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こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

休 眠 打 破

2016-03-20 07:10:20 | Weblog
こんなことが

まだ

分からないまま

ただ放置されている


思考力を失ってしまうと

見えて然るべきものの姿かたち

というものが

どうやら

見えなくなってしまうようである


繁栄を続けていた国の政治家が

政策を誤り続けてきたその結果

世界中の市場で

経済成長の持続が困難

という時代を

自覚なしに

導いた


たとえば

温暖化した理由を承知していながら

効果のない諸対策を連ねて

お茶を濁すための時間を設け

貴重な資本を失ってきた

経過の諸事実

から目を反らし

止まらない温暖化

というこの

余りにも粗末で

拙い

現実を見ずに

到底実現する筈のない

巨大な削減幅を設定し

未来のどこかで

誰かが

いつか

解決する方法を発見する

だろう

という根拠のない前提を導入し

二酸化炭の排出量削減の目標値を

闇雲に

ただ

積み上げて満ち足りている

その姿は

まことに愚か


阿呆の典型例が

同時多発する時代となった


二酸化炭素が一向に減ろうとしなかった

というのは

環境対策の全てに

実効が不在だったからである


電力業界は

存立の基盤

である交流の

長距離高圧送電に拘り続けることしかできず

自動車産業は

内燃機関に対する執着を捨てきれず

モーターとエンジンとを併用する

形式を採用し

ハイブリッド方式の移動体を

編み出すに至った


問題の本質が見えていないとき

的を外した無効な対策が

よく

執られる


回転する能力を有するすべてのものは

おしなべて

発電機としての潜在能力が

備わっている


四本のタイヤをもつ一般的な移動体は

最低四系統の独立した電源を

それ自体の内に

慣性エネルギーとして

秘めている

これに動力伝達系を構成する

回転軸の円運動を加えると

五種類以上の電源系が

移動体のすべて

には備わっている

ということになる

このエネルギー資源を死蔵し続けている

その無能な反応そのものが

まことに不可解


自動車業界は

炭素系液体燃料による

熱エネルギー以外の仕組みについて

関心がない


温室効果ガスの増産に

寄与することにしかならない内燃機関

と決別する覚悟が

一向にみられない


貴重な資本を闇雲に使い続けてきたことで

積み上げてきた富を失っていながら

その事実から学ぶことなく

株式市場で不特定多数の投資家に

マネーゲームの結果として

利益を分配することで

経済成長に寄与

していると自負している経営者が

誤った経済政策である

アベノミクスに対する支持を

強化する目的で

意味のない容喙を意図的に行わせるよう仕向け

利益共同体を成り立たせてきた

その事実に国民はまったく関心を示さない


電力業界に於いては

世界中で

交流送電のネットワークを築き上げ

消費者に節電努力を強いていながら

自らは

燃焼炉で燃やすための地下資源

を何一つ減らす努力をしてこなかった


交流電流というものは

本来

周波数

という名の不可欠の成分からできており

これがあるために

デマンドサイドでどれほど電力消費を抑制しても

サプライサイドでは

一切の環境効果が不在となる

という現実が生み出されていた


周波数とは

SとNからなる磁極の違い

によって

発電機のコイルに生じる波の数

正弦波と呼ばれているその波形は

予てからよくおなじみのもの


山型の波

を右へ流れる電流だとすると

谷型の波

はそれとは180度異なる

左側へと向かう電流

を意味する


波の形は位相と呼ばれ

常に一定の状態を

保ちつづけていなければならない

乱れた周波数が生み出す

不安定な位相は

交流電流から

電気エネルギーを取り出せないものにする

これは無効電力という名称で一般化され

交流電流が発明されてからあと

初期の段階で

磁場変化を与える要因として

採用されてきた

50ヘルツの交流は

一秒間に50回

毎分3000回切り替わることで

起電力

を発電機に与えるための措置


位相が揃った複数の波を足し合わせると

その位相の数だけ

電力を整数倍の規模へと

すぐさま

高める効果が引き出せる


太陽光発電で得た電力と

商用電源の電力とを混在させると

位相が合致していれば

相乗効果が得られて

100ボルトの交流電流は

二倍の200ボルトへと直ちに高まる

位相がずれた状態では

電気エネルギーを取り出すことが

そもそもできない


この波の位相を合致させるためには

スタートラインが

正確に

統一されていなければならない


位相をあわせるためには

波の出発点が

特定されている必要があるのだ

同一の周波数を持つ交流電流を発生させる

には

同期を成り立たせている仕組み

の関与が絶対条件なのである


ところが

位相制御に関する技術は

現時点で

確認された方法が

まだ

存在していない


電力会社が太陽光付加金を消費者に求めているのは

そこから環境効果

を何一つ引き出せていなかったからなのだ

そのために発電所で

二酸化炭素を安定的に

吐き出していることが

常に求められていたのである

これが温暖化を止まらないものにした

最大の原因となっている


交流発電機の回転数は

常に一定でなければならない

回転数に増減が現れたとき

それは取りも直さず

周波数の乱れ

となって顕われる

使い物にならない電気を

無駄に量産する別の要因

となっている節電努力が

二酸化炭素の排出削減を

本質的に不可能にした

名目上の温暖化防止対策で

大気中のCO2が減る道理など

ある筈がない

単にそれだけのこと


世界中の知識階級が

交流電流について

無知だった

ということが

止まらない温暖化

を世界中で蔓延させたその理由


業界が束になって

秘密主義を貫いてきた

としても

正しい知識があったのなら

節電や再生可能エネルギーには

どのような環境効果も引き出せない

という事実を知ることは

一瞬で

可能


日本の事例では

国会で

電力消費を減らしたその分だけ

発電所で燃やした地下資源が

一定の割合で減る

とする物理法則に明かに反する

誤った法律

が当時既に制定されており

問題の解決を

国会が自らの手で

阻む行為を正当化する

という愚かな事態が産み落とされていた


これは監督官庁による

確信犯的背信行為

という国民に対する

公の機関からの

明らかな裏切り

と断じて然るべきことだった


この点についても

相変わらず無知なままの指導者層は

実効不在の節電努力や

買い取った太陽光電力の負担を

国民に転嫁することを

堂々と続けさせてきただけでなく

その損失を完全に取り戻す目的で

消費者に全額を負担させようとして

その割合を引き揚げて

一層増やす決定を行った


効果がないことが分かっている

再生可能エネルギーの導入促進のための費用負担を

電力会社は国民へと

このようにして押し付けた

これによる国民が蒙ってきた損失は

国の作為を韜晦する目的と

電力業界の利益の保護

という二つの点で

国民に原告適格を付与する効果

を与えたということができるだろう

消費者が損害賠償請求訴訟

の請求権者となる変化が

国民に当事者能力を持たせた

ということになる経過を

利益共同体の一同が

自らの手で生じさせた


バブル経済崩壊を起点とする

国会の大いなる無能ぶりが

国のこの逼塞した現状を生み出した

その起源


経済対策を悉く誤ったのは

経済認識能力が不在

となっていたその結果

当然の報い

と申すべきもの

国会の不徳は

国民がかばう

というのがものの道理


有効需要を創出する筈の

環境予算の悉くが

こうしてドブに捨てられてきた

国が劣化したのは

あたりまえ

電力業界を保護しようとした経産省の思惑で

節電しても発電量を減らせない

交流送電が通有する課題

を隠蔽しつづけるための

ウソ

を意味する太陽光付加金の国民への転化

こそ

無駄な投資が生んだ

止まらない温暖化

のその根源的証明が

なによりの訴因となり得る


再生可能エネルギーが有効な措置であったなら

太陽光付加金はそもそも不要

地下資源の輸入量がその分減っていなければならず

その輸入量の減少が

二酸化炭素排出量削減の

実効値を証明する

唯一のデータとなっていた

地下資源を輸入するコストが減れば

国民が費用を負担する義務は

ない


環境投資の一切は

有効需要の創出に

何一つ

寄与してなどいなかった


思考力を養わない

学力重視の教育が

止まらない温暖化



止まらないデフレ経済

とを

こぞって

世に生み出させた理由となった


問題の本質は

教育制度の中にこそある

「国貧しくして孝子出づ」

国の劣化の継続という事態こそ

新たなる若き指導者たち

の目を覚まし

花を咲かせる

冬の寒さを連れてきた
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