犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

春分の日に霰

2014-03-21 07:48:11 | 日記


 6時25分に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。春分の日である。

 新しく開拓しつつあるコースを歩く。天気は心配だった。真東から出た太陽はすぐに雲に隠れるし、雲は慌ただしく離合集散を繰り返していた。風はない。道には水溜りが出来ている。

 参道から国道に出て南下する。何度か左に折れようかと思ったが近すぎるような気がして、ついに辻に至り左折する。
 犬の歩きを見ていると足回り、腹が濡れるのは別に草叢に入るからではなく、その歩き方にあるようだ。足を運ぶ毎に道の水を跳ねかけている。子供の頃、多くの道は未舗装で、一旦、雨が降れば水溜りは長く残った。そんな所を走ればあとばねが上がったものである。その時は気付かずに後になってズボンは言うに及ばず上着まで水が抜けた後の細長い泥が点々と付いているので、ああ、走った時のものだものだと思い当るのだった。
 山陰本線、山陽本線をまたぐ陸橋の手前で階段を降りる。階段がどうも苦手なような犬は踊り場が2つもある階段を見下ろしていたが、兎に角、降り始めた。山陰本線沿いの道を北上する。階段を降りてから少し歩いた間に散歩中の犬3匹と出会った。
 時折、霰、霙、雨が降って来た。これはよろしくないな急がねばと思ったが、歩いている道は袋小路だった。かつてここに至ったことを思い出した。行き止まりではなかったかなという感じもしていたのだが。
 引き返す。降りが激しくなった。犬の背中が白くなった。霰である。それが霙、雨へと変わっていった。

 山に登っていて突然の雨に降られたら、出発は自分が選んだのだし被害は自分だけなので自業自得ともいえるが、今は犬を連れている。こちらが濡れるのは仕方のないことだが犬には濡れるいわれはない。しかも私は準備よろしく防水ジャンパーを着用している。犬に済まないような気持ちになった。

 動物病院の横を通り駅前から国道に出る。兎に角、急げや急げである。参道に戻ると雨はあがり太陽が再び顔を見せた。急いで帰る。

 7時40分に帰着。2枚の布で犬の全身を拭いてやる。布が濡れて水分を十分に取れなくなった。新しい2枚の布で再び拭いてやる。逆毛の方向にも力を入れてごしごしとこすった。これでやっと水気をほぼ完全にとることが出来た。


 昨夕の散歩について

 4時10分に犬の散歩に出掛ける。

 4時には散歩の準備が出来ていてすぐに行こうとしたら、その時突然、雨が降り出した。風も出て来た。前線の通過によるのだろうか。明日は寒くなりそうだ。
 俄雨だろうと踏んでいたが、果たして10分位すると上がったようだ。

 上がったにせよ、また降り始めるかもしれないので悠長な散歩は出来ない。もっともそれは天気が心配な時だけのことではなくいつものことなのだが。
 雨はあがっているのではなく、実際には小雨が時折、降っていた。西の空に太陽が顔を出した。東に虹が出るのではと期待したが、太陽はすぐに雲間に隠れ雨は今度は本当に上がったので期待した虹は出なかった。

 いつものコースを歩く。公園、グラウンド、海岸。浜へは下りなかった。北風が強くフウドが膨らみ体が浮き上がりそうだった。犬は地面に近いので安定している。

 4時40分に帰着。犬はさほど濡れていないと思ったが足回りや腹はびっしょりだった。ちょっとした草叢に入ってしまうのだ。布2枚で拭いてやる。頭や背中は大丈夫だった。

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