goo blog サービス終了のお知らせ 

公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

鳥の詩

2008-06-16 17:52:11 | 競馬

って、昔そんなヒット曲あったっけ?

http://jp.youtube.com/watch?v=DGP-fUm6jq4

それはともかく、昨日の東京10レース・ジューンステークスの3角付近において、先頭を走っていた馬が突然落馬という、昔の競馬場であれば、「八百長だ!」といわれかねないようなシーンがあった。

http://www.jra.go.jp/JRADB/asx/2008/05/200803050810h.asx

落馬の原因が「鳥」だった。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/06/16/12.html

ま、東京競馬場といえば、馬場の中に大欅があり、周辺は杜に囲まれているというところなだけに、鳥にとっても活動しやすい場所といえるかも。

しかしながら、馬は動物の中でも屈指の怖がりで有名なわけだし、場合によっては、大欅を切り捨てるか?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どこかの公営競技でも同じことが?

2008-06-16 12:28:15 | 競輪

昨日に引き続き、野村克也・「あぁ、阪神タイガース」(角川書店)に関連した話を。この本の中に、こんなくだりがある。

タニマチに代表される阪神ファンは、成績が悪いことに対する怒りの矛先をマスコミ同様、監督やフロントに向け、選手たちは常に守られているわけだ。「勝てないのは選手ではなく、監督やフロントに原因がある。かわいい選手たちは頑張っているのに、監督やフロントが無能だから結果が出ないのだ」と・・・。ほとんどの選手は子供同然だから、それを真に受け、場合によっては監督やフロントに反抗するようになってしまう。

監督のところを「審判」、フロントのところを「施行者」ないしは「JKA(または経済産業省)」と置き換えれば、そっくりそのまま、あの競技と全くといっていいほど同じことが言えてしまうなぁ・・・

もっとも、あの競技の「タニマチ」は年々減少を極め、10年後には大半が消滅しているのでは?とも言われているが?

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史あっても伝統なし

2008-06-16 08:46:34 | スポーツ

「巨人軍論」に続く、「野村本」が出たようだ。先日、一部を立ち読みした。

阪神タイガースといえば、読売巨人軍に次ぐ「伝統ある」チームだと言われているが、それはとんでもない誤解で、阪神には伝統なんかない。もし伝統があるとすれば、「負けの伝統だ」と斬り捨てている。

ま、私の父親も、南海ホークスのファンだったが、1964年の南海VS阪神の日本シリーズについては、ほとんど記憶に残ってないと言っていた。しかも、「阪神相手ならば、勝って当たり前」とも言っていた。実際には南海が4勝3敗で阪神を破ったものの、先に王手をかけていたのは阪神だったのだが、それでも、負ける気がしなかったといっている。

野村監督も全く同じことを言っていた。当時のパリーグでは、特に南海は、西鉄とのリーグ優勝争いが毎年熾烈で、リーグを制することのほうがしんどいという思いがあったようだ。となると、「球界の盟主」である巨人以外の相手であれば、日本シリーズでは勝って当たり前という雰囲気が南海に限らず、どこのチームにもあったそうだ。

これも実際のところ、1962年に阪神と日本シリーズで対戦した東映は、4勝2敗で阪神を退けている。

とりわけ、大阪のマスコミが、昔から、阪神VS巨人戦のことを、「伝統の一戦」と銘打っていたが、当時の南海には全くそういった意識はなかったというわけか。

阪神は1リーグ時代(1936年~1949年)こそ4回の優勝を果たしているが、2リーグ分裂後(1950年~)は5回「しか」優勝していない。日本一に至っては1985年のわずか1回。この1回の相手は、当時の王者、広岡・西武であったが、広岡監督がフロントと対立し、表向きは「通風」だという理由にしていたが、既に指揮意欲が失われていたとも言われた中で戦っていた。

また、セリーグにおいても、巨人に最も勝ち星を挙げているのは中日であり、阪神ではない。となると、確かに1リーグ時代であれば、阪神は巨人とほぼ互角の戦績を残していたのだろうが、2リーグ分裂後は、若林忠志を首謀とする、1950年の毎日大量移籍事件や、藤村富美男監督排斥事件、小山正明・山内一弘の世紀の大トレード、吉田義男引退事件、村山実監督排斥事件、権藤正利・鈴木皖武<すずきよしたけ>の金田正泰監督殴打事件、江夏豊・金田正泰監督犬猿の仲騒動、江川卓・小林繁のトレード事件、江本孟紀の「ベンチがアホやから野球でけへん」発言事件、ランディ・バース途中解雇事件というような(他にも色々とあったかな)、「お家騒動」ばかりが目立っていた(このようにしてみていくと、お家騒動についての伝統はチーム創設以来しっかりと根付いていた)。

もっとも、上記に挙げたお家騒動事件の頃は、阪神はまだかろうじて優秀な選手が数人ほど常に残っていた時代でもあったが、バース解雇以後の阪神といえば、チーム力そのものも弱体化。にもかかわらず、大阪のスポーツマスコミは常に阪神を一面にしようとするし、オフ中には、特に新外国人選手と新人選手を異常なまでに持ち上げるという、「褒め殺し」記事を常に書いていた。

したがって、阪神が下位を低迷していた頃の大阪のスポーツ紙は全く面白くなかった。何でこんな弱いチームを常に一面にしなければならないのか?プロ野球に興味を失った私からすれば、常にそのような疑問を抱いていたもの。だから東京へ転勤となり、東京のスポーツ紙が必ずしもプロ野球の記事を一面としていないことに対して、ある意味新鮮味さえ覚えたもの。

ところが、大阪でも次第に何で阪神の記事ばかり一面なんだ?ということになっていったんだろう。21世紀に入ってからは、競馬だとかサッカーだとかいった記事も一面に来るようになった。

2003年、星野仙一監督の下で、阪神は18年ぶりにリーグ優勝。また、岡田彰布監督の下、2005年にもリーグ制覇を果たした。現在、セリーグではダントツでトップを快走しているが、このような流れが続くと、さすがに大阪のスポーツ紙も阪神を中心とした記事作りとしている。但し、日刊を見ると、阪神が負けた翌日は他のスポーツに一面を切り替えている。

ま、2003年以降、阪神は常に優勝争いに食い込めるチームになったから、これはある意味仕方ないと思う。しかし、弱体化しているのに、常に一面というのは頂けない。弱くなったら突き放すのが当たり前。

恐らく、野村監督もその点を言いたいのだろう。歴史があっても伝統がないチームが、どうして世間の注目を一身に浴びるのか?ま、ある意味、野村流の阪神論ということになるのだろうが、野村監督にとって、阪神論なんておこがましい、と思っているのかも。

それは一方で、自身が所属していた南海が、黄金時代ともいえる昭和20~30年代に、パリーグで勝っても勝っても注目されず、逆に日本シリーズでは常に巨人に負けていたことで、「何回(南海)やっても勝てんホークス」とバカにされていたことに起因するのかもしれない。

阪神だったら、巨人に負けても負けても、このような言い方はされないのに・・・

(追記)

野村監督は、シダックスでの監督経験があるからか、社会人野球を高く評価している。新人として採るのならば、高卒よりも社会人野球出身だ、と主張している。

この話を聞いた大黒大師匠が、

「あっはっは~!当たり前や!だからワシは、社会人野球の予選から追っかけてるんやでぇ!」

「ノムさんの言う通りや!何が高校野球や!甲子園や!でもな、高校野球でも、予選は好きやでぇ!」

というのは目に見えて明白か?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本一決定戦だが・・・

2008-06-16 00:06:38 | スポーツ

14日、15日に行われた全日本選手権トラックレースだが、メンバー的に見ると、どうも日本一決定戦とは言いがたかったようだ。

ところで、いわゆる「国内選手権」自転車競技大会であるが、他国ではかなり重要視されている。ロードレースの優勝者の場合だと、その国の国旗をあしらった特別ジャージを1年間着用することができる(世界選手権は除く)。

むろん、トラックレースにおいても、重要度は高い。今や世界最高峰ともいえるトラック王国となったイギリスの場合、世界選手権よりもユニオンジャック争いのほうが厳しいかも。

ところが日本では、ロードレースはともかく、トラックレースにおけるこの全日本選手権の位置づけというのは、非常に軽んじられているという他ない。

もっとも、プロとアマの垣根が厳然としてあった時代には、いわゆる全プロ大会は、その年の世界選手権代表選考会ということもあって、非常にピリピリしたムードがあったけど、今や競輪選手の運動会。

そして、全日本選手権自転車競技大会トラックレースに真剣に取り組む競輪選手は極めて少ない。

ま、今年は日程的な問題もあったが、日本一を決する大会としては相応しいとはとても思えない大会だったように感じる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする