2022年(令和4年)11月14日(月)
ラブちゃんは時に辛い声を発することがある。横寝の姿勢でかすれたような小さな声を出す。痛いのか苦しいのか。その声に耐えられなくて動かざるを得ない。犬の全身をさする。しばらくは鳴かないが、その場を離れるとすぐに同じ声で鳴く。外に出すしか方法がない。バスタオルで抱えるのだが、痩せたとはいえかなり重い。ヨイショ、ヨイショである。
犬は外に出ると声をあげない。気分が変わる。外界に興味が行く。外で鳴くのはみっともない。尿の臭いがしない。から?
昨夕、前の飼い主が訪問して見舞ってくれた。ブログのその日分の記事がアップされていないので心配していたが、その後アップされたのを知って安心したそうだ。我がブログの熱心な読者なのだ。そして犬のことを今でも気に掛けてくれているのだ。犬は横になっていたが、呼びかけに耳を傾けていた。全身をさすってくれるので安心したようだ。エッセンシャルオイルを口に含ませてくれた。
犬のこれからについて私と同じ願いをもっていた。よく頑張った、これから苦しまないように。30分位世話をしてくれた。さようなら。しっかりね。また来るよ。名残は尽きない。
夜中、犬は鳴いた。犬は横向きで左前足をチックのように小刻みに動かした。意思は入っていない、と思う。前足を動かし始めた。走っている夢を見ているのだろうか。そのような動きに見えた。或いは泳いでいるような。4本の足が動いている。一時、収まりそうもない。
BSPでブラームスの4番を聞く。途中からだったので最初、曲名が分からなかったが、ブラームスだろうと思った。和音の使い方や曲の展開からそう思ったのだ。ベートーベンより新しいなと感じた。ドボルザークに少し似ていると思った。曲が終わってタイトルが出、4番と分かった。オーケストラはウクライナに関係のある交響団だった。最後にウクライナ国歌を演奏したが、観衆は全員起立していたが誰一人、歌は歌っていなかった。
結局、私は眠れなかった。犬に呼び出されるからだ。何度目かの時、犬は横になったままシャーと小用を足した。そうか、これだったのか、今回は。後始末をしたが、もう外には出さなかった。私が限界だったからだ。
今日もかなり厳しい展開だった。一番懸念しているのは飲まない食べないことだ。おそらく飲めない食べられないということだろう。
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