ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

『伴内多羅子』

2005年12月09日 | そんなご舞台な2008
舞台『伴内多羅子』
柴田理恵さんの、ワンマンショー!!すごいわ、彼女。2時間のステージを、彼女一人で盛り上げる。他の登場人物を圧倒している。特に、彼女は、観客の受けが悪いと、テンション上げて盛り上げる。そのタイミングが絶妙。その雰囲気をつかみ取る技は、普通の俳優さんにはできないだろう。「俳優」は稽古して、稽古して、それを完成の域に近づける努力をする。しかし発表の場では、それを臨機応変に変える事はできないだろう。その点、お笑い芸人さんは、さすがに「生」に強い。「生」に弱い芸人さんは、脱落していくに違いない。ただ、この舞台は「笑い」を少し強要する傾向にあり、そこがツライとこ。だから、この舞台を必要とする観客もいるだろうが、必要としない客もいるかもしれないなぁ。