「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「9才のパフォーマンス」

2018年04月22日 | 家族・孫話

      

長男は高校3年生。次男が高校1年生。そして三男悠雅君が、昨日9才の誕生日を迎えた。小学3年生の春を謳歌している。
二人の兄と年が離れている分、甘やかされることも多く、時々はわがままも顔を見せる。
それに相通じるのか、長男にも次男にもない、三男特有の自意識や負けん気が強いのも、将来を楽しみにさせてくれる。

9才になって2日目の今日は、所属するソフトボールチームのリーグ戦第2節が行われた。
「じいちゃん、明日は見に来れる?」と、昨夕の誕生祝の席で何度もジジに応援の催促をする。何かしら期するものがある様子。
「ヨシッ、明日は朝から応援に行くよ」と約束してやると、とろけるような何ともいい笑顔を見せる。「打点1を頼むよ」と注文を出すジジ。

今日は打順が一つ上がって5番。守備はここ最近ずっとショートストップ、遊撃手である。
3年生のちっこい体に5番バッターは荷が張るな~。ショートという守備も、セカンドやサードベースのフォローが必要だし・・・。
応援するジジとしては気が気ではない。ヘマをやらかさんように、思わず叱咤激励の声も響かせる。

本人の気持ちの中で誕生日を迎えた高揚感があったのか、一段と張り切っている様子が伝わって来る。
昨夕は、母親が予約購入したもの。ばあちゃんの手作り、倅の嫁さん手作りという三つのバースデーケーキに、それぞれにローソク9本を自ら立てて大喜び。その勢いがそのまま今日のグラウンドでのパフォーマンスに直結していたのだろうか。2試合でホームラン2本、打点5。
これまで見たことのないバッティング。ファインプレーも。褒め褒めシャワーを浴びせる。

2試合勝ったことで午後から順位決定戦に臨む。相手は5・6生でチームを固めた強豪。こちらは、たまたま運よく勝てたチーム。
勝敗の差は歴然。それでも守備の途中で「給水タイム」を取らなければならないほどの長い守備ばかりでもない、という試合となった。
剛球ピッチャーに手も足も出ない敗戦で3位の賞状。勝つこと負けること、有頂天とどん底を味わった誕生日翌日。
これでいいのだ。これがあるから喜びと涙を胸に秘めてまた上手になっていく。

小学2年生と3年生とでは、スポーツ選手にとって格段の進歩が表れる1年になると聞いたことがある。
技量は身をもって教えられなくなったジジであるが、グラウンドに絵を描いて理論の説明をするのは得意である。
監督やコーチの基本指導を邪魔をしないよう、野球勘を叩き込むのは9才になった今でしょ。

コメント (4)
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