ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

トヨタは先見の明がある?とハンズの苦境

2024年07月03日 | 会社

トヨタは先見の明がある?

 

最近、世界でEV(トヨタの言うバッテリーEV)の売れ行きが悪くなり、ハイブリッド車が売れているという報道が多い。これに関して、「トヨタは先見の明がある」とトヨタを持ち上げて、鬼の首を取ったように言う人がいる。世の中には、トヨタを誉めることを職業にしている人がいるようです。

 

しかし、これは間違い。開発戦略と販売戦略を意識的にごっちゃにしている。皆さん、経済評論家という人たちを信用しちゃダメですよ! 投資は自己責任ですよ! 

 

トヨタを誉めているこういう人に聞きたい。トヨタのEVは他社と比べて売れていますか? トヨタのEV技術は世界で一番ですか?

 

ハンズの苦境

 

「東急ハンズ」は業績不振のために、東急不動産からホームセンターを経営するカインズに経営が移って名称が「ハンズ」になった。確かに、渋谷店は以前ほど人が多くない。でも京都四条の大丸の前のハンズ(数年前に出来た)は結構人が入っている。 

 

「東急ハンズ」の苦境を自分なりに考えてみました。昔、アイデア商品というと「東急ハンズ」でした。でも最近は、百均やニトリやホームセンターなどがアイデア商品を取り扱っていて、競合が増えたのがきついかもしれない。

 

また「東急ハンズ」で扱っていたDIY商品は、ホームセンターがあちこちに出来て、客が奪われたかも知れない。それにホームセンターの方の値段が安い。

 

しかし、ビーカーや試験管など理科の実験で使うような器材は他では売っていなかった(今も売っているのかな?)ので貴重だったけど、こういう商品はあまり儲からないだろうな。電子機器の組み立てキットも豊富にあったけど、最近見なくなった。こういうのを組み立てる若い人は少なくなっただろうな。

 

それに、ハンズの値段は若干高めだったので、デフレ時代には合わなかったのかもしれない。でも、他の店では売っていない商品が並んでいる貴重な店なので、今後も残って欲しい。先日も、あちこち探して見つからなかった物が「ハンズ」にあった。

 

2024年7月3日

 


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