ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

de-cide

2019年08月27日 | おべんとメモ

おっきな鯖の塩焼き、下味冷凍の手羽元・シメジののバタポン焼き、オクラのツナ和え。

ここ数年選択しなければならないことが多くて、最初は気が遠くなっていた。私の高校の英語の先生は「人生は選択、de-cide、つまり片方の選択肢を常に捨てることだ!」とよく叫んでいて、若干恐怖を感じていたからかもしれない。
でもそんな時、一緒に取り組むとその行為が“選び取る”という前向きな行為に変わりうる、そんな相手を見つけて今わたしはここにいる。

そして現在そんな人と大きなライフイベントを前にして、まさに選択真っ盛りのシーズン。次から次へと問いが提示され、情報に暴露され、息をつく間もない(仕事はちゃんとしている)。

さて、初めてフリーランスのプランナーさんに相談に行くことになり、予習でブログを読ませていただいた。信頼できるプロに委ねるのが基本的に好きだけど、同時に意外と譲れないところというか好みやイメージを持っている自分に気がついて。そんな時期の私にしっくりくる記事を見つけた。

クライアントが怠ってはならないこと:
・信頼できるプロを見つけること
・「自分」を伝えること
…自身が自分のこだわりを知らないのに、それを他人に理解してもらうことは難しいから
自分のこだわりに向き合うことがだいじ。
自分が伝えるツールが採用にならなくても、それで自分の好みが伝われば
あとは合うようにアレンジし具現化するのがプロの仕事ということです。なるほど。
またそのツールを不採用にしてもらえる、つまり
・「No」と言われやすい自分で居ること
もだいじなんだと。たしかに。

自分が日常的に受けるコンサルト業務にも共通する気がするし
考えの似ている部分を見つけて、お会いするのがもっと楽しみになった。

この「自分」が今回からはふたり、またはそれ以上に家族を含んだ組織であるところがトリッキーかもしれないけれど(まずは「自分」内で「自分」を擦り合わせなきゃいけないから)
ふたりでこのプロセスを楽しんで来れている気がするのも嬉しい。
そもそも、この人になら話せる=「自分」を伝えられる気がすると思えたのが、この関係を私が始めようと思えた1番の理由だったかもしれない、当時は意識していなかったけれど。伝えなくちゃ、伝えたい。思い返せばこの1年以上、いつもそう思ってきた。そのトレーニングを経たから、昨今の他者とのコミュニケーションにおいても「自分」を持てているのかもしれない。
隠し事は無し、なんでも話す。
これが向こうからはじめに提示されたルールだった。それが凄く効いているってことに、気づき始めた。
これからも。
この発見は伝えなくちゃ、ね。

あとは
よく考えると共通の趣味という趣味はなくて、それでも仕事で(面倒な委員会業務も)一緒にやっていく中でお互いを知ることができたから、いい“三角関係”(家族療法家気取り笑)がそこにはあって、つまり共同作業があったほうがたぶん落ち着くんだろうな…
これからも。
まあこれからずっとそうか。

楽しみ!