は、前にも引用しましたが、その後も非常に熱心にSTAP細胞を追っかけています。
このサイトの2月25日付で、
” Top 5 excerpts of BioSciTech article on crazy STAP stem cell situation”
の見出しがあり、その記事中に次のように書かれていました。
2. Vacanti(バカンティ)教授は、数週間メキシコへバカンス ”Vacation” に出かける。
えっ! この時期に? なぜ?
そこで、Vacanti教授を検索すると、広島大の難波名誉教授が書いた記事をネットで見つけました。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/11a2a2dd083e3749d31549a4dcc411f7?fm=entry_awp
この中で、難波名誉教授は、Boston Globe紙のCarolyn Johnson 記者の書いた記事を紹介しています。
・Vacanti教授(医師?)は、博士号を持っていない
・彼の「小さな芽胞様桿細胞」説は学会からは相手にされず、マサチューセッツ医大でも孤立した
・Vacanti教授は、自説の正しさを証明してくれる「学生」を捜していた
難波名誉教授は、上記以外にもSTAP細胞に関するいろいろな課題・問題点を指摘しており、現在ではSTAP細胞に否定的なようです。
Carolyn Johnson記者の記事は、英文で量が多いので、私はこれから読みます。
http://www.hitwake.com/author/8475713/carolyn-johnson
筆者は、Boston Globe紙のHealthチームのScience Writerです。
アメリカの若い(写真を見ての感想)女性記者が、2月2日の時点で、これだけの記事を書けるのには、考えさせられます。日経新聞の「理研の発表にだまされた」と言う記事とは、大違い!日本では、年寄の記者でも、これだけの記事は書けないだろうなあと思ってしまいます。
今回の発表の直後は、マスコミとネットで、変な話題でお祭り騒ぎでした。しかし私は、こういう論文は追試してみないと何とも言えないと思っていました。科学をかじった人は、みんなそう思ったでしょう。恥ずかしいことに、政府の総合科学技術会議も、お祭り騒ぎの片棒を担ごうとしましたが。
その後、STAP細胞に関するいろいろな疑惑がネットで流れるにつれて、逆に「論文の発表者ガンバレ」という気持ちも強くなってきていました。しかし、発表から1ヵ月、日に日に状況は悪くなっているようです。
2014.02.28