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ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

東大の穴、大学院は中国人ばかり

2025年02月14日 | 研究および大学

中国人は穴を見つけるのが習性

 

最近TVを見ていたら、東大大学院の留学生の多くが中国人という話題を放送していた。中国人は隙間というか穴を見つける天才なので、直ぐにこういう情報は知れ渡る。

 

最近、国際免許証への切り替えが日本では容易だと言うことで、東京の運転免許試験場に中国人が並んでいるとTVでやっていた。旅行中の中国人でも切替できるらしいのが日本の役所らしい。また、ゲームPC部品の販売で、多数の中国人が並んで混乱したと報道されているが、これはたぶん転売が目的なのでしょう。私はこういう住みよい隙間を見つけて暮らしている人たちを「ごきぶり」と呼んでいます。

 

穴に群がる中国人ではなく、日本を貶す中国メディア

 

日本で発行している中国系のメディア(ネットだけ?)が、国際免許証を取りに来る中国人が列を作っている件を取り上げていた。この中国メディアは、「穴に群がる中国人」とか「日本人は『上に政策があれば下に対策有り』という言葉を知らないのか」と書いていた。そして、「日本は何故穴を埋めないのか」と他人のせいにするのは中国人らしい。

 

日本に住んでいるので、日本の役所は対応が遅いし、穴を作るのが得意という日本の事情を良くご存知で。特に国土交通省は、車種区分などあちこちに穴を作っている。

 

中国人激増の東大大学院

 

東大の留学生に中国人が激増している件で、「東大全体の留学生の3人に2人は中国人」「特に中国人留学生が多いのは大学院だ」「大学院は同じく約1万5000人のうち国費と私費を合わせた留学生は約5200人となり、そのうち約3500人が中国人」とデイリー新潮は書いている。この話題は、TVでもやっていた。

 

「東大の大学院は入り易いんだよ」

 

これは私の約半世紀前の経験。私が入社した時、東大の大学院卒がいたので聞いてみた。話を聞くと、彼は都内の某国立大卒で、大学院だけ東大だった。「東大の大学院は入り易いんだよ」と言っていた。それから50年、東大大学院が入り易いのは変わっていないようです。

 

東大の修士の定員は学部より多い

 

私の経験を信用しない人がいると思うので、東大の資料で示します。

なんと大学院(修士他)の定員は学部の定員より多いし、大学院生(修士他)は他大学出身者の方が多い。

 

令和6年(昨年)に入学した学部生は3126人

令和6年(昨年)の大学院(修士他)は3253人、その内東大卒は1619人で、他大学卒は1634人。

令和6年(昨年)の大学院(博士)は1379人、その内東大卒は885人で、他大学卒は494人。

 

(京大の場合)

京大の大学院の定員は学部の定員より少ない。他の大学でもそうでしょう。

令和6年(昨年)に入学した学部生は2908人

令和6年(昨年)の大学院(修士他)は2243人。(出身大学のデータは無い)

令和6年(昨年)の大学院(博士)は951人。(出身大学のデータは無い)

 

学部生は就職する人が多いのに、大学院(修士他)の定員の方が学部生より多いのは東大固有の事情があるのでしょう。東大は付置研究所が多く、その定員も多いので、他大学出身の大学院生が必要になる。しかし、東大大学院の博士課程になると、他大学卒は激減する。そして、東大の教師たちに他大学卒が珍しいのは、東大出身者を優先しているからでしょう。(今そのデータは無い)

 

東大の穴

 

これも「東大の穴」というか、「東大の隙間」なんでしょう。こんな住みよい隙間は他にないかも知れない。中国人は隙間が大好きだから。

 

日本政府の情報が洩れていないか?

 

東大の先生たちは、日本政府の仕事をしている人が多い。審議会の委員とか役所から委託を受けて仕事をしている場合がある。そうすると、役所の資料を大学に持ち帰っているので、その気になれば留学生も見る機会があるはずだけど、大学の先生なんて秘密保持なんて気にしていない。大丈夫かな?

 

2025年2月14日

 


東大の地盤沈下を憂うる

2024年06月09日 | 研究および大学

東大の地盤沈下

 

最近、東大の地盤沈下をつくづく感じる。新型コロナウイルスでは目立たなかったし、ワクチン開発でも何も出てこない。東大の地盤沈下を感じる理由として、TVに出てくる東大の人が以前と比べて少ない。(残念ながら、数値的なデータをもちあわせていない。感覚的な印象です)

 

東大のそもそもの創立の目的は、役人の養成です。それに国家プロジェクトの推進というのが付け加わった。あとは、私の個人的意見ですが、新しい技術や世界情勢の解説が出来れば良い。

 

ところが、東大生にとって役人の人気はダダ下がりになり、役人志望の東大生は減ってきている。国家プロジェクトも最近は減っているし、その成果も芳しくない。それで最近の東大はコンサルタントの養成学校みたいになっている。

 

東大の実力が低下したように見えるのは、他大学の実力が上昇したのであれば喜ばしいが、そう言い切るのも憚れる。

 

TVに出て来る東大の人は「特任」が多い

 

最近、TVを見ていると、東大の「特任」という名前の付いた教授・准教授・助教・講師が良く出て来る。「特任」という名前が付くのは有期雇用の人たちで、「特任」が付かない人がなんで出て来ないのかと不思議に思う。その分野に詳しい、「特任」ではない人がいないので、「特任」の人を急いで雇ったのかなと思う。そうではないと思いたいのだけど。

 

TVに「特任」の人が出て来る理由

 

昔から東大にいる「特任」でない人は、昔からの技術に浸っていて新しい技術の波に乗れないのかなと想像している。それで、「特任」の人たちを急いで雇って見栄えを良くしているのかな? 

 

東大に有期雇用の人は多い?

 

そこで、東大には有期雇用の人が実際に多いのかなと、京大、東北大と比較してみた。下の表は、ホームページで探した数字です。

(注)東北大は有期とそうでない教員を分けていない

 

東北大は、有期の人の数字が出ていないので、京大との比較だけになるが、これで見ると東大が特に「特任」すなわち「有期」の人が多い訳では無さそうです。じゃあ、なんでTVに出て来る人に「特任」が多いのかな? 比率は同じでも、絶対数は多いからかなあ?

 

データが少ないので明確なことは言えなかったけど、今後も継続して調べていきたい。

 

2024年6月9日

 


東大の進学システムは魅力的?

2024年05月21日 | 研究および大学

東大の入学システム

 

東大の入試は他大学と比べると特殊です。他大学は学部ごとに入学試験を行うが、東大は文科一類~文科三類、理科一類~理科三類の6分類で入学試験を行う。合格すると2年間は教養学部で学び、3年から各部・各科に進学する。東大の募集要項から引用すると、6分類からの進学先は下記の様になる。(見難くなるので、学科は適当に省略した)

文科一類→ 法 学 部

教養学部

文科二類→ 経済学部

教養学部

文科三類→ 文 学 部

教育学部

教養学部

理科一類→ 工 学 部〔建築系,機械系,航空宇宙,電子系,物理工学系,化学系〕

理 学 部〔数学科,情報科学科,物理学科,天文系,化学科,生物系〕

薬 学 部

農 学 部

医 学 部〔健康総合科学科〕

教養学部

理科二類→ 農 学 部〔応用生命科学,環境資源,獣医学課程[6年制]〕

薬 学 部

理 学 部〔地球惑星環境,化学科,生物系,生物情報〕

工 学 部〔化学系,機械系,建築系,計数工学科,工学系〕

医 学 部〔健康総合,医学科[6年制]〕

教養学部

理科三類→ 医 学 部〔医学科[6年制]〕

 

3年次の進学は、本人に希望と成績によって決めると募集要項に書いてあるので、進学希望者の多い学科は(多分)成績順になり、それほど自由に決められるわけでは無さそうです。それに、「類」によっては行ける学科が限定される。例えば、理学部、工学部、農学部は理科一類からも理科二類からも進学できるけど、進学できる学科が限定されているので、注意が必要。

 

下表は、文科一類~文科三類、理科一類~理科三類から、具体的にどの学部・学科に何人行けるかの予定数です。表中の「指定科類」枠は、上に書いた進学先枠で、それとは別に「全科類」枠がある。ただし、この「全科類」枠は全ての「類」から進学できるが、全ての学科に「全科類」枠があるわけでは無いと書いてある。

医学科へは理科三類から105名と主流です。理科二類からも医学部に進学できますが、予定数は医学科と健康総合科学科合わせて8名と少数です。

 

やりたいことが決まってないからこそ東大を選んだ

 

なぜ、このようなこと書くかと言えば、次のような記事があったから。2024年4月20日の東洋経済オンラインに「入学式取材で見えた東大新入生のリアルな変化」と言う記事が出ている。その中に

 

入学式に参加した新入生らに「なぜ東大を目指したのか」と尋ねたところ、「やりたいことがまだ決まっていないからこそ、東大を選んだ」と答える学生が多かった。東大の「進学選択」は大きな魅力になっているようだ。

 

という一節があった。東大の「進学選択」とは、上に書いた3年次の進学のことです。

 

確かに、他大学は入試時に学部を選択して願書を出す必要はあるけど、東大はもう少し大きなくくりで選択できるというメリットはある。受験生は小中学生の頃から受験勉強に集中していて、情報も少ないので将来の職業について明確には決めていない受験生が多いと思う。受験生にとって、18歳で職業を選択するのはリスクが大きい。ところが東大では大学1・2年で将来の進路を決める余裕が出来る。

 

と言っても、「進学選択」で行ける学部・学科は限定されるので、進路の大きな修正が希望通りに出来るわけではなさそうです。それに繰り返しますが、「進学選択」は成績次第ですね。成績が悪ければ、(多分)希望はかなえられない。

 

2024年5月21日

 

 


京大の吉田寮と熊野寮

2023年04月12日 | 研究および大学

京都大学には吉田寮と熊野寮

 

京都大学には、吉田南構内に吉田寮、吉田南構内から5分くらいに熊野寮があります。こんな近くに寮がある大学は少ないと思います。

 

吉田寮

 

吉田寮は木造2階建てで、1・2年生の教育を行う吉田南構内の南端に存在します。

 

私は中に入ったことが無いので、ストリートビューから外観の写真を拝借します。近衛通り側は、木が繁茂して寮が見え難くなっています。数年前に通りかかったら、入り口に立ち入り禁止の掲示(大学当局の掲示ではないような?)がありました。

 

熊野寮

 

熊野寮は鉄筋コンクリート4階建てで吉田南構内から歩いて5分くらいの場所にあります。ここは、時々警察が機動隊を伴って中核派の家宅捜索をするので、ニュースの片隅に出てきます。

 

外観的には新しく見えますが、私が子供の頃建ったと記憶しているので、半世紀は経っているはずです。

 

東大の寮は?

 

東大には、駒場構内に鉄筋コンクリート3階建ての駒場寮がありましたが、2001年に強制執行で廃止されています。したがって、東大の駒場や本郷の構内に昔風の寮は既にありません。

 

吉田寮は大学当局と紛争中

 

京大は吉田寮の寮生に退去を求めているようです。そういいながら、数年前には隣接地に新棟を建てているので、京大は吉田寮を廃止したいのか、それとも現在の寮を建て替えたいのか、良くわかりません。 

 

吉田寮がある吉田南構内(主に1・2年生の教育を行う)の地図を見てわかるように、京大の吉田南構内には新規に建物を建てる空きスペースが全く無い。私なら、吉田寮を壊して、何らかの施設を作りたい。今どき、大学の構内に寮がある必要は無い。

 

私は吉田寮内部を見たことが無いので、ストリートビューで見ると、いかにも昔風の寮という感じがします。吉田寮は文化財ものだという人がいるそうですが私はそうは思わない。

吉田寮のような時代は、既に過ぎたというべきです。

 

熊野寮は静か?

 

熊野寮は、中核派のアジトとして知られており、上に書いたように時々機動隊も出て警察が家宅捜索をやっています。ここも貴重なスペースなので、京大は欲しいと思っているはずですが、まあここは吉田寮の後ですね。

 

落ち目の京大

 

最近の京大は研究業績がパッとしない。今後、研究業績が上向くか、大いに疑問がある。京大に関連した研究者が過去にノーベル賞を貰ったことが多かったが、新聞に出る最近のノーベル賞候補とされる教授たちの業績を見ると、今後はしばらく無いのでは?と思う。設備や人員では超一流の東大が研究業績では二流のように、京大も設備や人員では一流だけど研究業績では二流に落ちようとしている。

 

二流の大学に「自由な学風」といっても、説得力が無い。やはり一流の大学だから、「自由な学風」と言っていられる。

 

私はこういう昔風の寮は必要ないと思う。時代の流れで、こういう昔ながらの寮が廃止されていくのも仕方ないと思います。

 

2023年4月12日

 


浮世離れした話 真鍋叔郎氏とABC予想

2022年05月11日 | 研究および大学

真鍋叔郎さんは浮世離れ

 

気候変動の予測に関する研究で、2021年ノーベル物理学賞をもらった真鍋叔郎氏に関して、ある日本メディアでは「海外では創造的研究ができる」と日本の学術研究の欠点を指摘して、海外を学術研究のシステムを持ち上げていた。確かにそうかもしれない。

 

真鍋叔郎氏本人は「日本人は互いに邪魔しないように協調するが、私は得意ではなかった」と述べている。

 

ノーベル賞受賞が決まった直後にTVに出ていた奥さんは「(真鍋叔郎氏は)私がいないと何もできませんから」と言っていた。これは、私の記憶です。ネットで調べても出て来ないので、記憶が怪しいかもしれない。しかし、似たようなことは言っていた。ネットに残っているのはもう少しソフトな表現です。

 

確かに、真鍋叔郎氏のような人が研究に没頭して生きていくには、いろんなこと(悪い言い方をすれば雑事)をしてくれる奥さんが必要だったし、その奥さんは大変だったと思う。それと同時に、こういう扱いにくい人を置いておく大学も大変だったと思う。

 

果たして、日本の大学では、真鍋叔郎氏のような人を置いておけただろうか? こういう浮世離れした真鍋叔郎氏のような人が日本で仕事をするのはかなり難しい。直ぐにはじき出されていたかもしれない。次の項に出て来る人を除いて。

 

真鍋叔郎氏は現在も研究を続けているとのことですが、米国では外部から研究資金が得られる研究者は年齢に関係なく研究できるそうです。悪い言い方をすると、世の中金次第ということ。

 

数学のABC予想

 

4月10日の夜9時から、NHKでABC予想の番組をやっていた。私は大学で理科系でしたが、ABC予想は全くの素人なのでどんな番組になるか興味があり見てしまった。それで「この番組はどうなの?」と聞かれても、「この番組の出来は良くわからない、しかし・・・」というしかない。

 

私が少しは詳しい分野に関するこの種の番組を見たことがあるけど、「それは誉め過ぎでは?」とか、「見方がズレているなあ」とか「上滑りしている」という番組になることが多かった。専門家でも難しい学問を短い番組で説明するのは無理がある。

 

という前提で私の感想を言うと、この番組は望月新一教授のABC理論の証明を否定的に扱っていたように感じる。

 

物理系の学問では新しい理論を打ち出した場合、その時代では実証できなくても、時間が経つとその理論が実証されることがある。しかし、「数学は哲学」という人もいる数学なので、新しい理論を打ち出しても実証するのが難しい。それで、肯定する側と否定する側の哲学的論争(水掛け論ともいう)になってしまう。

 

話はズレますが、望月新一教授が所属する京都大学数理解析研究所の教授陣には東京大学数学科出身が多い。数理解析研究所のような組織を東京に置いておくといろいろ言われるので、京都に持ってきたのかなと思う。そういえば、東京大学数学科の建物は本郷ではなく駒場の片隅の林の中にひっそりと建っている。しかし、数学科だけで5階建てのビル一つを持っているのは東大だけでは?

 

それに、「数理解析研究所」という名前は、「数学研究所」でも良かったけど、社会に役立つという雰囲気を出したかったのかなと思う。

 

麻生元財務大臣「微分積分・因数分解いらない」

 

麻生氏らしい発言ですね。これは、2020年9月に通信制高校であるN高校で講演した時の発言らしい。「大人になって微分積分・因数分解を使った人はいます? 必要かね?」(私が発言を再構成しています)

 

確かに生涯を通して微分積分・因数分解を使わない人が大多数です。私は理科系ですが、仕事で微分積分・因数分解を使ったことが無い。それに、音楽、古文・漢文、生物、地学は仕事に全く必要なかった。音楽は趣味で聴くけど、音楽教育は必要なかった。

 

2022年5月11日