ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

新横浜線の妄想あれこれ

2023年03月28日 | 鉄道・リニア新幹線・航空機

相鉄線沿線から埼玉まで行くか?

 

「相鉄・東急新横浜線の開業で『乗る電車に混乱』問題勃発、利用者困惑の実態」という記事は、相鉄線の各駅にはいろいろな行き先表示を揚げた電車が来るので、乗客は混乱すると書いている。

 

既に開通しているJR線直通電車の他に、今回開業した東急東横線経由でメトロ副都心線、さらにその先の東武東上線に直通する電車がある。(西武池袋線には直通しない) それに東急目黒線経由でメトロ南北線とメトロ三田線に直通する電車もある。これでは、乗客はどの電車に乗れば良いか迷うと書いている。

 

例えば、JR線経由の新宿、池袋、川越行などの電車の他に、東横線経由の渋谷や新宿三丁目、池袋、さらには東上線経由の川越市行きがある。目黒線経由では、メトロ南北線の浦和美園など、メトロ三田線の高島平など、いろいろある。

 

しかし、相鉄線沿線から池袋より遠くに行く人がどれだけいるのかな? メトロ経由で埼玉に行く人や高島平に行く人がどれほどいるのかな? それほどいないと思うよ。行先表示に工夫してもらって、より利用しやすくなるのはありがたいけど。

 

個人的には、新横浜線は滅多に利用しないですね。二俣川の運転免許試験場かがんセンターに行く時くらいかな。

 

日吉・綱島の「武蔵小杉化」はあるか?

 

「新横浜線開業も さっそく懸念される日吉・綱島の『武蔵小杉化』、人口急増でまた“改札行列”にならないか」という記事が出ていた。

 

内容は東急新横浜線の「新綱島駅」(この駅は新規開業)、日吉駅(従来からある駅)の周辺に、武蔵小杉駅周辺の様な高層マンション群が出来るのでは?と心配している。しかし、これは杞憂。

 

武蔵小杉駅の周辺には、工場や工場の跡地、グラウンドなど未利用地が結構あった。それに比べ、新綱島駅や日吉駅の周辺は、古くからの住宅が立ち並び、未利用地がほとんどない。ここに高層マンションをたてるとすると、既存の住宅や施設などを再開発するしかなく、時間がかかるし、反対する人も居るだろうな。少しは建つでしょうが。

 

昔、綱島近辺には松下通信工業の研究所や工場があったけど、既に建て替えられて商業施設やアップルなどの企業施設になっている。なので、日吉・綱島駅周辺が武蔵小杉のようになるというのは妄想でしょう。知らないけど。

 

2023年3月28日

 


異和感とブーゲンビリアと「牛」の英語

2023年03月25日 | うんちく・小ネタ

異和感は違和感

 

いつもと少し感じが異なる時、私は「異和感」と書いていました。しかし、この熟語の中に「和」が出て来るのが不思議だったので辞書を引くと、「異和感」は間違いで、正しくは「違和感」だった。なぜ「和」なのかは辞書に書いてなかった。

 

ブーゲンビはブーゲンビ

 

ブーゲンビアは日本では沖縄の花として知られている。原産は南アメリカでオシロイバナ科の植物。私は「ブーゲンビア」と覚えていたし、一般的にも「ブーゲンビア」と発音する人が多いが、実際の発音は「ブーゲンビア」が近いらしい。語源は世界一周を指揮したフランス人のルイ・アントワーヌ・ド・ブーゲンヴィユから来ている。太平洋戦争の激戦地として知られるブーゲンビル島は、このフランス人の名前ブーゲンヴィユから来ているとか。

 

日本では、雄牛と雌牛くらい

 

世界の言葉の中で、生活に必要な言葉は定義が細分化していくのは良く知られた話です。

例えば、日本語で牛は、雄牛、牝牛、子牛、乳牛、肉牛くらいでしょうか。スーパーのパックしてある牛肉には、和牛、黒毛牛、赤毛牛とかに書いてある。

 

これが英語となると、

雄牛だけでも

ox  労役・食肉用に去勢した雄牛

bull  去勢していない雄牛

bullock 若い去勢していない雄牛

steer 食肉専用の若い去勢した雄牛

これだけある。

雌牛は

cow 雌牛

heifer 子を産んでいない若い雌牛

とあり、

cattle 家畜、特にox, bull, cow,calfの複数形oxen, bulls, cows,calves

calf 1歳未満の子牛

もある。ヤケに詳しい。英語圏では、こういう詳しい牛の分類が仕事の上で必要なのでしょう。

 

2023年3月25日

 


イーロン・マスクはハイパーループを諦めた?

2023年03月22日 | 鉄道・リニア新幹線・航空機

日本のH3ロケットは失敗

 

3月7日に打ち上げられたH3ロケットは、第二エンジンに点火せず、失敗に終わった。イーロン・マスクのようなパワフルな人が日本にもいればなあ? これは「無いものねだり」かな。

 

イーロン・マスクが関わる事業

 

イーロン・マスクというと、技術的にかなり難しい新規事業をいくつかやっています。有名なのは

  • テスラでEV(電気自動車)

さすが、イーロン・マスク。苦しい時もあったけど、何とかEVをモノにしてしまった(私はダメかと思った)

  • スペースX(ロケットの回収)

ロケットの回収に何回か成功した(これは私の想像を越えている)

  • 減圧したチューブの中を走る高速列車、ハイパーループ

  (これは確信をもって、私はダメかと思った)

 

最近では、この三件の他に

  • ツイッター社の経営

があるが、これは経営の話なので、ここでは関わらない。

今回は3)ハイパーループです。

 

減圧したチューブの中を走る高速列車、ハイパーループ

 

イーロン・マスクは、これの実現を諦めた?ようです。

ハイパーループの報道が出初めた頃は、意図的にぼかしていたのか、具体的なイメージが分からなかったが、徐々に分かって来た。

 

今までの情報(公開されたもので、私の意見ではない)をまとめると、

 

・(2013年)

 イーロン・マスクはハイパーループ構想を発表した

ハイパーループとは?

真空に(実際は減圧でしょう)した直径2メートル強のチューブの中をカプセル状の物体が磁気駆動により時速1200キロメートルで走る構想

建設コスト  従来の高速鉄道と比べて、半分以下

エネルギー消費量  飛行機の1/13

イーロン・マスクはハイパーループ事業に直接は関わっていない

 

・(2016年)ハイパーループ・ワン(H1)社が走行実験

ネバダ州の実験場で試験機の走行実験を行った(書いてはいないが、無人と思われる)

 

・欧州や中国、韓国でもハイパーループと同様の計画がある

中国と韓国は(無人?)走行実験も行った。

 

・(2016年)イーロン・マスクは「ボーリング・カンパニー」を創設

     イーロン・マスクは、地中のトンネル掘削を低コスト化する目的で創設。

 

・(2018年)電気バス構想

イーロン・マスク氏は、都市部の地下に張り巡らしたトンネルの中を時速約240キロメートルで動く構想を発表した。

 

・(2020年)英ヴァージングループが走行実験

ラスベガスの試験場で、初の有人走行試験を行った。長さ500メートルの金属製筒状の中を2人乗りのカプセル型の乗り物が時速170キロメートルで走った。

将来は、28人乗りの物が時速1000キロメートルで走る構想。

 

・(2021年)「ボーリング・カンパニー」は、約6.4メートルの大きさのトンネルを提案

今までは約3.7メートルで輸送用コンテナが1個しか通せないけど、広くして2個通せるのがウリ。

 

・(2022年)トンネルを撤去

イーロン・マスク氏がカリフォルニア州に2016年に設置した全長1.6キロメートルのトンネルを2022年に撤去した。

 

・(2022年)ハイループ・ワン(H1)社は撤退?

100人以上の従業員を解雇し、有人運行は断念したと報じられている。

 

イーロン・マスク氏は「ハイパーループ」から撤退?

 

この「ハイパーループ」構想は当初中身がハッキリしなかった。そして構想が具体的になると、実用化の進行が滞り始めた印象がある。上に書いたように、イーロン・マスク氏の考えも揺れ動いていた感じがする。イーロン・マスクの事業はいつも上手くいくとは限らない。

 

イーロン・マスク氏は「ハイパーループ」を続けるのか、撤退したのか? どの方式を取るのか? 私はこの計画に否定的ですが、馬力のあるイーロン・マスク氏のこと、簡単にあきらめるかどうか?

 

あとは計画を立てたら、変更しない?中国が実用化に向けて技術開発を続けるかどうか?

 

(追加)ラスベガスのトンネルにEVを走らせる?

このブログの原稿を書いた後の3月9日の日本経済新聞に「マスク氏の地下交通システム」という記事が載った。概略を紹介すると

 

ボーリング・カンパニーが、ラスベガスのコンベンションセンター間を結ぶのに掘ったトンネルをテスラ社製EVに乗った記者が潜り抜けたという話。将来的には、ラスベガスの地中に立体的にトンネルを多数掘り、そこにEVを走らせる構想で、「ベガスループ」と名付けられている。これでラスベガスの交通を改善しようとしている。

 

ボーリング・カンパニーは、トンネル掘削機を改良し、トンネルの掘削費用を従来の1/10にしようとしている。まずは1週間に最大1.6キロメートル掘れるようにし、究極には1日で11.2キロメートルを掘削できると書いている。(1日で11.2キロメートルは信じられない)

 

この地下交通システムの究極の発展形が「ハイパーループ」になる。しかし、これでは減圧したチューブの中を高速で移動するという構想とは大きな隔たりがある。

 

記者は、招待?されたためか、お世辞をちりばめているが、全体的にはこの構想は「無理そうだな」という感じで書いている。私もそう思う。この記事を読むと、イーロン・マスク氏の構想が揺れ動いていて、どのようなシステムが良いのか試行錯誤しているような感じがする。 

 

2023年3月22日

2023年3月27日 題名を変更し、記事の一部を変更しました。

 


唐揚げを舐めちゃいけないよ!

2023年03月19日 | 健康・薬・食飲料

唐揚げ店の閉店

 

しばらく前に、持ち帰り唐揚げ店の閉店が相次いでいるという報道があった。そりゃそうでしょ! 誰かが書いていたが、持ち帰り唐揚げ店の開業には、冷蔵庫とフライヤー(揚げる厨房機器)があれば良く、初期費用が抑えられるので開業し易いというのがあった。しかし、冷めてもホントに美味しい唐揚げは作るのが難しいよ。

 

おいしい唐揚げを探して

 

もう10年ほど昔になるけど、おいしい唐揚げを探し回った。(下記参照)

2013年08月25日のブログ「おいしい唐揚げを探して

2013年12月27日のブログ「おいしい唐揚げを探して~その2~

2014年12月08日のブログ「おいしい唐揚げを探して~終わり~

 

これらのブログでは、おいしい唐揚げを探して有名店やそうでない店を探したけど、ホントに美味しい唐揚げを見つけることが出来なかったことを書いた。

 

揚げたての唐揚げは、調理が少々下手であっても美味しく食べられる。しかし、持ち帰ると冷めてしまう。冷めてしまうと唐揚げの味に差が出て来るし、ほとんどが不味くなる。それに、外はカリカリ、中はジューシーという理想的な唐揚げは難しい。

 

美味しい唐揚げは難しい

 

それほど難しいのに、冷蔵庫とフライヤーがあればすぐ開業出来るというのは安易すぎる。2・3年前、あちこちに持ち帰り唐揚げ店が出来た頃、直ぐに下火になると思っていたので、そうなっただけの話。他の店と差別化できるようなメニューが出来なかったと書いているメディアもあったが、そもそも持ち帰り唐揚げが美味しくないとどうにもならない。

 

美味しい唐揚げは無い!

 

美味しい唐揚げを探したブログを10年前に書いてから、今に至るまで美味しい唐揚げに出会ったことが無い。その割に値段の高いこと。

 

鶏皮の唐揚げは美味しい

 

鶏肉の唐揚げとは異なりますが、鶏皮の唐揚げはパリパリしてあまくて美味しいので今も買っている。ただし、脂肪を大量に食べているという罪悪感があるし、昔と比較すると量が少ない。

 

2023年3月19日

 


ニュースの重箱の隅をつつく その32 H3ロケットと海外スキーとマイナンバーカード

2023年03月16日 | ニュース その2

北朝鮮ロケットは成功するのにH3ロケットは失敗するのはなぜ?

 

2月19日のブログ「ニュースの重箱の隅をつつく その30 H3の失敗とスペースジェットの開発中止」にも書いたが、JAXA・三菱重工への心配が現実化した。

 

3月7日に打ち上げられたH3ロケットは、第二エンジンに点火せず、失敗に終わった。第二エンジンは従来のロケットの流用らしいので、そうであればメカ的には信頼性が十分のはず。H3ロケットの打ち上げでは、電気系のトラブルが続いていたので、今回も電気系が濃厚?

 

ところで、北朝鮮のロケット(ミサイル)はほとんどが成功したと報道されているのに、日本のロケットが2回続けて失敗するのはなぜ? 

 

昔、海外スキーが流行ったけど、あれは何だったのか?

 

北海道のスキー場には、パウダースノーを求めて海外からスキー客が来ている。ニセコが有名だけど、北海道の他のスキー場にも来ているらしい。それに、北海道ばかりでなく、東北とか新潟のスキー場にも来ているらしい。

 

それで思い出したけど、昔の正月休みの空港には、スキー板を担いで海外スキーに行く旅行客をTVが映していた。たしか、ヨーロッパアルプスやカナダに行くといっていたと思う。あれは何だったのか? その人たちは、「海外の雪が良い」とか言っていたが? 彼らは、本当にスキーに行ったのかな? 

 

マイナンバーカードが混雑

 

マイナポイントの貰えるマイナンバーカードの発行が2月末で終わるとTVで言っていた。それで、どこの役所も手続きをする人が多く押し掛けて、順番待ちの人で混雑したらしい。(私は既に持っているけど、マイナポイントを貰う方法を知らない)

 

これって、夏休みの宿題みたい。ギリギリにしか、出来ない人の多いこと! TVを見ていたら、2月末の締め切りの日に、2時間も遅れて来た人(おばさんです)がいて、ギリギリに来た理由として「TVを見ていなかったから」と言っている人がいた。これって、真っ当な理由なのかな? おばさんは、なんやかんや理屈をつけて粘るね。

 

2023年3月16日