7月20日、学校が夏休みに入った。
小学生になった孫三男坊の悠雅君も、今日から夏休み。
上の二人と同じように、夏休みに入ると同時に、朝早く宿題や遊びのグッズを引っ提げて我が家にやってくる。
夏休み初日の今日、早速予定の時刻に母親に連れられてやってきた。
「何して遊ぼうか・・・」と。こちらはまだ朝の一連行事が済まないうちから遊び相手の催促。
「ちょっとの間、テレビで見ててよ」と、一通りこちらの用を済ませる。
「夏休み帳とか宿題があるんよね」「ウンあるよ、でもあとでいい」「そうはいかんよ、先にそっちを」「あとでいい」
押し問答を繰り返した挙句、結局はジジの負け。先ずは野球盤ゲームの相手を。
30分で切り上げて、「とにかく今日の分だけでも宿題を・・・」。ジジの勢いに押されて仕方なし応じる。
20分くらいたったところで「じいちゃん、ちょっとキュウケイしよ!」っとマイペースは変わらない。
初日から宿題をせっつき過ぎるのもどうかな~と、つい甘い妥協して彼のペースに合わせてやる。
何とか宿題のノルマを果たすと、勝手知ったるジジの家、下駄箱にしまってある釣り竿を引っ張り出して「オレ、魚釣りしたい」と。
仕方なし、ガンガン照りの陽ざしも構わず、海の公園に。
あいにく満潮で波も荒く、釣りにはならないと知るや、カニを探す。フナムシを捕まえる。
やることなすこと、長兄にそっくり。遠い昔のリプレーを見るようだ。
ああしてみると、次男坊のカー君のお守りは楽だったな~~、兄弟でもこれほど違うのか、と改めて思う。
ようやく日が傾くころは、団地公園はちょうど日陰になる。今度はバットとボールとグラブを持って公園へ。
夏休み初日からこの調子。そして明日はマツダスタジアムへナイター観戦。
明後日は午後一からソフトボール練習に連れて行ってくれと頼まれている。
夏休み、あ~夏休み夏休み。たまらんな~ と思いつつ、ジジも少しは痩せられるかな?などと、他力本願の期待を込める。
むこう40日間、疲れ果てるのは7歳児ではなく、間違いなくジジの方であろう。