左から二人目が、takekoさん
アメリカフロリダ半島に住む同級生のtakekoさんが、10数年ぶりに観光で日本にやってこられた。
今回は、息子さん夫婦と2人の孫に連れられて、などと言ったら叱られようが、三世代5人の観光旅行となった。
6月28日、成田に到着。東京でゆっくりして、京都・大阪・広島・宮島、そして岩国へ。
日本の良さを再発見するにふさわしい優雅な旅。
成田到着から10日が過ぎた7月8日夕刻、やっと一人になれる時間が取れて、同級生8人が集まった。
喫茶店でのコーヒーを囲んでの、勝手気ままなおしゃべり会、2時間ばかり。
空白を埋めることなどとてもできないが、お互いの消息を確認し合い、思い出話に花を咲かせた。
厳しい食事制限などを自らに課していて、外での食事は極力控えているということで、食事会とまでは至らなかった。
中学校の同窓会に出席してもらったのは1992年という。
そういえば、みんな若くて現役バリバリのころ、「人生の小休止」と銘打った50歳の同窓会であった。
本来なら、最も遠くからの出席者として「〇〇takekoさん」と紹介するはずだったのに。
ちょうどあの時は、天国からの出席者が一人いて、「2番目に遠くからの出席者、アメリカフロリダ州の武ちゃんです」
と紹介したのを思い出した。
その後2度の訪日があったとのこと。1度は、夫婦ともども食事をご一緒した記憶がある。
takekoさんと言えば、この拙ブログの愛読者のお一人で、100%近くコメントを寄せてくれる貴重な友である。
20代前半で国際結婚。間もなくアメリカに渡り、以来日本語を話すことは滅多にない英語圏での生活。
我々には想像も及ばないご苦労もあったろうし、優雅で楽しいことも数多く体験して今があるのだと思う。
50年に及ぶ日本語と縁のない生活は、記憶にある方言や田舎言葉、その雰囲気は、あの遠い昔ままを残しているtakekoさん。
話すほどに、聞くほどに、遠い遠い昔を思い起こさせてくれる、実に楽しい時間であった。
今日はもう帰途のバンクーバーに無事到着とのメールももらった。
人生終盤に、生まれ故郷の日本訪問という大きな観光旅行を無事に果たして、また一つ心豊かな日々を過ごされることであろう。
兎に角元気で過ごして、今一度、笑ってコーヒー飲める日があることを期待したいものである。
笑顔の再会、武ちゃん有難う。