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京都事情その73 ~京都御苑のシカはどこから来た?~

2023年01月26日 | 京都現地事情

24日夕方から京都は大雪

 

京都は24日の夜から久しぶりの大雪で、東海道線の駅間で長時間電車が止まり、相変わらず乗客はほったらかし。JR東日本は乗客を長時間電車に閉じ込めて平気だけど、JR西日本も同じ。人間は他人の失敗が自分には起こらないと思っている。だから自分が失敗しないと、本当の反省はしない。

 

新名神でトラックなどが雪で立ち往生

 

名神高速は新幹線と同じように関ケ原を通るルートなので、雪の影響を受けやすいと言われていた。それで新名神を作る時、関ケ原を避けて鈴鹿越えの旧東海道ルートを取ったと聞いている。その新名神が、降雪のために多くの車が立ち往生しているのはどうした? 一方の名神高速は渋滞しているけど、動いているようです。(1月25日夜)

 

シカの状況

 

京都の野生動物としては、2017年7月12日の「京都事情その45 ~京都の猪~」にホテルに現れたイノシシを書いている。今回はシカです。

 

京都御所(こちらは宮内庁の管轄)の周囲の玉砂利の道や芝生は京都御苑(こちらは環境省の管轄)と呼びますが、ここに一匹のシカが迷い込んできました。

 

NHKや京都新聞によると、23日午前に体重50キロ、体長1メートルほどの雄のシカが1頭京都御苑に迷い込んでいるのがみつかり、23日午後になって市や警察などに捕獲されました

このシカがどこから来たのか不明と書いていたので、私が推測します。と言っても、誰もが同じ推測をすると思いますが。

 

前日の夜にも目撃されていた

 

京都新聞によると、前日22日の深夜に図中の地点(2カ所)の歩道でシカが目撃されていた。そうすると、鴨川の河原を下って来たシカが市中に迷い込んできたと推測するのが妥当と思われる。

 

高野川上流の宝ヶ池付近に複数のシカが目撃されている

 

鴨川に右から合流する高野川の上流の宝ヶ池公園付近に現れる野生のシカが増えていると京都新聞が昨年の7月に報じている。

 

鴨川の河原にいるシカが目撃されている

 

また、京都新聞によると、2021年6月にはの近くの鴨川の河原でシカが目撃されている。

 

シカは上流の山から鴨川を下って来た

 

これらの状況証拠から、高野川の上流にいたシカが川に沿って降りて来た可能性が高い。しかし、左側から合流する賀茂川の上流でもシカが目撃されているので、賀茂川上流から来た可能性もある。いずれにしても、北山にいたシカが川を下って来たと考えるのが妥当です。

 

2023年1月26日

 


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