信仰を糧とする宗教者は
真実に近づくことが
いま以て
できない
宗教の教えは
解釈
で差をつけてきたその歴史的な行為
を連ねた時間の厚み
によって
宗派に固有の特性
を独自の解釈を施した色づけで
違いを際立たせなければならなくなっただけでなく
多くの宗派が乱立
共存する事態を
自らの手で現実へと引き寄せた
現在では
破戒活動を正当化する
イスラム国を標榜する
凶悪な一派
さえ生み出したほど
粗野な経過が残された
解釈を必要とするものの一切は
要するに
真理
ではない
ユニバーサル・コンスタント
というものは
説明する必要がないほど
一義的に
よく証明されているもの
に限られる
それは物理法則として
夙に定着しているように
説明抜き
で
単独に成り立っている
という点で普遍性を持ち
真実と見做してよい
というのが社会通念になっている
宗教にはオシエ
即ち
教義が不可欠なものとなっており
その解釈を巡って
分裂と再生を
果てしなく繰り返すことにより
抽象概念を練り上げて
圭角のない姿へと替え
崇拝する対象として視覚化し
一目でわかる具象的存在
を産み落とし
現在へとつなげてきた
このところ俄かに喧しくなった
憲法解釈がまさにそうであるように
主張する側の己の利益
が行動規範の大前提となっており
正当性を強調しようとする余り
その意識が
高ければ高いほど
排他性の関与を
容易なものにしている
という特徴が共通にみられる
この人の思いを操るための利益誘導
という手段のもつ形態が
歴史的に
宗教の乱立を成り立たせ
宗派による違い
をそれぞれに際立たせてきた
教義を有する宗教のすべては
特定の解釈の前に於いて
奴隷と化す
定めにある
隷属するその姿勢というものが
破壊活動の目的に利用されたとき
宗教の果たしてきた役割
は
咎を負い
生命を毀損する行為を
宗教に正当化させる
外来種の宗教は
おしなべて
解釈の違い
を強調することによって
これまで
ひとの意識に
みえない影響を強く与えてきた
固有の信者の数
を増やすことに努め
これまでのところ
成功してきた
かのように見える
解釈しなければ違いを説明できない
のが既存の宗教
すべて
であったということが
信者の数を一定のレベルに
一貫して押しとどめさせている
何であれ
真理を反映したものであるのなら
信じる者の数が飽和する
などということは
およそ考えられないことである
普遍性の欠如
に注目すれば
宗教の限界は
自ずから明か
信仰は宗教ではなく
個と宇宙
とが関わりをもつための
手段
宗教が真理を反映した
正しい教え
で成り立っているものであるのなら
帰依する者の数が
限界に達してしまうことなど
ある筈がない
宗教活動のこれまでの在り方
というものが
信者の数に
自ら制限を与えていた
単にそれだけのこと
だったのだが
その事実を
当事者の総ては
未だに
し ら な い
やっていることと言えば
おなじことの連綿たる繰り返し
のみ
フィードバックによる学習効果
など取り入れられる筈もなく
未だに
弱小教団に甘んじているその姿が
共通に見受けられる
規模を見れば
普遍性の広がりに
限界のあることが
わかる
教えによって人を導く
という体裁に拘らない
自由な信仰の在り方
を日ノ本の民
は古来より
守り続けてきた
森羅万象の悉くに神性を見出す
神道の姿勢はいかにも平易であり
オシエを前提とする外来種の宗教のように
聖職者を権威者
として高圧的に振る舞わせる
ようなことは
ない
という点で
それ以外の立場の信仰姿勢
とは
大いに異なっている
日本に固有の信仰姿勢
である神道には
教えという概念がそもそも存在せず
そこら中にいる神々を
ただ単に敬う
という文化を
生活の場で
慈しみ
育んできた
嘗て隆盛を極めた宗教であった
ゾロアスター教が
いつの間にかイスラム世界に席巻され
新興勢力となったモスレムからの攻撃
を受ける対象とされた
とする現実が残された
教義を有する宗教の総ては
解釈を必要としない
平易な信仰であり続けてきた
日本古来の信仰である
神道
との差が
いつかどこかで
決定的
なものとなるような気がして
ならない
月の引力が大潮の原因となっている
その理由が距離の二乗に反比例する
という逆二乗則の働きであるのと同様に
エネルギーは
物質のもつ質量に
光速度を二乗した積の値
に等しい
と喝破したアインシュタイン
が導いた法則として有名な式
E=MC2が
核分裂で極めて強い解放エネルギーを
その場で産み落とす
という原爆投下が証明したその事実には
解釈を加える余地など
まったくない
宇宙にはこのような真理が
予め
無数に埋め込まれている
その中の一つを見出したのが
万有引力に気づいたニュートンだったのであり
或は電磁誘導の法則を特定したファラデー
そしてアンペールの法則として知られる
電流の進行方向に対して
磁場が時計回りに展開している
という自然法則に関わる
多くの知見が
科学革命を導いてきた
ビッグバンの段階で
これら法則の一切は
宇宙空間に
一瞬にして
与えられていた
文明がそれに気づいたとき
真理の発見が
歴史に記録されることとなったのである
真理を見出した誰かが
地表に現れた時
それは法則として認められ
真理とは何か
という事実を伝える材料
とされてきた
あらゆる発明や発見というものは
何のことはない
宇宙空間に予め散りばめられていた
ものばかり
真理を見出した者が
法則の発見者として
その名を歴史へと残すこととなった
一切はビッグバンを許可した
特定することのできない造物主
俗にサムシンググレート
と呼ばれている何か
の所与の賜物であるに過ぎない
宗教の解釈には
要するに
真理の関与が見られない
誰にも証明できない事柄を
事実として
まことしやかに権威者が
断定的に
教え伝えてきた
過去が歴史を構成する因子
の一つとなっている
解釈というものの表現の在り方は
いみじくもその事実を
自らの存在によって
当初から
証し立てていたのである
宗教者が自然法則を見出した
とする事例は
何一つ確認することが
できない
真理は数式に現れる
解釈で差別化した積もりになっていた宗教が
増長した挙句の果てに
破戒活動を正当化する
道
を自発的に選び取るよう
恣意性を強めた勢力が
道を踏み誤ったことが
平穏な社会に強い淘汰圧を
いま懸けている
真実ではないという事実こそが
解釈する余地を宗教へと残した
ということができるだろう
一連の経過は
起きるべきして起きたもの
謂わば必然の帰結
それ以外のなにものでも
ない
信仰の対象とされてきた
神と合一した存在
に備わるようになった権威性は
国民の恭順化を容易ならしめて
時として
為政者に道を誤らせることがある
八百万の神を畏れ敬いながら
謙虚に暮らす日本の文化に
いつしか権威主義が根付くようになり
次第に蔓延るようになったのは
仏教が日本へと伝来した
まさにその頃以降のことだった
神仏混淆の文化が
この国の優れた国民性を育み
主語を省く能力を備えた言語を
この国の文化へと定着させた
大政奉還に伴って
国家神道が廃仏毀釈を導き
権威としての仏教は
その役割を一旦終えた
だが
その直後
仏教に代わって軍事政権が
天皇制の隙に乗じて
国民を戦争へと駆り立てて
最終的に
アインシュタインの公式による
エネルギー解放を急がせた
ヒロシマとナガサキ
で大量の命が奪われることになったのは
歴史の必然とすべき経過であった
いま
イスラム教が権威主義の度合い
を一層強め
身勝手な解釈を乱立させ
それが生じさせた混乱
をリセットしようとして
原理運動へと回帰し
反動勢力に破壊活動を正当化させる
行為を合理
とする余地
を与える結果を生んだ
解釈に依存するどのようなオシエであっても
生き残ることは
要するにできない
まさしく諸行は無常
なのである
日ノ本の民が権威主義の呪縛から
解放されるようになったとき
自然法則に基づいた
健全な判断が
この国を世界に先駆けて
救うことを許すだろう
その時役に立つのは
知性であって
知識では
ない
智慧というのは
それのこと
真実に近づくことが
いま以て
できない
宗教の教えは
解釈
で差をつけてきたその歴史的な行為
を連ねた時間の厚み
によって
宗派に固有の特性
を独自の解釈を施した色づけで
違いを際立たせなければならなくなっただけでなく
多くの宗派が乱立
共存する事態を
自らの手で現実へと引き寄せた
現在では
破戒活動を正当化する
イスラム国を標榜する
凶悪な一派
さえ生み出したほど
粗野な経過が残された
解釈を必要とするものの一切は
要するに
真理
ではない
ユニバーサル・コンスタント
というものは
説明する必要がないほど
一義的に
よく証明されているもの
に限られる
それは物理法則として
夙に定着しているように
説明抜き
で
単独に成り立っている
という点で普遍性を持ち
真実と見做してよい
というのが社会通念になっている
宗教にはオシエ
即ち
教義が不可欠なものとなっており
その解釈を巡って
分裂と再生を
果てしなく繰り返すことにより
抽象概念を練り上げて
圭角のない姿へと替え
崇拝する対象として視覚化し
一目でわかる具象的存在
を産み落とし
現在へとつなげてきた
このところ俄かに喧しくなった
憲法解釈がまさにそうであるように
主張する側の己の利益
が行動規範の大前提となっており
正当性を強調しようとする余り
その意識が
高ければ高いほど
排他性の関与を
容易なものにしている
という特徴が共通にみられる
この人の思いを操るための利益誘導
という手段のもつ形態が
歴史的に
宗教の乱立を成り立たせ
宗派による違い
をそれぞれに際立たせてきた
教義を有する宗教のすべては
特定の解釈の前に於いて
奴隷と化す
定めにある
隷属するその姿勢というものが
破壊活動の目的に利用されたとき
宗教の果たしてきた役割
は
咎を負い
生命を毀損する行為を
宗教に正当化させる
外来種の宗教は
おしなべて
解釈の違い
を強調することによって
これまで
ひとの意識に
みえない影響を強く与えてきた
固有の信者の数
を増やすことに努め
これまでのところ
成功してきた
かのように見える
解釈しなければ違いを説明できない
のが既存の宗教
すべて
であったということが
信者の数を一定のレベルに
一貫して押しとどめさせている
何であれ
真理を反映したものであるのなら
信じる者の数が飽和する
などということは
およそ考えられないことである
普遍性の欠如
に注目すれば
宗教の限界は
自ずから明か
信仰は宗教ではなく
個と宇宙
とが関わりをもつための
手段
宗教が真理を反映した
正しい教え
で成り立っているものであるのなら
帰依する者の数が
限界に達してしまうことなど
ある筈がない
宗教活動のこれまでの在り方
というものが
信者の数に
自ら制限を与えていた
単にそれだけのこと
だったのだが
その事実を
当事者の総ては
未だに
し ら な い
やっていることと言えば
おなじことの連綿たる繰り返し
のみ
フィードバックによる学習効果
など取り入れられる筈もなく
未だに
弱小教団に甘んじているその姿が
共通に見受けられる
規模を見れば
普遍性の広がりに
限界のあることが
わかる
教えによって人を導く
という体裁に拘らない
自由な信仰の在り方
を日ノ本の民
は古来より
守り続けてきた
森羅万象の悉くに神性を見出す
神道の姿勢はいかにも平易であり
オシエを前提とする外来種の宗教のように
聖職者を権威者
として高圧的に振る舞わせる
ようなことは
ない
という点で
それ以外の立場の信仰姿勢
とは
大いに異なっている
日本に固有の信仰姿勢
である神道には
教えという概念がそもそも存在せず
そこら中にいる神々を
ただ単に敬う
という文化を
生活の場で
慈しみ
育んできた
嘗て隆盛を極めた宗教であった
ゾロアスター教が
いつの間にかイスラム世界に席巻され
新興勢力となったモスレムからの攻撃
を受ける対象とされた
とする現実が残された
教義を有する宗教の総ては
解釈を必要としない
平易な信仰であり続けてきた
日本古来の信仰である
神道
との差が
いつかどこかで
決定的
なものとなるような気がして
ならない
月の引力が大潮の原因となっている
その理由が距離の二乗に反比例する
という逆二乗則の働きであるのと同様に
エネルギーは
物質のもつ質量に
光速度を二乗した積の値
に等しい
と喝破したアインシュタイン
が導いた法則として有名な式
E=MC2が
核分裂で極めて強い解放エネルギーを
その場で産み落とす
という原爆投下が証明したその事実には
解釈を加える余地など
まったくない
宇宙にはこのような真理が
予め
無数に埋め込まれている
その中の一つを見出したのが
万有引力に気づいたニュートンだったのであり
或は電磁誘導の法則を特定したファラデー
そしてアンペールの法則として知られる
電流の進行方向に対して
磁場が時計回りに展開している
という自然法則に関わる
多くの知見が
科学革命を導いてきた
ビッグバンの段階で
これら法則の一切は
宇宙空間に
一瞬にして
与えられていた
文明がそれに気づいたとき
真理の発見が
歴史に記録されることとなったのである
真理を見出した誰かが
地表に現れた時
それは法則として認められ
真理とは何か
という事実を伝える材料
とされてきた
あらゆる発明や発見というものは
何のことはない
宇宙空間に予め散りばめられていた
ものばかり
真理を見出した者が
法則の発見者として
その名を歴史へと残すこととなった
一切はビッグバンを許可した
特定することのできない造物主
俗にサムシンググレート
と呼ばれている何か
の所与の賜物であるに過ぎない
宗教の解釈には
要するに
真理の関与が見られない
誰にも証明できない事柄を
事実として
まことしやかに権威者が
断定的に
教え伝えてきた
過去が歴史を構成する因子
の一つとなっている
解釈というものの表現の在り方は
いみじくもその事実を
自らの存在によって
当初から
証し立てていたのである
宗教者が自然法則を見出した
とする事例は
何一つ確認することが
できない
真理は数式に現れる
解釈で差別化した積もりになっていた宗教が
増長した挙句の果てに
破戒活動を正当化する
道
を自発的に選び取るよう
恣意性を強めた勢力が
道を踏み誤ったことが
平穏な社会に強い淘汰圧を
いま懸けている
真実ではないという事実こそが
解釈する余地を宗教へと残した
ということができるだろう
一連の経過は
起きるべきして起きたもの
謂わば必然の帰結
それ以外のなにものでも
ない
信仰の対象とされてきた
神と合一した存在
に備わるようになった権威性は
国民の恭順化を容易ならしめて
時として
為政者に道を誤らせることがある
八百万の神を畏れ敬いながら
謙虚に暮らす日本の文化に
いつしか権威主義が根付くようになり
次第に蔓延るようになったのは
仏教が日本へと伝来した
まさにその頃以降のことだった
神仏混淆の文化が
この国の優れた国民性を育み
主語を省く能力を備えた言語を
この国の文化へと定着させた
大政奉還に伴って
国家神道が廃仏毀釈を導き
権威としての仏教は
その役割を一旦終えた
だが
その直後
仏教に代わって軍事政権が
天皇制の隙に乗じて
国民を戦争へと駆り立てて
最終的に
アインシュタインの公式による
エネルギー解放を急がせた
ヒロシマとナガサキ
で大量の命が奪われることになったのは
歴史の必然とすべき経過であった
いま
イスラム教が権威主義の度合い
を一層強め
身勝手な解釈を乱立させ
それが生じさせた混乱
をリセットしようとして
原理運動へと回帰し
反動勢力に破壊活動を正当化させる
行為を合理
とする余地
を与える結果を生んだ
解釈に依存するどのようなオシエであっても
生き残ることは
要するにできない
まさしく諸行は無常
なのである
日ノ本の民が権威主義の呪縛から
解放されるようになったとき
自然法則に基づいた
健全な判断が
この国を世界に先駆けて
救うことを許すだろう
その時役に立つのは
知性であって
知識では
ない
智慧というのは
それのこと