ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

「ナラタージュ」 島本理生 角川文庫

2009年01月22日 | こらむ
「ナラタージュ」 島本理生 角川文庫 平成20年2月25日初版

重苦しい小説でした。なんとか最後まで読み終えた感じです。高校生から大学生に成長していく、とても繊細な女性の心の軌跡がよく書かれていたと思います。しかし、男性から見ると、ここに書かれている男達は、何か違う・・・・やはり女性から見た理想の男達であって、こんな奴はいないと思うんだけどと、感じながら読みました。やはり足下をしっかり見つめた、平安寿子さんの方が、個人的には好きかなぁ・・・・