防衛能力の不在を
攻撃能力を誇示することで
補う
というのが北朝鮮の常套手段
かの国の
戦闘継続能力が高い
といえる筈もなく
電力不足と燃料不足とが重なって
米軍が最接近しつつある
という事態の急変をさえ
探知することなく見過ごし
何の対応もとることが
できなかった
という粗末な経過が
つい最近の事例
として記録されたほど
それは明白
プーチンが開陳した如き
北朝鮮による核兵器の所有
が間違いのない事実であるのなら
地下核実験を繰り返す必要は
固よりなく
その最初の実験規模に至っては
極めて小さなもの
であるに過ぎなかった
早逝した
北の二代目領袖
金正日の時代に
核兵器を既に所有していた
というロシアによる
後出しのリーク情報は
臆病者を立ち竦ませる
という一時的効果はあったにせよ
情報の信憑性を疑わせる
ものでしか既になかった
核開発後の兵器化
が当時既に完了していたのだとしたら
極めて小規模な地下核実験を
六か国協議の開催期間中に
敢えて実施する必要など
そもそもなかった
北朝鮮の潜在戦闘能力は
対人口比からみても
極めて低い
だからこそ
核武装を急ごうとすることで
アメリカに一目置かせることができる
と一人勝手に合点した
とするのが妥当な理解というものだ
空砲に過ぎないミサイルを多数打ち上げて
悦に入るその姿は
臆病者の正体
を露わにしてみせただけだった
日本の指導者とアメリカの指導者も
打ち揃って臆病者であった
ということが
ロケットマンという呼称を
三代目へと奉る経過を生んだ
弾頭内部が空虚なミサイルなど
打ち上げ花火の領域を
一歩もでない
意味のない遊びに過ぎない
核実験と並行して
別途ミサイルを打ち上げることで
その他の臆病者たちの脳内反応で
勝手に結びつけさせることにより
危機を演出し
それに伴うその後の有事
をも連想させるよう巧みに誘導し
核を搭載したミサイルで
放射能と高熱による攻撃が
あたかもすぐさま起こり得る
かのように思い込ませた
大気圏内核実験を実行したら
地球全域に放射性降下物が舞い落ちる
その経験が
地下核実験へとシフトさせる経過を導いた
今では地下核実験さえ
規制の対象とされるようになっている
攻撃能力の誇示は
防衛能力の欠如を示す
北が先に戦端を開く
などということは
到底考えられないことである
北が核開発を完了していないことを
国連の場で
当事国の外務相みずからが
開発の直前の状態にある
といみじくも自らそう語っていた
事実が記録として残された
威圧するつもりで使ったようだが
核の開発が未だ完了していない
というそれは明瞭なメッセージ
ともなったことだった
その後半島の北側の
地下核実験場とされた周辺で
水爆実験が行われた
とされる地域に於いて
山塊の自然崩落が
二度に亘って続けて起き
それが地下核実験の実施を
当分の間
不可能にした
新規に坑道を掘って
地下核実験を実施するには
相応の時間が必要となるからだ
本来なら
地下核実験をエスカレートさせていくべき
その絶好の機会に
言葉による攻撃しかできなくなった
ということが
ミサイルの発射実験に
インターバルを挿入し
沙汰止みとなったその状況下で
時間だけがただ過ぎ去る
という展開へとシフトした
四面楚歌となった北朝鮮に残された
選択肢
はとても少ない
ミサイルを手前勝手に空へと放てば
世界中からの締め付けが一層強化され
打つ手がない状況のまま
突破口となる部分
を模索することしかできない
という展開をその後一貫して
連ねる破目へと陥ることになる
アメリカが行っている情報分析で
核兵器による反撃がない
事を確信すれば
周到に北を攻撃するための準備
がその勢いを増す
この好機を逃がせば
核兵器の保有が現実のものとなり
その段階で有効解の総てが
無効化する
中国はドル経済圏の枠組に収まっており
そこから離脱する道は選べない
ロシアは独自の立ち位置を堅持することで
戦後の復興を有利に進める肚積もり
であるらしいことが
この一連の経過から
容易に見て取れる
韓国と日本はアメリカを諌める能力がなく
対米依存から抜け出す意欲すら
夙に失って既に久しい
大量破壊兵器の実戦配備
という情報を
イラクで捏造したアメリカは
大量破壊兵器の開発を急ぐ北朝鮮から
核の脅威を取り除くことで
既知の核保有国群がもつようになった
優越性の拡大を制圧し
核兵器による攻撃の脅威を減らす目的で
偽りの情報であることを承知の上で
集中的攻撃を実施するタイミング
を見計らっている様子を
意図的に晒している
核分裂反応を起動させるためには
臨界条件を満たすための
一定のプロセスが必要であり
ミサイルを高空で撃ち落としたとしても
その行為が大気圏内で
核反応を誘起する
という結果には結びつかない
イラク戦争がそうであったように
大量破壊兵器の実戦配備
を理由とする米軍の侵攻作戦を
北朝鮮へ向けて再度実行するその機会は
現状で極めて近づいたように見受けられる
短期決戦に終わることは
既にして明白であったことから
北朝鮮が陽動作戦を強化する前に
アメリカが半島への侵攻を急ぐ
その可能性は十分に高い
それがこれから
イランが辿るであろう
その姿勢にも
強い影響を及ぼす一石となる
臆病な指導者同士が
相争っているその間に
漁夫の利を得るのは
一体どこの国になるのだろうか
とかく馬鹿者という手合いは
行くところまでいかないと
鉾を納めることが
要するにできないものなのだ
勝手にやらせておく
ということしか
ほかに
打つべき良質な手など
何一つ存在しない
攻撃能力を誇示することで
補う
というのが北朝鮮の常套手段
かの国の
戦闘継続能力が高い
といえる筈もなく
電力不足と燃料不足とが重なって
米軍が最接近しつつある
という事態の急変をさえ
探知することなく見過ごし
何の対応もとることが
できなかった
という粗末な経過が
つい最近の事例
として記録されたほど
それは明白
プーチンが開陳した如き
北朝鮮による核兵器の所有
が間違いのない事実であるのなら
地下核実験を繰り返す必要は
固よりなく
その最初の実験規模に至っては
極めて小さなもの
であるに過ぎなかった
早逝した
北の二代目領袖
金正日の時代に
核兵器を既に所有していた
というロシアによる
後出しのリーク情報は
臆病者を立ち竦ませる
という一時的効果はあったにせよ
情報の信憑性を疑わせる
ものでしか既になかった
核開発後の兵器化
が当時既に完了していたのだとしたら
極めて小規模な地下核実験を
六か国協議の開催期間中に
敢えて実施する必要など
そもそもなかった
北朝鮮の潜在戦闘能力は
対人口比からみても
極めて低い
だからこそ
核武装を急ごうとすることで
アメリカに一目置かせることができる
と一人勝手に合点した
とするのが妥当な理解というものだ
空砲に過ぎないミサイルを多数打ち上げて
悦に入るその姿は
臆病者の正体
を露わにしてみせただけだった
日本の指導者とアメリカの指導者も
打ち揃って臆病者であった
ということが
ロケットマンという呼称を
三代目へと奉る経過を生んだ
弾頭内部が空虚なミサイルなど
打ち上げ花火の領域を
一歩もでない
意味のない遊びに過ぎない
核実験と並行して
別途ミサイルを打ち上げることで
その他の臆病者たちの脳内反応で
勝手に結びつけさせることにより
危機を演出し
それに伴うその後の有事
をも連想させるよう巧みに誘導し
核を搭載したミサイルで
放射能と高熱による攻撃が
あたかもすぐさま起こり得る
かのように思い込ませた
大気圏内核実験を実行したら
地球全域に放射性降下物が舞い落ちる
その経験が
地下核実験へとシフトさせる経過を導いた
今では地下核実験さえ
規制の対象とされるようになっている
攻撃能力の誇示は
防衛能力の欠如を示す
北が先に戦端を開く
などということは
到底考えられないことである
北が核開発を完了していないことを
国連の場で
当事国の外務相みずからが
開発の直前の状態にある
といみじくも自らそう語っていた
事実が記録として残された
威圧するつもりで使ったようだが
核の開発が未だ完了していない
というそれは明瞭なメッセージ
ともなったことだった
その後半島の北側の
地下核実験場とされた周辺で
水爆実験が行われた
とされる地域に於いて
山塊の自然崩落が
二度に亘って続けて起き
それが地下核実験の実施を
当分の間
不可能にした
新規に坑道を掘って
地下核実験を実施するには
相応の時間が必要となるからだ
本来なら
地下核実験をエスカレートさせていくべき
その絶好の機会に
言葉による攻撃しかできなくなった
ということが
ミサイルの発射実験に
インターバルを挿入し
沙汰止みとなったその状況下で
時間だけがただ過ぎ去る
という展開へとシフトした
四面楚歌となった北朝鮮に残された
選択肢
はとても少ない
ミサイルを手前勝手に空へと放てば
世界中からの締め付けが一層強化され
打つ手がない状況のまま
突破口となる部分
を模索することしかできない
という展開をその後一貫して
連ねる破目へと陥ることになる
アメリカが行っている情報分析で
核兵器による反撃がない
事を確信すれば
周到に北を攻撃するための準備
がその勢いを増す
この好機を逃がせば
核兵器の保有が現実のものとなり
その段階で有効解の総てが
無効化する
中国はドル経済圏の枠組に収まっており
そこから離脱する道は選べない
ロシアは独自の立ち位置を堅持することで
戦後の復興を有利に進める肚積もり
であるらしいことが
この一連の経過から
容易に見て取れる
韓国と日本はアメリカを諌める能力がなく
対米依存から抜け出す意欲すら
夙に失って既に久しい
大量破壊兵器の実戦配備
という情報を
イラクで捏造したアメリカは
大量破壊兵器の開発を急ぐ北朝鮮から
核の脅威を取り除くことで
既知の核保有国群がもつようになった
優越性の拡大を制圧し
核兵器による攻撃の脅威を減らす目的で
偽りの情報であることを承知の上で
集中的攻撃を実施するタイミング
を見計らっている様子を
意図的に晒している
核分裂反応を起動させるためには
臨界条件を満たすための
一定のプロセスが必要であり
ミサイルを高空で撃ち落としたとしても
その行為が大気圏内で
核反応を誘起する
という結果には結びつかない
イラク戦争がそうであったように
大量破壊兵器の実戦配備
を理由とする米軍の侵攻作戦を
北朝鮮へ向けて再度実行するその機会は
現状で極めて近づいたように見受けられる
短期決戦に終わることは
既にして明白であったことから
北朝鮮が陽動作戦を強化する前に
アメリカが半島への侵攻を急ぐ
その可能性は十分に高い
それがこれから
イランが辿るであろう
その姿勢にも
強い影響を及ぼす一石となる
臆病な指導者同士が
相争っているその間に
漁夫の利を得るのは
一体どこの国になるのだろうか
とかく馬鹿者という手合いは
行くところまでいかないと
鉾を納めることが
要するにできないものなのだ
勝手にやらせておく
ということしか
ほかに
打つべき良質な手など
何一つ存在しない