「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「あかしろきいろ」

2016年04月23日 | 地域活動

  
       岩国吉香公園牡丹園に咲く乱れる、あか しろ きいろ の見事な牡丹

定期的に里帰りする2歳10ケ月になる孫娘ののぞみさん。じいちゃんとのお散歩が大のお気に入りである。
ようやく歩き始めたころからお手々つないで、田んぼの広がる田舎道を歩くと、いろんな花が咲いている。
「ちょうちょ ちょうちょ なのはにとまれ・・・~」から「さいた さいた チューリップのはなが・・・~」まで、いろんな歌を歌いながら歩いた。最後の「あか しろ きいろ」というフレーズが特にお気に入りだったようで、何度か繰り返し歌ったりした。

時や良し、最高に咲き乱れているであろう岩国吉香公園の牡丹鑑賞に足を運んだ。
あのころ、のぞみさんと手をつないで歌った通りの光景が広がっていた。まさに、あか しろ きいろの牡丹が満開。
約850㎡という、決して広くはない「吉香牡丹園」ではあるが、50品種500株が大輪を競う様は見応えがある。

それぞれ一株ごとに特殊な名前が付けられていて、とても覚えきるものではないが、その名前と花の形を見比べると「どんな人がどんな意図で命名したのだろう、などと花の向こう側への思いが募る。
それに、普通は花の名前や魚の名前などは、カタカナ表記をしたくなるし、その方が正しいという説が主流である。
そんななかで、この「ぼたんの花」だけは「ボタン」とカタカナ表記するより「牡丹」と漢字表記の方がぴったしくる感じがする。

漢字表記することで、別名を『富貴花』『百花の王』などと呼ばれ、日本古来の花として重宝され愛されてきたことがうなずける。
ときに漢字表記も、そのものの奥深さを呼び覚ます効果をもたらすものだ。
ちなみに、牡丹の花ことばは、「王者の風格」「富貴」「恥じらい」「高貴」などである。

コメント (4)
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