゛人の迷惑顧みず、半分義務で半分好きで・・・・・・今年もやります同窓会 ”
戦後の混乱が落ち着きを見せ始めた昭和29年4月、中学生になった。そして昭和32年3月、無事卒業。以来丸62年の歳月が流れた。4月になれば63年目を迎え、同級生全員が喜寿を通り越したことになる。
そんな記念に当たる年、と幹事一同の勝手な思い込みで、来る4月3日『喜寿同窓会』を計画した。
寄る年波で、今回を持って「おせっかい」の同窓会を最後としたい。悔いを残さないためにも是非出席を!と呼びかけたい。
会場を決め、会費を決め、諸々を相談しながら「案内状」「返信ハガキ」「個人の宛名シール」「返信ハガキ宛名シール」などなど全てをこの手で準備した。前回まで13人いた幹事が、諸般の事情で7人しか出席できない淋しい幹事会にもめげず、封筒詰めや確認作業など発送準備にいそしんだ。さらに我が家に戻って今一度、クラス別発送人数と封書枚数を精査して輪ゴムでまとめて準備作業完了。
今回の対象人数はジャスト160人。幹事を除いた153通を封書で発信。賽は投げられた。
今回を持って最後というアピールはしたものの、その気になってくれる人が果たして増えるのか。
それより、自身や家族を取り巻く「諸般の事情」が出席を阻むのではないか。など頭をよぎるのは負の思いばかり。集まった人だけで楽しめりゃそれで十分、と開き直りたい気持ちはあるが、やっぱり厳しい現実に引き戻されてしまう。損な性分ではある。
兎に角、元気で笑顔の再会を楽しみ待ちたい。かつては天国からの出席者もいた我々の同窓会である。
今ひとつ内輪の話で恐縮であるが、案内状は返信ハガキとの合計で一通144円かかる。受け取った人は、実質経費144円に対する最低限の義務として返信を寄越してたもれ、と声を上げたい。そして今回は「返信ハガキに忘れずに氏名住所を書いてよね」と申し添えた。出した枚数の返信が来ることを祈りたい。そして一人でも多くの出席を併せて祈りたい。
(・・・・・・前略)ここに、卒業以来62年ぶりとなる『喜寿同窓会』を企画致しました。
思い起こせば平成4年、50才を迎えて『人生の小休止同窓会』。平成14年、
60才の『還暦同窓会』。平成24年、70才の『古稀同窓会』。またそれら
節目の合間に4回開催致しました。トータル7回の同窓会に多くのご参加
を頂きました。そして今回、平成という時代の終焉と共に、私たちの同窓会も
いよいよ最後を飾る、77才『喜寿同窓会』のご案内を差し上げます。(中略)
最後の同窓会です。体調の許される方は万障繰り合わせて、是非ご出席ください。
(蛇足ながら、案内状の抜粋)