「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「野生と共生、可能か?」

2024年09月14日 | ニュース・世相

                
                野生のサル、民家に  

昨日、金曜日のグラウンドゴルフ定例練習を終えた午後、メンバーの一人からラインが入った。
「我が家の裏側におサルさんがやってきました」という写真入りラインが。
見れば、私たちがついさっきまでグラウンドゴルフの練習をしていた団地公園に接する仲間のFさん家の裏ではないか。しかもおサルさんの右奥に広がるのが、私たちを遊ばせる団地公園である。

慌てて撮ったのでピンボケですが、と仲間に報せて頂いた。なんと、今話題のクマの人里出現のニュースに次ぐ、ちょっと怖い野生の来訪である。「刺激しないように」「そーっと遠ざかりましょう」などと具体的な対策を色々言われている。たとえば今回のような状況なら、言われる通りの行動が冷静に実行出来たかもしれない。もしも、私たち6~7人がグラウンドゴルフを楽しんでいる最中に団地公園に下りてきたら、理想的な落ち着いた行動がとれるかどうか。多分出来ないね~。

約1mのゴルフクラブを振り上げて追い払う行動に出るんじゃないかな。メンバーの半分は女性である。痩せても年老いても男である、必死に仲間を守り大声出して山に追い返すことになりそうである。おサルさんだからそれが出来るかも。月の輪をつけたクマさんだったらどうしよう。もっとも、慎重で少し臆病なところもあるクマさんは、そこまで無謀に人里には出てこないだろう。出てこないでおくれと願うだけ。

確かにこの団地は30年前には小高いミカン山であった。一山全部を切り開いたわけではなく、西側半分は奥深い地山につながっている。それにしても、山中にポツンとある団地ではない。国道はすぐそばをゴーゴー走っているし、周辺には大小団地もいくつかある。昔からの民家も多数ある。こんなところにまで出てくるほど山の中の食料不足は深刻なのかもしれないが、本当に野生と共生できるのか。今一度、治山治水、山林と住宅地の組み分けの明確化が望まれる田舎の、ちょっとおっかない一コマである。        


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