「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「苦渋の決断を」

2020年05月29日 | 地域活動

                               
                                           過去の海岸清掃スナップ  

計画通り実行するとなると、瀬戸内海環境保全大作戦・海岸清掃は7月23日(木、海の日)で目前に迫っている。全ての準備に入るには決して早くないタイミングである。

首都圏も、お隣福岡県北九州市も、コロナ感染者の拡大が著しい報道の中、執行部6人が集まって、実施か中止か最終判断をする会議を開いた。北九州市北橋健治市長による「コロナ感染第2波の真っただ中にある」というは発言は、我々の小さな地域活動の決断にも少なからぬ影響を与えた。

「まさに苦渋の決断ではあるが、昨年に続き2年連続の中止もやむを得ない」ということで、今年度の海岸清掃を「中止する」ことに断を下した。地元の中学校は、教職員や生徒会挙げて毎年約300人近い参加を得ていた。もちろん、地元の高校、小学校からも多くの参加を得て、割と短い時間で大きな成果を上げてきた、と自信を持って言える。

それが、今年の場合、児童生徒の夏休みは短縮され、1学期の終わりは7月31日の予定という。そんな中で、海の日に総動員して地域活動に参加を呼びかけるのは、如何なものか。それは我々の活動の本来あるべき姿に逆行している。そんな諸々を議論した上で、中止という結論を導き出した。

           
           貴重な戦力の中学生諸君とボランティアの皆さん

あの広い海岸。しかも青天、風通しはいい。少々の人数が集まっても三蜜にはならないだろう、コロナ感染リスクは低いよねーという意見もある。確かに一理ある。ではマスク着用はどうするか。あの炎天下、水分補給を呼びかけ、熱中症対策に苦心する安全対策班。マスク着用の怖さも当然想定しなければならない。そんなこんな、思いつくことを全て出し合った結果の合意。また来年の活動に期待が持てるというもの。但し、中止は中止で後始末に追われる事務局ではある。また来年に期待しよう。

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