「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「終いの花見」

2018年04月08日 | 宴会・会食

     

大小取り混ぜて数回のお花見を楽しんだ今年の桜。
「春に三日の晴れなし」の格言を覆し、桜が咲き始めてから11日も12日もの晴天続き。
しかも、学校が春休みに入ったころからの長期晴天は、行楽地の人出を誘い大賑わい。商売人は大喜びだったに違いない。
かなりの経済効果をもたらしたことだろう。地域の商店が少し元気を取り戻すと、街全体にホンの少しであっても元気が出て来る。

そんな長きにわたる好天に終わりを告げるころ、今年最大の花見が催された。例の会社OB会の「歩こう会」と称する花見である。
今回で45回目という。そんな節目に合わせて、例年のお城山登りではなく、岩国工場内を文字通り歩いて見学する約3キロを歩き通すコース。お天気こそ朝から青空が広がったが、風が強くその風が冬並みの冷たさ。襟を立て帽子を深く被って対応。
工場内にも数多く植えられているはずの桜の木は、新緑萌える葉桜に。あの優雅な風に舞う花弁は全て散った後であり、総勢110名に及ぶ大花見も、寒さと風に配慮して体育館の中と相なった。今年最後の大花見なのに、少し物足りなさは残った。

それでも、岩国工場の年度末決算はン十億円の黒字という景気のいい話を聞かされた後、あの顔この顔昔懐かしい顔ぶれで、文字通り同じ釜の飯を食いそして飲む談笑のひととき。気分の悪かろうはずがない。
それにしても、会の名前の通り「定年退職者の会」なのだから高齢者の集まりには違いない。体調不良や膝が痛い腰が痛いと声高に聞こえてくる。会場のあちこちにパイプ椅子を用意してもらっている人も多く見受けるようになった。

それでも「例年、この会にだけは何としても顔を出したい」という声も又聞こえる。
確実な代替わり、世代交代は見えている。そこへ行くと小生などまだまだ中堅どころか。周りにいる後輩などに声をかけて、この会の存続に少し力を貸さなければならない。

今日で今年のお花見も終わった。いよいよ明日から新年度として本格始動。
またあれこれ頭を悩ますのかな。「アホみたいにのぼせ上がらんように」と言われない程度に「ほどほどに」を心がけたいものである。

コメント (2)
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