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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「孫君と爺の一日」

2025年04月03日 | 家族・孫話

間もなく高校入学式を迎える孫君。高校生になったらもう爺と遊ぶ時間はないだろうと思って、今日は珍しく爺の方から誘いをかけてみた。すると「今日は入学する高校で野球部員が集まって初顔合わせと初練習があるのでごめん」と言ってきた。やはりそうか、もう初練習か、爺が邪魔しちゃいけんあきらめていた。午後になって「終わったから爺ちゃんに付き合うよ」と殊勝なことをいう。

それでは、と兼ねてより爺に挑戦したかったグラウンドゴルフに二人で行くことにした。
クルマで20分も走ったところにある、天然芝を張った、意図的に起伏やカーブをつけた難コースのグラウンドゴルフ場で男同士の勝負をした。正直面白かった。さすがスポーツ万能、以前は「へただね~」と思っていたがなんとなんと、クラブコントロールがしっかりしていて、スコアもいい。すかさず、「ボールを叩くのは、ゴルフも野球も同じで手首を使ったバットコントロールが必須。そうでないとヒットは打てんよ。」としっかり釘を刺す爺である。

天然芝で転がりにくい50mを、爺は渾身の力で飛ばそうとするが、彼にとってはお手の物。軽く打ってもホール近くに。「爺ちゃん、もっと強く打ってみたら」と生意気なアドバイスをする。まるで教師と生徒の立場逆転である。
そして結果的に自分の方が点がよかったものだから「オレ初めて爺ちゃんに勝ったね」と喜ぶ。
家に帰って、今日の成績は素晴らしかった、ご褒美にと千円札を1枚渡したら、これまた大喜び。

学校が始まりクラブの練習が始まったら、兎に角しっかりこの目で練習風景を眺め、先ずは褒めて褒めて、少し叱って、「同じ野球をやるんならプロを目指せ」と。言うのは簡単だがとてもじゃないが、遥かに遠き高き関門がいっぱいの世界。それでも目標は高く。本人も多少その気でいるが、爺の方は丸っきり本気である。
いよいよ始まる高校球児生活。孫君にとって春到来である。爺にとっても大きな春到来である。人の迷惑顧みず!!


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