見事に実った、松の花粉
我が家の庭で、お客様を出迎えるように、頭を垂れた形の小柄な五葉の松。「鶴が羽を広げているような」と表現してくれる人もある。形容は人それぞれの眼と感性にお任せして。
この小さな松も季節を違えず、無数の新芽を吹いている。その新芽が伸びる根っこに杉の実程度の胞子を付ける。これは松の花と言うべきではないか、と自己流に判断している。何故なら、この胞子に触ろうものなら、それはそれは微細な粉、いわゆる花粉がブワーっと広がる。近年花粉症に悩まされるこの身にとって、文字通り大敵である。松の新芽はそろそろ摘み始めなければならないのだが、この花粉にやられるのが怖くて、日一日と先延ばししている。
何日も先送りはできないので、思い切りホースで水をかけ、花粉を飛ばすか湿らせて、兎に角芽摘みをしなければならない。決められた時期があるわけではないが、その年その年で異なる生育の状態に合わせて摘んでやらないとね。我が家にやってきて来て20数年。家族みたいなものだから、枝ぶりがよくて勢いのある鑑賞用松にしてあげないとね。
もう一つの悩みは、gooブログ活動停止に伴う、他のブログへの引っ越し作業である。
スタートするときに苦労した今のgooブログだが、17年も使っているうちに、指が勝手に動いてくれるような親しみがあった。しかも同じブログ仲間が増えて、友達付き合いのような親しみも感じて来た。
使用経費など一切かからない上に、文章と写真撮影など、ボケ防止には最高のアイテムであった。また一つ苦労して新たなブログサイトで、もうちょっとだけ頑張ってみたいと思っている。
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