おかしな人とはお前だろう!という声が聞こえてきそうですが、私は置いといて今回は他人の話。
東京・横浜で生活しているので、京都よりも東京・横浜でおかしな人に出会う確率が高いののは仕方ない。
東京・横浜のおかしな人
10年位?前の話。午後の電車は空いていたので、座席に座っていると、隣の若い兄ちゃん(会社員風)が、指を本当に鼻の穴の中に入れて、鼻くそをほじっていた。あまりのことに、私は持っていたティッシュペーパーをあげてしまった。礼は言われなかったけど。鼻くそをほじくる人は漫画で見たけど、本当にほじくる人を見たのは初めて。
先日も茶髪の人相の悪い兄ちゃんが、電車の中で足を広げて寝ていると思ったら起きて、小指で鼻の穴に突っ込んでほじくり、その指をズボンに擦りつけていた。鼻の穴に指を突っ込むのは普通のことなのかな。
これは20年位?前の話。自由が丘駅近辺を走っている電車の優先席の前に立っていたら、座席に座った男が低い声で、ブツブツ言っていた。気にも留めていなかったけど、そのうち私のことを言っているような? あまり関わりたくなかったので横目で見ると、「ほらほら、気になって横目で見ている」とこっちの様子の実況中継を始めた。あるいは「こういうヤツは性格が悪い」など、私の批判を始めた。その男も私を直視することもなく、ただ低い声でブツブツと連続して言うだけ。両側の席に乗客が座っていたが、知らんふりしていた。しばらくして乗換駅に着いたので電車を降りたけど、その男はついてこなかった。もちろん知り合いでもない。東京には本当に変な奴がいるよ。
数年前の話。平日の午後、東京のある図書館で本を探していると、本棚の間に置いてある丸椅子に座った男が、ブツブツ言いだした。そこは図書館の中でも奥まった場所で、本を探しに来る人が少ない。その男は私のことをアレコレとブツブツ文句を言っている。私が男に注意しても埒が明かないので図書館の職員に「あの男を何とかして!」と言うと「客同士のトラブルには干渉しない」とおかしなことを言う。「じゃあ丸椅子を撤去して!」というと「出来ない」という。仕方がないので、こっちも意地になってその男の前で本を探したけど、彼はブツブツ言うだけで手を出してこない。その本棚に目的の本が無かったので、しばらくして私はその場所を離れた。
後日1回だけその男を見かけた時も、同じようなことをしてきた。その男は、あまり人が来ない場所で椅子に座り、一日を過ごしているように思えた。それで、人が来ると目障りなので、追い払おうとしていたのかもしれない。その男は、175cmくらいのやせ型で、頭が薄く顔が長くて薄いひげを生やしていて、見かけは30歳代、もしかして40歳代。
家に居場所がなかったのかな? 働かない息子に対し、親から「図書館でも行ってろ!」と言われたのかな? 小さい時はかわいがられたかもしれないが、今は親にとって面倒なような、悲しいような。
またしばらくしてその図書館に行くと、男はおらず、本棚の間に置かれていた丸椅子も撤去されていた。
(話は変わるけど、平日の午後の図書館は見るからに退職者らしい人が多い。本を前に積んで寝ていたり、ソファに座って寝ていたりする常連が沢山いる。これらの人の中には、時々小一時間熟睡している常連がいる。皆さん、家から追い出されたようで・・)
これは最近の新宿のあるデパートでの出来事。下りのエスカレーターから降りて、柱に貼ってあるその階の配置図を見ようと柱に近づいた時、一人の細身の中年の女性が後ろを横切った。そして下りのエスカレーターの側壁に手をついて前かがみのままじっとしていた。異様な感じがしたので見ていたら、数秒間そのままの態勢をしていたが振り向きもせず、何も無かったようにエスカレーターで降りて行った。
その女性は、進路を変えた私に驚いたのかな? それとも、周囲には私とその女性以外に人はいなかったので、私に襲われると思ったのかな? あるいは、何らかの病気の発作が起きた? わからん?
時々、こういう神経質そうな女の人と出会うことがある。こういう女の人は痩せ型で独特の雰囲気がある。
京都のおかしな人
2013年07月03日のブログ「京都事情その13~北野天神、種イモ屋と石像に跨る男~」にも書いたように、天神さんの鳥居の近くに置いてある高さが2mほどある牛の石像に、30歳くらい?のやせ型の男が跨っていた。天神さんの牛の石像に座るヤツなんて、生まれて初めて見た。京都も変なヤツが多い。
2018年10月14日のブログ「『たつみ』に入ろうとしたら京都のお節介ねえちゃんが・・・京都事情その52」にも書いたように、出しゃばりのけばけばしい女がいた。この姉ちゃんの頭のねじは相当緩んでいると思う。
これは、私が高校生の頃の話なので、相当な大昔。百万遍の交差点を歩いていたら、京大側の石垣の下の歩道に座って、口を異様に開けてパクパクする学生服姿の男がいた。みんな避けて歩いていた。一目見て、精神を病んでいる様に見えた。学生服を着ているので、京大生なのか、浪人生なのか?(高校生には見えなかった) 京都の人なのか、どこからか来た人なのか? どういう事情があったのか? よっぽど印象が強かったのか、何十年ぶりに思い出した。
とりあえず、こんなところかな。また思い出したら、書くことにしよう。こうやって書いたのを見ると、東京や横浜の人の方が重症のように思える。
2021年1月24日