ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

シェア電動キックボードは成功するか? 

2020年05月30日 | 鉄道・リニア新幹線・航空機

電動キックボードは、「電動スクーター」とか「電動スケーター」とも呼ばれていて、既に下記のブログで取り上げている。

2018年6月20日のブログ「またシェアか? アメリカで流行る電動スクーター」参照。

 

その後の電動キックボードのシェアリング事業は、否定的な報道と背定的な報道が出て混沌としていたが、日本では新型コロナウイルスを理由に撤退したようです。

 

電動キックボードの課題は

・乗り物としての法的規制をクリアできるか(日本では原付並みの扱い)

・屋外に放置するので、盗難・破壊・無断放置などのリスクを防げるか

・電池交換などのバックアップ体制を効率良く低コストで準備できるか

 

日本での電動キックボードの実証実験は?

 

週刊ダイヤモンド2020年1月18日号に「来るか!?電動キックボード旋風」という特集記事が出ていた。この特集の中に実際に電動キックボードを使用した体験が載っていた。

 

日本では公道で走る場合、原付免許と方向指示器などの装備が必要。それにヘルメット着用で、歩道走行は禁止。ただし、埼玉の浦和美園駅周辺では実証実験が行われており、規制が緩められている。浦和美園駅から埼玉スタジアムまで、実際に電動キックボードを使用したところ、車道走行は道路の凹凸で不安定になるので無理。このような車輪の小さな乗り物は、路面の凹凸の影響を大きく受けるので、車道走行が危ないのは始めからわかっている。

 

じゃあ歩道を走れれば?という声が聞こえてきそうだけど、電動キックボードは時速20Kmでるので、歩行者は危ない。今でも歩道を飛ばす自転車のガキや電動自転車のオバサンがいるが、「スピードを出すなら車道を走れ!」と言いたくなるくらい危険。

 

それに、基本料金の他に1分25円という時間料金も高い。10分で250円なので、現地に着いたら直ぐに乗り捨てる必要がある。

 

ドイツでは電動キックボードは人気?

 

「ドイツで『イースクーター』が大流行中! 人気加速の理由」がネットメディアの“GetNavi”の1月12日付に載っている。こういうところもあるんだ。

 

電動キックボードの大手運営会社がリストラ

 

「電動スクーター業界、次なるフェーズへ。Limeが複数都市から撤退」という記事が1月16日付の「ギズモード・ジャパン」に載っている。内容は「電動スクーターの(運営会社)Limeが、従業員約100人を解雇、サービスを提供していた10を超える街から撤退」と伝えている。

 

電動キックボードは日本では成功しない

 

日本で原付相当という規制がある限り、広まることは無い。世界の都市の中には、便利に使われる可能性があるが、それには規制が緩く、整備された道路や歩道などの条件が整っていることが必要。

 

そもそも、電動キックボードは原付相当という日本の規制がおかしい。電動キックボードはどうみても電動アシスト自転車並みかそれ以下でしょう。しかしながら、スピードを上げて歩道を走る電動アシスト自転車は怖いので、何らかの規制が必要なのは確か。

 

(話は飛びますが、原付のエンジンを乗せた4輪カートがヘルメット無しで公道を走ることができるのは全くおかしい。道路交通法なんて矛盾だらけ。頭の悪い旧運輸省の犯罪です。いつか取り上げたい)

 

じゃあ、アメリカや中国でシェア電動キックボードやシェア自転車は成立するか?

 

私はアメリカや中国のシェア電動キックボードやシェア自転車に懐疑的です。日本は自販機大国といわれているが、それは治安が良いから。世界では自販機を屋外に設置できる国は少ない(らしい)。屋外に自販機を設置するとすぐに壊されて商品や現金を盗まれる国がある。こういう国では、屋外に放置するシェア電動キックボードやシェア自転車は壊される可能性が高い。金を払うくらいなら、壊してしまえば良い。中国のような監視社会なら何とかなるかもしれないが、それでも使用する前に制御系を壊してしまえば良い。したがって、これらの国ではシェア電動キックボードやシェア自転車は永続的なビジネスとして成立するはずが無い。

 

などと考えていたら、4月14日の日経産業新聞に「コロナ、移動シェア直撃 サービス終了・休止相次ぐ」という記事が出た。この記事によると、

・埼玉の浦和美園駅周辺で実証実験を行っていたウィンド・モビリティ・ジャパン(本社はドイツ)は、4月末でさいたま市と千葉市のサービス終了

・Azitは東京でのサービスを5月7日まで休止(その後は不明)

・Luupや米国のLimeは日本での実証実験を白紙に

 

と撤退を強く匂わせている。新型コロナウイルスを理由に挙げているけど、これは口実。この時期の撤退は、新型コロナウイルス以前からビジネスモデルとして成り立っていなかったというべきで、ビジネスモデルとして無理があった。

 

2020.05.30

 

 


韓流ドラマより面白い韓国の実際のドラマ

2020年05月27日 | 国際・政治(朝鮮・韓国)

前々回のブログで書いた品切れしているハンドソープは、2軒のスーパーにあった。良かった! ただし、いつもと違う銘柄。

 

慰安婦を支援する団体は疑惑のスーパーマーケット

 

慰安婦の一人が、慰安婦を支援するはずの団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義記憶連帯と略称)」(韓国挺身隊問題対策協議会から名称変更)の前理事長(女性)を批判してから、この前理事長や正義記憶連帯に関するいろいろな疑惑が噴出していて興味深い。

 

疑惑を簡単に言うと、前理事長や正義記憶連帯は、当初は慰安婦を支援していたかもしれないが、徐々に変質して慰安婦を金づるにしていた疑惑です。(あるいは、当初から慰安婦をカモにしていたかもしれない)

 

・正義記憶連帯は、ソウル市郊外の安城に「慰安婦被害者のための憩いの場」という滞在施設をもっていたが、管理は前理事長の父が一人で行い、この施設で暮らしていた

・「慰安婦被害者のための憩いの場」を利用した慰安婦はほとんどいない

・「慰安婦被害者のための憩いの場」の宿泊施設を相場より高額で購入し、最近約半額で売却した

・毎週水曜日に開催される抗議集会で集めた寄付金の流用疑惑

・寄付金の口座は、団体の口座ではなく、前理事長個人の口座だった

・国税庁に提出された資料には、政府やソウル市からの補助金の記載が無い

・前理事長の娘は米国に留学しているが、前理事長の所得税から推測した年収では留学費用を賄えない

 

・他の慰安婦も正義記憶連帯の前理事長の不正を暴露している

 

などなど。目についたニュースから拾い上げたが、読んでいないニュースもあるし、これからもさまざまな疑惑が出て来そう。

 

私的流用額は小さいけど疑惑は多い

 

流用したと思われる個々の金額は数十万円から2~3千万円と小さい。少しずつ、少しずつ、分かり難いように流用したのかな。元は日本からの金や、韓国の公金、募金など。日本からの金を着服したとしても、韓国民が怒るかどうかわからないが、募金や公金の流用は怒るだろうな。 

 

「ナヌムの家」も慰安婦をカモにしていた?

 

この話は記事を読んでも概略をつかみきれないので、説明は省略する。5月20日のハンギョレ新聞に「ナヌムの家、後援金を法人口座に“奇怪な募金”構造…人権侵害の疑惑も」という記事が載っている。この「ナヌムの家」は韓国の曹渓宗が関与しているおり、上層部のでたらめをメンバーが告発している。

 

韓国のこういう組織は腐敗しやすい

 

韓国のこういう組織は、慰安婦の後押しをするという大義があるので、組織に少々の問題があっても表ざたになり難いし、外からの批判が入り難いので、だんだんと腐敗していくだろうなと想像できる。募金が集まり、公金が入って来ると、個人商店のような組織は公私の金の区別がつかなくなるだろうなとも思う。

 

騙されやすい人はいつまでも目を覚まさない

 

5月19日のAERA dot.に「『慰安婦』関連の報道合戦で突きつけられた現実「問われるべきは誰か」という記事が載っている。

 

この記事は日本人女性作家の連載の一部。内容は、疑惑のスーパーマーケットの前理事長は「非常に厳しい倫理感で生きてきた」人であり、前理事長への批判は誹謗中傷であり、克服すべきものという認識のようです。そして「現代韓国であっても、男性特権を侵害するフェミニストへの根深い嫌悪」が原因という考えのようです。また、「問われるべきは誰か」は、安倍首相を指しているようです。

 

日本の女性の中には、こういう人が確実にいる。前理事長の周辺から、これほど多くの疑惑が出て来ると言うことは、前理事長と付き合っていれば薄々不正に気がつくし、噂も流れていたはずなのに知らなかったとはありえない。あるいは気がついていても、重要な問題の前には小さい問題だと目をつむっていたのかもしれない。

 

ところで、この前理事長の疑惑を取り上げた日本のメディアの記事を読んでも、この疑惑で慰安婦問題が雲散霧消すると書いた記事は無いと思う。(私が読んだ範囲。すべて読んだわけでは無い)

 

この疑惑は解明するべきだし、そうしないと前進しない

 

韓国では大統領が辞めた後にいろいろな疑惑が噴出するのを聞くと、韓国は日本より汚職や公金の横領などの不正が多いように感じる。(このデータは無い)

 

疑問なのは、日本のメディアの現地駐在の記者は知らなかったのかな? そんなわけはないと思うけど。知ってはいたが書けなかった?

 

この疑惑はあまりにひどすぎる。

 

2020.05.27

 

 


安倍政権支持者は焦っているようだ

2020年05月24日 | ニュース

露骨に安倍政権を擁護せざるを得ないほど、余裕が無くなった

 

5月22日のTBSTVで、ジジイ通信のジイさん(最近は悪代官に裏金を渡す悪徳商人のような顔になってきた)が、賭けマージャン検事長の問題は検事総長の責任としきりに強調していた。賭けマージャン検事長の定年延長問題が話題になっていた頃、定年延長は安倍政権が主導したと言われており、検事総長が主導したという話は誰もしていなかったのに。

 

検事総長は検事長の上司なので、責任があるのは言うまでもないが、冷静になって考えると、検事長の定年を延期せざるを得なかったのは検事総長が居座ったから。その理由は、賭けマージャン検事長を検事総長にしたくなかったか、検事総長の座に固執したからか? いずれにしても、賭けマージャン検事長の定年延長を推したのは検事総長ではなく、やはり政治の方でしょ。

 

ついでに言うと、裁判官上りの弁護士もジイさんに同調して検察を攻撃し、安倍政権の問題にするのを避けていた。さらに言うと、この弁護士は「裁判官に記者との癒着は無い」と裁判官は検察官と違うと言っていたが、どうだか? 日本中の裁判官を知っているわけないのに、なぜ断定できる?

 

このジイさんと弁護士、従来はもう少し余裕があったが、これほど露骨に政権を擁護するのは、よほど危機感を持っている様に見える。

 

朝日新聞と産経新聞は仲良し

 

しかし、朝日新聞と産経新聞の記者(朝日新聞は元記者だけど現職社員)が一緒に雀卓を囲むとは驚いた。検事が新聞記者と賭けマージャンをすることより、こっちの方に驚いた。もっとも、新聞販売店の中には朝日新聞と産経新聞の両方を配達しているところがあるので、記者たちも一緒に取材してもおかしくはないけどね。

 

もしかしたら、これらの記者は早稲田大学の麻雀仲間だったりして? (残念ながら、新聞記者がどこの大学卒かわからない) 前にも書いたけど、早稲田大学の学生は講義には出ずに、仲間とマージャンして卒業したので、これらの仲間が仕事に役立っていると、早稲田の卒業生が書いていた(言っていた?)。

 

一つの可能性は、朝日新聞は現政権の情報を取りづらいので、産経新聞に頼っているのかもしれない。これも前に書いたけど、朝日新聞はNHKを批判するけど、産経新聞を批判した記事が滅多に無いのは、こんな理由があるのかもしれない。

 

2020.05.24

 

 


新型コロナウイルス、重箱の隅をつつく その9

2020年05月21日 | ニュース

アベノ答弁

 

14日午後の安倍首相の会見をたまたまTVで見た。その中の一人の記者の質問だけを聞いた。記者の質問は、現在の特措法はいろいろ不備が言われているので、第2波に備えて特措法を改正するつもりはあるかという、至極当然の簡単な質問。

 

安倍首相の回答を聞いていて、サッパリ理解できなかった。関係ないことをベラベラしゃべり、お終い。安倍首相の国会答弁は、役人の作った原稿を読むだけらしいので、すり替え答弁は役人の悪知恵だけど、役人が原稿を作らない記者会見の回答(これは推測、こんな記者会見の回答は原稿無いと思う)がムチャクチャなのは単純に頭の中が整理できていないだけかもしれない。

 

アベノマスクはまだ来ない

 

2日前に百均に寄ったら3枚入りのマスクが20~30個ぶら下がっていた。一人一個の制限付きだけど。

これじゃ、アベノマスクは必要ないんじゃないの? ウェットティッシュも以前は無かったけど、最近は見かけるようになったので、今無いのはハンドソープが第一。アベノマスクをアベノソープに交換して欲しい。

 

特措法は自粛か強制か?

 

その特措法をどうするか? 第2波が来ることを前提に準備しておく必要がある。現行の新型コロナウイルス特措法は、補償を規定していないし、強制力も持っていない。もっぱら、国民の自主的な意思を尊重するような法律になっている。これらの点について、いろいろ批判があり、感染が落ち着いた頃で第2波の感染が起きる前に、この法律の改正が議論になる。

 

従来通り自粛なら

国民の自主性、つまり自粛に頼る。罰則なんて日本に合わない。しかし、短期間なら国民は自粛できるが、長期間になると国民が自粛してくれるかどうか? 欠点として、自粛しない人たちを見つけ出し、嫌がらせをする人たちが出てくる副作用もある。

 

強制にすると

政府に強権を委託することになる。強制的に外出は制限されて、警官が見回り、違反すると罰則が適用される。外出制限が長期間になると、自粛では続けられないので、強制力が必要になる。この場合でも、違反する人を見つけ出し、警察に連絡する人が出て来る。

 

どっちが良いか、難しい問題。短期間なら、自粛でも強制でも変わらないけど、長期間になると、強制力が必要かもしれない。この点に関しては、安倍首相支持の保守層の人でも意見が分かれると思う。

 

新聞もどちらが良いか、ハッキリ出していないような?(全ての新聞の全ての紙面を見たわけでは無い) 例えば、朝日新聞は自粛破りの店を摘発するような行為を批判しているけど、海外の論調の紹介では日本の対応が生温いとの批判を紹介している。これでは、社内で統一した見解をまとめられない。

 

自粛狩りはTVじゃないの?

 

自粛中なのに自粛破りをする人たちをネットやいろいろな方法で曝すような行動「自粛狩り」をTVは批判している。しかし、TVを見ていると「自粛狩り」をしているのは「TVじゃないの」と言いたくなる。海岸や公園でマスク無しで遊んでいる人を捜してきて、モザイクを掛けてしゃべらせている。これは「自粛狩り」と同じでは?

 

この差は喜ばしいが、原因がわからないのではしょうがない 

 

下図は、5月16日現在の100万人当たりの死亡者数と感染者数。数字は「カタール、シンガポール、米国、ベルギー…… 人口あたりの『現時点での感染者』が多い国」黒井文太郎  から引用しました。元は「ワールドメーターズ」というサイトから引用のようです。

これらの図をじっと見ると、ヨーロッパ、アメリカが多いし、ロシアや中東もそこそこ多い。異様なのは、日本、韓国、中国が異常に少ないこと。この三国はコロナウイルスの政府の対応がいろいろなのに、共通して少ないのはなぜだろう。ここに書いていないけど、東南アジアのデータが入ると、より傾向がハッキリする。データを捜さないと。

 

もちろん、統計の信頼性、PRC検査の実施数、医療のレベル、感染症に対する政策など国によっていろいろあるので厳密な比較は難しい。しかし、この差は大きすぎる。

 

確かポルトガルはBCG接種をしているはずなので、BCGをしていると感染者や死亡者が少ないという噂もあやしい。シンガポールが多いのは、南アジアからの出稼ぎ労働者に広がったので、特有の事情がありそう。

 

中国やカリフォルニアは「武漢型」なのでウイルスが弱く、ヨーロッパやニューヨーク、最近の日本は「ヨーロッパ型」なのでウイルスが強いと言われているが、日本が感染者・死亡者の少ない理由にはならない。韓国がどの型なのか、私は知らない。

 

TVでも言っていたが、日本が緩い規制なのに感染者・死亡者が少ないのは嬉しいけど、その理由が明らかにならないと、第2波が来た時に今まで通りの対応で良いのか、それとも別の対応を取るべきか、わからない。この要因の解明は難しいが、やらねばならない。

 

2020.05.21

 

 


雑草という草は無い

2020年05月18日 | うんちく・小ネタ

雑草という草は無い

 

この「雑草という草は無い」あるいは「雑草という名の草は無い」という言葉は昭和天皇の言葉と伝えられていて、私もそう覚えていたら、実は植物学者の牧野富太郎の言葉だとか。昭和天皇の発言のいきさつは、侍従長だった入江相政の「宮中侍従物語」に書かれているらしいけど、異論もあるらしい。いまさら「宮中侍従物語」を読んでも仕方ないので、ここは追求しないでおこう。

 

この「雑草という草は無い」は名言と思うけど、そう言っていられるのは植物学者と天皇だけ。植物学者は仕事だし、天皇は雑草を抜いてくれる侍従がいる。しかし、庶民は自ら雑草を抜くしかない。

 

広い庭は手入れしないと寂しい

 

私の家の近くには、私の家よりも古くに分譲された当時の価格で1億円を越える200㎡弱の住宅が多くある。(同じような家の現在の新築分譲価格が1億円に届かないのは地価が下がったから)

 

運動のためにこれらの分譲地まで散歩に出かけると、かなりの住宅で芝生の庭の手入れが行き届いていない。若い人たちが出て行って、高齢者(80歳前後かな?)だけが残り、庭の手入れが行き届かないかもしれない。(私がその家の人に直接聞いたわけでは無いので真実は不明です)

 

狭い庭でも草取りはしんどい

 

春になると雑草も伸びて来るので、天気が良い日に自宅の狭い庭の草取り(草抜き)をしたが、1時間ほどで疲れた。しゃがむ姿勢を続けるのと根まで取る必要があるので、けっこうしんどい。うちの狭い庭の当面の敵は、ドクダミとクローバーのようなハート形の葉の草。ドクダミは1本の太い根が地中深く伸びているので、この根ごと抜く必要があるが、葉をもって引っ張ると途中から折れる。クローバーのようなハート形の葉の草も、根から掘り起こさないと直ぐに増えて来る。両方とも手強い。

 

庭の敵 ドクダミ

 

いつ頃からか、それまで全くなかったドクダミが急に増えだした。初めはドクダミ茶でも作ろうかと放っておいたら、急激に増えた。そこでドクダミ茶を作ろうと葉を採取したが、良い葉を選ぼうとするとほとんど使い物にならなかった。そこでドクダミ茶はあきらめて、退治することに方向転換。

しかし、葉の部分をもって引き抜こうとすると、図のように太い根が途中で切れてしまい、根が残ることになる。根が残ると、そこから再び生えて来る。土を掘り起こして、根ごと取り除かないとあかん。

 

庭のもう一つの敵 クローバーのようなハート形の葉の草

 

うちの庭に芝生を貼ったら、暫くしてクローバー(シロツメクサ)が生えてきた。この中から四つ葉を見つけたら幸せになる(本当かな?)とそのままにしていると、あっという間に全体に広がってしまった。しかし、クローバーにしては何か違う? 

 

そこで図鑑などを調べると、この草はクローバーではなく、カタバミとわかった。実はカタバミの葉はハート形で、クローバーの葉は丸い形とは! そこで、せっせとカタバミを抜いているが、一度広がったカタバミを退治するのはエラク大変! カタバミも根まで掘り起こさないと再び生えて来る。そこで根まで根こそぎ抜いていると、根の形状が違うのに気がついた。これは何? 下の写真のように4種類の根が出て来た。これらは全てカタバミ?

 

①ニンジンの根のような

 

②球根のような

 

③種のような

 

④根だけ

この根は、葉が赤黒いカタバミ?の場合が多い。

 

参考にクローバーの写真はこれ。葉が大きく、花がカタバミより大きくて白い。葉はハート形ではなく、丸い形で、白い模様が入っている。

 

いろいろ疑問はあるが、この連休はカタバミを根ごと全て抜いてしまおうと思っている。これが上手くいくと、次はチドメグサ(血止め草)。この草は、地面を這うように生えているので、根ごと抜く方法を思案中。

 

2020.05.18