なんでもアラカルト

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「生物と無生物のあいだ」読後感想>>>「生命とは何か?」>>「なんアラ」存在意義

2007-07-18 06:13:27 | Weblog
一昨日のブログに次いで講談社現代新書・福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」についての続編。
昨日漸く上記本の読書を完了した。

印象は当初期待していたこととは別な意味で私に衝撃を与えた。
当初はタイトルの様にもっと生物と無生物の違いに言及しているものと考えていたが、どうやら著者は人間のおごりに対する警鐘を鳴らすと共に人間の生き方にも言及しているように思われた。

簡単に言うと以上が読後の感想である。

もう少し詳細に言うと
一昨日のブログで述べた「動的平衡」がこの本のキーワードで有ったことには間違いが無かった。
そして追加すると
「生物には時間が有る。」
そして「生物は戻ることが出来ない折り紙である。」
と著者は生物を定義している。

更に著者は「動的平衡」のもつ「やわらかな適応力となめらかな復元力」に注目している。

以上を踏まえて私なりに解釈した生物の存在意義(究極は人類の生き方)は「自己の存在をアピールしながら周囲環境との協調性を保ち良い意味の影響を他に与えながら最後は自己の存在を形あるものとして遺すことにある」と結論づけたい。

これは取りも直さず「なんアラ」の存在意義であり今後進めて行く方向でもあると考えている。
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