安倍首相は何時まで持つのか？ その2

以前から安倍首相の病状に関して噂はありました。

 

2013年5月23日の私のブログ「安倍首相は何時まで持つのか？」に次のように書きました。

・人間の性格・体質はそう急に変わらない。体は急には変われません。

・安倍首相は国会で野党から攻められると「民主党が悪かった」とすぐ前政権を批判する。

・安倍第二次内閣は「1～2年程度」と思います。

「1～2年程度」というのは外れましたが、「民主党が悪い」と直ぐに言う癖は変わっていません。

 

2014年11月13日のブログに次のように書きました。

・今回の衆議院解散は「下痢解散」

・持病の潰瘍性大腸炎の悪化、すい臓がんのうわさ、薬による副作用が言われている

「下痢解散」はわかりませんが、この頃も安倍首相の病気について某週刊誌が書いていました。

 

最近再び安倍首相の体調不良が週刊誌で報道されています。週刊文春が6月末の、週刊ポストが7月末の安倍首相の体調不良を書いています。

 

• 安倍晋三首相 「吐血」証言の衝撃

「週刊文春」2015年8月27日号

 

6月30日の午後7時すぎ、東京ステーションホテルの一室でJR東日本のトップと会食している最中に「突然、気分が悪くなった総理が、トイレに駆け込み、血を吐いたというのです。その場にいた秘書官が慌てて別室を用意し、慶應大学病院の医師を呼び、総理は診察を受けた」そうです。後日、この秘書官に事実確認したところ、「吐血ではなく、ただ痰に血がまじっただけ」と否定しました。

 

翌7月1日の午後7時すぎ、上野公園近くの定食屋でハムカツの食事とビールを飲んだ後、帰宅する途中の車内で安倍首相は腹痛を訴えたが、渋谷区にある私邸までトイレを我慢してもらうしかなかった。そこで、少しでも早く帰宅できるよう、信号をすべて青信号になるよう調整したということです。

 

また、週末になると安倍首相は、よく都内の高級ホテルにあるスパに通い、運動していると報じられているが、これまでその姿は公開されていないし、スパに三時間程度も滞在していることから、これはもしかしたら薬の点滴かもしれないと書いています。

 

医者によると、潰瘍性大腸炎では下血は起こりますが吐血は考えにくい。吐血があるとすれば、別の病気か、あるいは薬の副作用が考えられるということです。

 

• 安倍首相に異変か　真夏の永田町に怪情報が浮かんでは消える

週刊ポスト2015年8月21・28日号（Newsポストセブン　2015.08.10）

 

7月30日、官邸5階の総理執務室で異変が起きた。昼の12時に福島県の「ミスピーチ」の表敬訪問を受けた後、「総理がストレスの蓄積から昼食を摂るのを拒むほどの身体の不調を訴えて嘔吐した。（官邸常駐の）医者の応急措置を受けた」ということです。その後、「午後の国会審議は通常通りこなした」のですが、翌々日の8月1日に3時間近く、「ジム」に行ったそうです。この「ジム」は、六本木のホテルにあるフィットネスジムですが、「実はホテルで医療チームの検査を受けている」という見方があるそうです。

 

二つの週刊誌が、別の日に起きた安倍首相の体調不良を伝えていることを考えると、過去の体調不良の情報より今回の報道の信頼度は高いと思われます。「人の口に戸は立てられぬ」と言いますが、これだけ噂になっているのなら、新聞やテレビの記者もうすうす知っているはずなのに、いつ報道するのでしょうか？

 

安倍首相は持病があるので、定期的に病院で診察を受けなくてはならないはずですが、あまり明確に通院している様子は報道されていません。劇症化しない慢性疾患なら1ヵ月に1回でも良いでしょうが、安倍首相の持病はやっかいな病気だし、年も年だし、仕事が激務なので、受診も週1回は必要でしょう。そうすると、週末に通う「ジム」がその機会だと思われるのは妥当でしょう。

 

ただし、第一次安倍政権が崩壊した時の事情もあるし、集団安全保障法案もあるので、安倍首相はそう簡単に辞めるわけにはいかない。

 

2～3日前に、毎日新聞が「安倍首相が9月3日に中国訪問を検討」と書いていましたが、他の新聞は続報を出していないので、誤報かも？　体調不良があれば、中国へ行っている場合では無いし、体調不良のまま中国へ行って欲しくない。

 

また、安倍首相は持病の悪化で、憲法改正では無く、集団安全保障法案の提案にしたとすれば問題ですね。

 

追記

安倍首相は、20日に文芸春秋社に週刊文春の記事への抗議文を送付したと新聞が伝えています。私はこの記事を黙殺すると思っていたので意外です。週刊ポストへも抗議文を送るんでしょうか？

 

2015.08.21