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言 語 文 化

2013-08-11 07:28:35 | Weblog
他罰主義を前提とする国の文化は

一般に

己の非を決して認めない

悪いのは相手

責任はすべて

他者

にあるという


反対に

自罰主義に基づく国の文化は

一般に

相手の非を責めようとせず

己の非も

また否定しない

当事者が相互にすり合わせを行うことで

軋轢を解消し

再生産を急ごうとする


他罰主義の国同士は非難合戦へと競り上がり

自罰主義の国は対立を

自ら避けて軋轢を残さない


他罰型文化と自罰型文化とが

共通の壁を挟んで対峙するとき

他罰主義は攻撃性をより高める

自罰主義は渦中へと陥らぬよう

率先してざかり

一定の距離を置こうとするようになる


相互間の間隔を保つことによって

冷静な関係への復帰

を待つその行為が

攻撃的な姿勢を取った他罰型の国を

余計に苛立たせることがある


日本語は主語を省くという類まれな性能を有し

主体を敢えて曖昧にしておくことで

相手の慎重な理解を促す文化を

永年育んできた

主語を省くことができない文法の言語文化圏の国は

主体とその意図を

厳密に明確化してみせることによって

意志の所在を明示しなければ

いられない


一人称は要するに

エゴの棲家

日本人はエゴをむき出すことを避け

意識して対立を遠ざけてきた

周囲を海が隔てるその環境は

単一の民族による

同質的共同文化を育むのに役立った

農耕は相互間の協力がなければ

成り立たない

一人称を多用するエゴの文化は

在来種の敵がなく

農耕を糧とする日本には育たない

それが日本文化に特別の趣

というものを与えている


他罰主義の国が組織的な運動へと発展していくのに対し

自罰主義の国は時の経過をひたすら

まつ

不自然な力による関与が

問題をよりこじらせる

そのことを

経験的によく知っている


他罰主義国家が反日キャンペーンへと奔りたがるのは

勝つ

という相対的な位置関係の確立が



正当化

と看做される風土と文化とによって

歴史的に

攻撃性を失わないよう

教育されてきたからなのだ


日本では組織的な反キャンペーンが

市民権を得る

などいうことは

およそ

考えられないことである


良好なコミュニケーションを築くためには

日本語ほど優れた性能を持つ言語体系は

他にない


日本のことば使いの在り方が生んだ文化が

求心力だけでなく

遠心力をさえ発揮していることは

とつ国からの来訪者の増加と

日本食文化の急速な世界展開

という変化などに

みてとれる


日本語が曖昧であるからこそ

相手の意図を慎重に探らなければならず

婉曲な言い回しに

深い意味を宿らせていることを

たがいに再確認しあっている


予告している再生不要エネルギーが普及段階に入った時

その供給は自罰型文化の国を中心にして

始められる

他罰主義の国が核武装している限り

平和状態の到来はない

それは

永遠の課題のままでありつづける


環境負荷のない

最も低廉なエネルギーの登場は

世界の価値観に

決定的な覚醒状態を導く


新文明が登場するためには

言語文化圏同士の自然な結束が

求められる

その意味で

日本語は未来を創造するための

共通言語となる定め


正統な日本語は既に国内からは消え

台湾のお年寄りの間にのみ

かろうじて

細々と生き残っている


平和実現のための手段である新電源システムは

共通言語を日本語に統一することによって

世界標準となることを目指すための

手段

それを可能ならしめるためには

技術情報の漏洩を

許すような事態を

絶対に引き起こしてはならない


新電源システムが

他罰主義国家に入手されてしまうと

恒久平和の実現はより一層困難になる


そこでガラパゴス化することが手続き上必要となり

意図的な鎖国

という移行期間を経て

国家予算に占める軍事費の少ない国から

徐々に

新電源の世界的供給を開始する

という展開をとるようになるだろう


鎖国政策を実施するには

自給自足する体制が

予め確立されていなければならない

エネルギーの自給率が100%であり

食料の自給率もまた100%

という最も望ましい状態は

江戸時代までの歴史に於いて

合理的な方法で

夙に確立されていた


電力コストが最低の水準となっていれば

農業の工業化は

直ちに実現できる


やるべきことは

他国に依存しない

自立型の独立国家の建設以外に

存在しない


他罰主義国家であればあるほど

自給自足体制へのシフトが

遅くなる

という仕組み

それは歴史の宿命というものなのだ

真実を直視せず

己の都合を強引に正当化しようとする

その姿勢こそが

平和を実現するための

最大の阻害要因となっていた

再生不要エネルギーが日本で誕生したその理由にこそ

未来を統べるための

重要な意義が隠されている


※英語で
I love youということはあっても
I thank youとはいわない
中国語でも同様に
主語は残されたり
省かれりする

ことほど左様に
感謝するこころに
エゴは宿れないものなのだ

一人称を多用する人は
ともだちを
その分だけ多く
失っている
ことを知るべきだ

主語を省略する傾向をもつひとは
宥和の有難さを
知っている
その事実を
当事者同士が一瞬で
理解する

対立することなど
その関係性では
おきようがない

日本語は相互に忖度しあう
ことを求める言語
環境復元運動を通じて
平和実現運動をするために必要な
共通言語として
唯一
ふさわしい手段
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