ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

公明党が軽減税率を粘った目的は「新聞」

2015年12月29日 | 国際・政治

思っていた通りですね。この展開は。公明党の真の狙いは、軽減税率に「新聞」を入れることだと思っていましたが、その通りになりました。TVや新聞では、いつまでも食料品の軽減税率の話ばかりで、これで決着するのはおかしいな?と思っていたら、最後にスルッと「新聞」が軽減税率の対象になりました。

 

10%と8%のたった2%の差(食料品に10万使っても2000円の差、100万使って2万円の差です)で本当に消費者が喜ぶのでしょうか? 創価学会員は2%の差に固執して本当に喜ぶほどのアホなのでしょうか? ヨーロッパのように標準税率が20%前後の時に、0%や10%を軽減税率と言うべきで、日本でも軽減税率を採用するということは将来的に日本の消費税も20%前後になると言うことの裏返しのように思えます。

 

日本の軽減税率の話は過去に一回書いています。2014年11月29日の「なぜ、公明党は軽減税率と国交省に執着する?」を参照してください。

ヨーロッパの消費税に関しては、2014年12月05日の「消費税の軽減税率は規制緩和や行政の簡素化に逆行」を参照してください。

 

公明党が軽減税率に「新聞」を入れる本当の狙いは、新聞に恩を売って将来的にそのお返しを貰うということと理解した方がスッキリします。食料品で議論していると見せかけておいて、最後にチョロッと「新聞」を押し込んだのは後ろめたかったからでしょう。公明党の委員長は人相が悪くなりました。委員長になる前はニコニコしていたのに。創価学会は将来的にいろいろ問題を抱えていますから。

 

2015.12.29


高価な腕時計を付ける人の気が知れん

2015年12月26日 | うんちく・小ネタ

私は腕時計を付けません。腕時計を左の手首に付けると、重たくて違和感があって落着けないからです。

腕時計を持っていなくても、今の時代、ガラケーやスマホがあれば全然問題ない。それに都会では時計はあちこちにあるし、田舎でも車に時計は付いているのでそれほど困らない。

 

高価な時計は、男の宝石では? 男が宝石を付けていると周囲からあれこれうるさく言われるし、男に似合う宝石も少ないけど、高価な腕時計なら問題が比較的少ないということなのでしょう。

 

話は変わりますが、街で高級乗用車を見る機会が増えました。金持ちが増えたのでしょう。今まではあまり見かけなかったヨーロッパの自動車メーカーの車種もよく見かけます。

 

一方で、薄給でアルバイトや派遣をしている人もいるので、日本社会も階級の固定化が進んでいるのでしょう.

やはり、ここは一発逆転の10億円の宝くじでしょうか?

 

2015.12.26


二十四節気を天気予報で説明するって何の意味があるの?

2015年12月23日 | ニュース

天気予報で二十四節気の説明をするのはNHKが多いですね。年寄り向けでしょうか?

その割に天気予報は当たらないですね。

 

  • 2015年の冷夏予報は大外れ

 

今年は冷夏になるという長期予報でしたが、見事に外れました。冷夏の理由は、エルニーニョが発生すると冷夏になるという経験則ですが、自然はそんな一次方程式のような単純なものではないということでしょう。

 

また、8月末の数日間は、4・5日前の天気予報では晴れて暑いと言うことでしたが、1・2日前には曇りや雨に変わっていました。天気予報って、前日じゃないと当たらないというのでは役に立ちません。前日でも良いという弁当屋さんもいるかもしれませんが、予定を立てるのに、せめて4・5日前に天気を知りたい。おまけに8月末は、前日の予報でも当たらない日が多かった。

 

コンピューターを使って計算する数値予報になってから、それ以前より予報は当たるようになったのは確かです。しかし、素人でも翌日の天気がわかるような日の予報をプロが当てても仕方がない。雨か晴か素人が判断できない時に予報を当てないと、本当に天気予報が当たったとは言えない。

 

  • 誰のために二十四節気の解説しているの?

 

ところで、今年の8月は記録的な猛暑が来たと思ったら、月末になると急に涼しくなりました。関東ではこういう年が時々あるんですよね。こういう時でも、二十四節気解説士(二十四節気を天気予報の中で説明する天気予報士をこう呼んでいます)は、「今日は処暑で暑さが和らぐ頃です」と言っていました。処暑だからどうだっていうの? 天気予報と二十四節気はどういう関係があるの? 説明してよ! ずるいのは、「今日は処暑で暑さが和らぐ頃です」としか言わない事。天気予報は当たらないけど、二十四節気は当たると言いなよ。

 

いまどき二十四節気を実生活に使っている人っています? 私が思いつくのは、立秋を過ぎたら「暑中見舞い」が「残暑お見舞い」になることくらいでしょうか? あとは俳句をしている人くらい? 二十四節気解説士が、いつも得意そうに二十四節気の話をしているのを聞くと、「副業の気象予報士は辞めろ」とか「天気予報をもっと当てろ」といつも思います。

 

二十四節気の元は中国南部の気候で決めた話で、日本ではありません。それでも二十四節気の方が良く当たると言うなら、気象庁の長期予報は必要ない。長期予報が当たらないので二十四節気を頼りにすると言うのなら筋は通る。その場合は気象庁とケンカしてもらえれば良い。

 

  • 二十四節気解説士を養成している気象会社はどこだ?

 

これだけ、気象予報の中で二十四節気の話をする二十四節気解説士が多いと言うことは、気象会社が養成しているということでしょう。

30余ある気象予報の会社の中には、ひよっこの気象予報士に、話すネタが無い時は二十四節気を持ち出して時間を使えと教えているのでしょう。

 

今後、二十四節気解説士を見つけたら、所属の気象会社を調べてみようと思います。何人かの二十四節気を解説する気象予報士の所属会社が同じだったら、そこが二十四節気解説士を密かに養成している会社です。

 

ところで、天気予報はなかなか当たりませんが、赤い彼岸花は彼岸が近いことを毎年教えてくれます。今年は残暑がほとんどなかったのに、やはり彼岸を教えてくれたのは不思議です。

 

2015.12.23


東京の「がっかりスポット」その1 銀座

2015年12月20日 | まち歩き

先日、久しぶりに銀座を歩いてきました。目的は銀座ではなく、数寄屋橋の西銀座チャンスセンターです。(ここは「銀座」?) 目的は当然「10億円宝くじ」。有楽町の駅前交番で道を聞き、マリオンを突きってたどり着いたらこの行列。列の最後尾のプラカードを持った人に聞くと、2~3時間待ちだそうです。平日なのに!

 

 

仕方ないので高速道路の下を回って、将来の海外旅行のために「成田空港千円バス」のバス停はここらだったかな?と探すと直ぐに発見。ふと宝くじ売り場の方を見ると、他にも「10億円宝くじ」の窓口がいくつかあって、列は20人ほど。あれ?そうするとさっきの列は?と確認すると、「10億円宝くじ」の1番窓口の列でした。なるほど、少しでも当たる確率が高い方に並ぶんだ。

 

この行列を見て、私は「この沢山の行列の中から一人しか10億円が当たらないのか」と思ったら、挫けて並ぶのを止めました。そして有楽町の交通会館の各地の物産ショップを見て何か買っていこうということになりました。

 

そうは言っても久しぶりの銀座なので、銀座の雰囲気を感じようとブラブラ歩いてみました。買物が目的では無いので、建物を見ると一つ一つはきれいですが、これがバラバラ。建物の高さや形をどうして合わさないの? 1丁目方向の「LIXIL」の看板も目障りです。せっかく電柱を撤去して歩道もきれいで歩き易いのに、統一性のない建物が残念です。こういうとことがまだまだ日本は遅れていると思うと同時にこれが東京という感じがします。

パリのようになるのにあと百年かかるかなあ。でもそれまでに地震が来そうで、この景観を保てるかどうか?

  

 

というわけで、2度がっかりした日でした。実は交通会館にも欲しいものが無く、三回がっかりした日でした。

 

2015.12.20


日本の大手電機メーカーは家電を止めるべき その1

2015年12月17日 | 社会・経済

前にも書きましたが、東芝製の洗濯機(縦型)でホースの破損、配線の線噛み、樹脂製のフィルターの破損、電磁弁からの水漏れが2年の間に発生しました。前のブログはこちら

 

東芝製の洗濯機でのトラブル

①ホースの破損

風呂桶からのホースを風呂の戸で挟んだのが原因。しかし、他社と比べてホースが弱いのは明らか。新しいホースを買ったら、ホースのカバーが付いてきた。

②配線の線噛み

工場での組み立て不良。内部の電気配線のコードを洗濯機の部品が挟んで組み立てていた。

③樹脂製のフィルターの破損

一回も手を触れていないのに破損。原因不明。

④電磁弁からの水漏れ

水を入れたり止めたりする電磁弁は重要部品のはず。それが1年ちょっとで水漏れが発生するとはありえない! 素人では原因はわからん。1年の保証期間が切れているし、この洗濯機に見切りをつけて日立製に買い替える。

 

買い替えた日立の洗濯機(高価な斜めドラムではなく、従来タイプの縦型)は、1ヵ月目に洗濯物の重量を全く検知していない(洗濯物の量を変えても、水量は全て同じ)のに気が付いて新品に交換してもらう。それからは今のところ正常?に動いているが、使ってみてわかったのは、こいつが実にバカでノロマでイライラする代物。まるで日立本体。

 

日立の洗濯機で何がイライラするかというと、

①重量検知がかなり不正確で、仕方なくマニュアルで使っている

②無意味に変なタイミングで水を入れる

③不可解なタイミングで無音のまましばらく止まっている

など。使用者との信頼を崩す動きをします。

 

あまり詳しく説明しても現品を見ないとわからないと思うので、これくらいで止めておきますが、とにかくストレスが溜まる代物です。前の東芝製のさらにその前は日立製だったけどこんなことは無かった。

 

考えるに、原因は他社の特許逃れなのか、他の洗濯機のソフトを流用しているためか? どうせ日立本体が設計しているのではなく下請けに設計させているのでしょうが、日立本体か下請けが設計しているにしても、設計に人を掛けていないか手を抜いているのか?

 

東芝も日立も白物家電は儲けが少ないので最近は力を入れていないのでしょう。私は日本の家電メーカーを信頼していました。今までは若干のトラブルはあったものの十分に性能を発揮してほぼ満足していました。ところが、最近のこの低品質にはほとほと呆れました。日本メーカーは、金額の張る斜めドラムタイプには力を入れているけど、安価な従来の縦型は手を抜いていると疑っています。

 

パナソニックやシャープの洗濯機は使ったことが無いのでその品質わからないけど、東芝や日立の製品がこのレベルなので、日本メーカーの品質も落ちたもんだなあとがっかりです。最近、三洋電気の洗濯機部門を引き継いだ「アクア」や韓国メーカーの製品も量販店で見るけど使ったことはありません。今の洗濯機が壊れたら、こういう日本メーカー以外の製品も使ってみようかと思うこの頃です。

 

最後に日本の家電メーカーに一言。家電で利益が上がる見込みが無く情熱も無くなったのなら、家電から手を引くべきです。それがメーカーにとっても、使用者(ユーザー)にとっても最良の方法です。

 

2015.12.17