セブンイレブンにアリメンタシオン・クシュタールが買収提案
コンビニ「サークルK」などを経営するカナダの企業「アリメンタシオン・クシュタール」がセブンイレブンに買収を提案しています。
このニュースを聞いた時、「サークルK」とセブンイレブンが同じグループになると、アメリカでは独禁法が障害になるのでは?と思ったので、調べてみました。
下記はネットで調べたアメリカにおけるコンビニの順位です。異なる三つのサイトのデータを載せています。
セブンイレブンが一位で、「サークルK」が二位ですが、ガソリンスタンドが主のShellとExxonを含めている場合とそうでない場合があります。ShellとExxonを含めると独禁法に触れないと思われますが、含めないと独禁法に触れると思うのですが? なぜ、ShellとExxonの店を含む場合と含まない順位があるのか、分かりません。
昔のTV・CMを見ていると悲しくなる
8月のタモリ・ステーションをたまたま見ていたら、昔のTV・CMをやっていた。ちょうどやっていたのは、日立とレナウンとセイコー。
日立
日立のCMは、昔から大きな木が出て来て「この木なんの木」と歌うCMをやっている。このCMには、日立の子会社の名前が次々と出て来るので、「日立は子会社が多すぎだよ!」とか、このCMに出て来る大きな木は「寄らば大樹の陰」の「大樹」じゃないかと思っていました。
しかし、日立はその後主要な子会社を次々と売却しています。経済評論家などは、日立は非主流の事業を上手く売却したと誉めています。
日立建機⇒一部株式を売却し、筆頭株主ではなくなる
日立国際電気(国際電気、日立電子、八木アンテナが合併)
⇒(映像・通信ソリューション事業)日清紡
⇒(成膜プロセスソリューション事業)KOKUSAI ELECTRIC
日立金属⇒(株)プロテリアル
日立化成⇒昭和電工と合併し「レゾナック」となる
これからすると、CMに出て来る「大樹」の見えない裏側が1/3くらい枯れているはずです。
(追加 2024年9月5日)
そういえば、日立工機も投資ファンドに売却されています。
日立工機⇒工機ホールディングス
ブランド名は、”HiKOKI”(「ヒコーキ」ではなく、「ハイコーキ」です)
レナウン
ご存知のように、中国の会社に売却されましたが、この中国の会社が破綻したので、レナウンも倒産しています。レナウンに関しては一度書いています。
2023年10月06日の「アレックス! 中国企業は当てにならないぞ!」
セイコー
昔は今よりも輝いていたように思います。関連会社のセイコーエプソンもニュースに出て来ることも無いような?
企業も寿命がある
サラリーマンの終身雇用は風前の灯火ですが、企業も寿命があります。大きな木の陰の下で寝ていると、突然木が倒れてきます。
2024年8月26日