ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

「莫逆の犬」 ワンオア8

2008年05月01日 | そんなご舞台な2008
「莫逆の犬」 ワンオア8    新宿シアタートップス

前作の「ゼブラ」とどうしても比較してしまいます。前回は痛くて、悲しくて、切なくて、やさしくて満点の出来でした。今回も期待せずにはいられません。その期待には十分満足なのですが、何か物足りなさを感じたのも確かです。それは何だろうか? 

関川太郎クン、抜群のリアリティーでそしてあの落ち着きはすごい
野本光一郎クン、あの妙なハイテンションが好きです
伊藤俊輔クン、あの気合いの入り方、笑いました

もし田中直樹さんでなかったら?もっと無名の俳優さんであったら?もしかしたら、もっと悲しかった辛かったかもしれませんね。田中さんが、芝居に入れば入るほど、どうしても「お笑い芸人・田中直樹」の顔が全面に出てきてしまいます。これは宿命ですね。もっと、ひかえめで静かに、押さえてやったほうが、悲しかったかもしれません。難しいですね、こういった事は・・・・・でも見応えは十分でしたよ!!