をもつ
判断を誤らなければ
新境地が
ヒトの行く手に
やがて立ち現れる
その予兆
あらゆる指導体制は
これまでのところ
ことごとく判断を誤りつづけて
ここまできた
止まらない温暖化がそうであり
目指したインフレを
七年以上の時間
をかけていながら
まったく実現していない
アベノミクスもまたそうなのだ
実施した政策が行き詰まり
調整局面に入った
と思われたそのタイミングで
世界中がパンデミックに襲われた
アメリカのローカル通貨に過ぎなかった
ドルを基軸に据えた
ブレトンウッズ体制が
戦後復興を推進していたその時代
固体で使いにくかった石炭
にとって代わった
液体で使いやすい石油が登場し
蒸気機関から内燃機関へと
短期間でエネルギー資源の転換
が起き
航空路線のネットワークが
地球の円周を小さくした
移動するための時間は短縮され
資本効率と時間効率は
同一歩調で改善された
その効率化を進めた変革が
皮肉にもパンデミックの脅威を
加速する効果をも高めてしまい
感染爆発の発生機会を
至る所に生み落とす
ヒトの移動時間は
これにより大きく減り
資本の移動は一瞬
でカタがつく時代となった
この経済拡大
を成り立たせていた局面で
利益を得たアメリカは
繁栄を謳歌する権利を囲い込み
富を奪われた側の国家は
疲弊して貧困の淵へと
突き落とされた
この変化に関わっていたのは
石油代金を決済するための
機軸とされていた
アメリカのドルという名の通貨
を用いて稼ぐことができた
資本を集約する機能をもった
通貨交換を生業
とする新しく登場してきた
国際的規模をもつビジネス形態
石油を必要とする国家は
自国通貨を売って
ドルを購入して決済に備えておく
ことが義務となる
そこで登場したのが
当時ドル資本と呼ばれていた
資本をまとめる能力をもった
組織群
現在では円とユーロを加えた
三極体制で利益を得ている
国際金融資本とよばれている
閨閥の如き出自をもつ
巨大化した組織体
ドルの供給権を
一手に握った彼らが
石油を必要とする
エネルギー消費国の
あまり魅力のない通貨と
交換することに応じなければ
価値の高いドルを入手できない
為替相場で交換が成立しなければ
石油を手に入れることはできない
ドルの通貨価値は
交換を希望する側の通貨が譲歩して
初めて契約が成立する
ドルを供給する側が合意しない限り
決済通貨としてのドルの価値は
一段と高まり
石油消費国の通貨は
一段と低下する
魅力的な通貨を有する先進諸国は
有利な条件で
貴重なドルを易々と手に入れて
産業の育成を加速した
こうして
世界には強いドルと弱いドル
との二種類のドルが併存する
という状況が作り出された
これが国際的な貧富の差
を生みだした南北問題へと発展し
貧しい国家は独裁化しようとして
陳腐化した米軍の旧式兵器
を高価なドルで手に入れた
南側に位置する農業国では
政権を安定化させる目的で
独裁体制の成立を受け容れ
アメリカが強制的に買いとらせた武器で
軍事専横体制を敷き固め
アメリカへ富を移転させながら
自らはより貧しくなる
という経過を
甘んじて受け容れた
70年代にはアフリカ大陸で
植民地から独立した軍事政権が
雨後の筍のように陸続として現れ
地域に定着するという共通の経過
が一様に観察された
ドル資本を通じて
アメリカに利益を積みあけるための
独裁体制が南側で繁茂し
富のアメリカへの移転を進めて
貧困化を加速する
という展開の連鎖が
南北問題を国際間の政治問題
へと高め
国連に対し
未解決課題として突きつけた
高緯度地帯に分布する
温帯の先進諸国
が国際経済を牽引するようになり
低緯度地帯の貧困国群を
その犠牲とすることによって
富を北米大陸に積み上げ
収奪を強化するためのシステムが
その時代に次々と築かれた
旧式の兵器を買わされていた
新興国を支配する権利を得たい
軍事独裁政権の同時多発的勃興は
問題の解決を武力で行う仕組み
を拡大し
独立運動を相互に高める経過を
意図せずに出現させた
貧困はこれにより一段と深まり
それが民族独立運動へと結びつき
人種間の殲滅を謀る運動へと拡大し
淘汰圧力
を無意味に高めつづけさせる
展開へと一様に陥った
71年夏のドルショックは
通貨に付属するその価値を
裏付けるという
役割を金が果たしていたのだったが
そのとき機能をたちまち失い
金本位制から離脱したアメリカ
に従うことしかできなくなった
ドルの通貨価値を保障する担保を
金という現物資産ではなく
相互間の与信行為
という抽象的な価値へと
一日で転向させたことになる
これによりドルの発行権は
急激に強化され
市場を通じて際限なく膨張させ
ドルの供給権を
恣(ホシイママ)に拡大してきた
後の国際金融資本を世に定着させた
当時ドル資本と呼ばれた勢力に
莫大な利益を提供するための
絶好の機会となったのが
このドルショックだったといってよい
担保がなくても信用で
ドルの発行が
アメリカに制限なく
できるようになったことから
さまざま経済行為を可能にする
デリバティブと呼ばれる
攻撃的な取引があまた一斉に誕生し
金融システムと資本システムとを
急速に膨張させる結果となった
欧州統合で共通通貨となった
ユーロが為替市場に加わったとき
ドル資本は国際金融資本へと
その名を変えた
扱う通貨の種類がひとつ増え
国際金融資本が関与する機会を増やし
獲得可能となった利潤の規模も
底知れない程の巨額となり
国際経済を発展成長させる
動因となって作用した
だが2008年のリーマンショックで
ドルを基軸としていた
信用経済は与信能力を一夜で失い
安定していた国際経済は
崩壊寸前の危機
へと突き落とされた
G20が急遽発足して
ことなきを得たのだったが
ドル資産を積みあげていた
大いに潤っていた中国共産党政府が
中心となってドル経済圏の崩壊
を未然に防ぎ
金融システムを保護したことで
地球規模化していた市場経済システムは
首の皮一枚で
かろうじて繋がった
という経緯が記録に残る
中国がその直前までに
ドル資産の大保有国になっていた
というその経過の是非
については
改めて記す機会がある
その中国発の極微な存在である
コロナウィルスの発生
が巨大な規模に達したドル経済圏
を成り立たせている
極大化したグローバル市場経済システムに
強い淘汰圧力をいままさにかけている
という皮肉な展開に
経済問題をいずれ総括する
ときのためのヒント
が埋もれている
石油がなければ文明の進歩はなく
ドルがなければ
市場経済の発達はなかった
ドルを操る組織体となった
国際金融資本の暗躍がなければ
1:99の対比で説明される
貧富の差の拡大
がここまで広がるようなことには
なっていなかったのもまた事実
石油の大量消費が温暖化を生み育て
気候変動を地表へと呼び込んだ
その対策となる温暖化防止運動は
未だに有効性を立証
することができておらず
原因物質と措定されたCO2
の大気中濃度を
着実に高めさせている
この止まらない温暖化を生んだ
のも
指導体制が打ち揃って陥った
判断の錯誤に起因して
引き起こされたことなのだ
事実関係を繋ぎ合わせ
時系列で並び変えると
見えていなかった何か
ある大きな力が作用して
現在に
関わっている
ことを示す証拠の断片
を拾いあげることができるだろう
変化の前には
それを生みだしたなりゆき
となる何か
所与の条件が
予め
そこに置かれていたりすることが
ある
経済を成り立たせている既存の枠組み
は
変わるべき時を迎えたとき
医療崩壊を現実化させ
経済崩壊へと繋げ
文明崩壊となる地点を目指し
ゆっくりと進んでいる
ということが
うっすらと見えてくる
ナノレベルの極微存在に過ぎない
コロナウィルスの唐突な登場
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地球規模の巨大な経済システムを
一瞬で停止するよう追い詰めた
有用だったものはいつしか長物と化し
役割を終えて消え去り
最終的に忘れ去られる
無常とは
このような
儚さのこと
一切は消滅するサダメ
だが
エネルギーだけは
不滅のまま
エネルギー保存則がその証明
空間次元を成り立たせているのは
上位概念である
エネルギーがつくりだす
未知の次元
そこに時空間が包摂され
知られていなかった六つの新次元を加え
全体で10+(1)となる最終次元
が成り立っている
宇宙の全容はこのようなもの
ダークエネルギーもそこに含まれる
生命は魂でできていて
たましひはエネルギーから作られる
エネルギーが不滅である以上
生命エネルギーもまた同じ
肉体は滅んでも
生命エネルギーは消滅しない
これが輪廻転生を成り立たせ
生まれ変わることを
延々と繰り返す
生命エネルギーが不滅である以上
死を恐れる理由はない
与えらえた使命
を肉体が果たしたとき
すべての生命は
物質のある空間次元から
カタチのないエネルギー次元へと
凱旋するために召喚され
迎え入れられる
そして
あらためて肉体を手に入れる目的で
父母のもとへと授けられ
旅を始めようとして産声をあげ
再び目的を果たして凱旋する
という輪廻を繰り返す
時に備えて人生を全うし
再び誕生することを
何度となく
繰り返す
時空間というこの反応場で
役割を果たし終えたとき
空間次元をでて
本来の場所
である
エネルギーの次元へと
凱旋することを繰り返す
モノの流れやコトの経緯に基づけば
体験によって得た知見が
隠されている真実の相
に気付かせるための現象界が
実相界の下位次元となっている
彼岸と此岸はこのように
指呼の間
科学と超科学は
そこで交わり融合して合致する
医療崩壊は経済崩壊へと至り
経済崩壊は体制崩壊へと至る
三次元の現象界は
十次元の実相界と並立しており
十一次元へとやがて遷移して
完結する
ヒトの死は
魂の再生であり
誕生を寿ぎ
転生を祝うための
もの
悲しむべきものでは
決してない
【メメント モリ】