「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「肩すかし!」

2022年01月27日 | 家族・孫話

         

小学校生活もあと2ヶ月余を残すのみとなった孫君。
ソフトボールに精を出し、早くからレギュラーポジションを与えられ、じいちゃんを随分楽しませてくれた。真夏の日照りには火傷のような日焼けも構わず、寒さしのぎにはタイツを履きオーバーパンツで身を包みながら応援してきた。

小学生活最後の1年間は、背番号10を背負って縦横無尽に活躍するはずであった。本人はもとより周囲もその気で盛り上がっていたのに、まっことザンネン。トータル試合数は前年の半分程度に減らされてしまった。中国地方をネットする大きな大会がことごとく中止に追い込まれた。その落胆振りは気の毒であり、慰める言葉もないほどに公式試合から遠ざけられた。全て新型コロナ感染対策のせいである。

そんな事情を考慮したある地方の自治体が「最後の地方大会開催」を計画してくれた。招待を受け、寒さの中練習を重ね、1月30日のその日を待っていた。もちろんジジも応援に行く気満々で、自主リハビリをこなして待っていた。その自治体とは、こともあろうに下関市内の某所である。まん延防止等重点措置の監視下にある山口県の中でもコロナ感染者が最も多い地域。「開催も難しいねー」と話してはいたものの、最後のチャンス「なんとかならないかな~」と、コロナを恨みつつ淡い期待をかけていた。

今日になって「申し訳ありませんが中止と決定」という連絡が入った。選手や指導者の気持ちを考えると、やらせて上げたいとは思うが健康体を維持するという親心から言えば、中止やむなし。大きな大きな肩すかしを食らった感じで一件落着。実に惜しいことではあるが、長い人生の中では、このように肩すかしを食らって「肩を落とす」ことが何回もあることを云って聞かせるのもまた、ジジの役目である。

二度とない小学生ソフトボール選手時代の不完全燃焼を、中学校軟式野球にそして高校硬式野球へとつなげて行ってくれることを期待したい。ジジもがんばらないと!!  

コメント
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