「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「術後2ヶ月」

2022年01月15日 | 季節の移ろい・出来事

       
        術後直後から、鎧にも煮た肩を固定するオーダーメ装具装具

令和3年11月15日、午前10時。「左肩腱板損傷修復」という手術をして頂いた。
肩関節の手術なので、術後6週間は肩関節の完全な固定。つまり一切動かしてはならない。そのための胸の厚さ・胴の周辺・腕の長さなど、完全に計算された、世界にたった一つしかないオーダーオーダー装具に身を任せることになる。

寝ても起きても左手は使わない、動かせない。眠るのは真っ直ぐな上向きで、左腕は立てたまま。寝返りなどとんでもない。慣れるまでに3週間はかかるかな。ちょっと要領のいい人は、夜はベルトの強さを調節したりして深い眠りに入っていたような。そうでない人は長い間極端な睡眠不足に悩まされ続ける。そうして左手を固定されると、文庫本を読むのさえ右手一本。ページをめくるのさえ難題。そんな装具が外される日が退院出来るひである。術後おおむね6週間。

ホンの数日間の個人差はあるが、小生は実質47日間の入院で装具を外し、やっとの思いで退院をモノにしたのが12月30日。年内退院が叶った。装具を外したときの開放感はまさに「やっと生き返ったか」そんな気がしたものである。実に苦しい入院生活であった。
装具が外れたら、スリングという、特別仕様の布製腕吊り具で首から腕を吊って肩の安定を保つ。
そんなこんなを経てあれから丸2ヶ月。通院リハビリがおよそ週2回。術後8週間経過したら、クルマの運転の練習開始OK。ということで、ようやくクルマを動かせるようになった。

このクルマ運転こそが、社会に引き戻してくれる何より大切なグッズである。電話ならどこまででも声を発せられるが顔を見て話をすことはない。実質9週目の今、ようやく社会復帰が叶いそうである。といっても手放しではない。まだまだ左肩は硬直が激しく、力の入る動作は禁物。少しずつ少しずつ慣しながら、友との交流や世間との交流に慣れていく。間もなく、間もなくである。

コメント (2)
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