「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「春本番」

2016年04月03日 | 季節の移ろい・出来事

                
                   我が住む町の春本番は天神祭りから

我が住む町の、春本番を告げるのは「天神祭り」からと言われている。
少し離れた場所に2カ所の天神様が祀られており、それぞれに地域の鎮守様として崇められ、総代会によって守られている。
この時季によく降る雨に邪魔されることもなく、今年は二つの天神祭りが、土曜・日曜に分かれて順調に執り行われた。

かつては、15自治会くらいが競争で山車をこしらえ、出来栄えを自慢し合ったものだ。
山車を引っ張るのは、長いロープにまとわりつく子どもたちの晴れがましい姿であった。それほど子どもたちがあふれていた。
次代の流れとともに、子どもの数は減り、山車をこしらえる自治会の数も減った。

それでも、地域の春の始まりは天神祭り。山車の台車はエンジン付きの軽トラックが主役になって、引っ張る労力があまり必要でなくなった。
淋しい光景ではあるが、どこの自治会でも子どもたちは引っ張りだこ。自分の自治会が山車を作らなくても、どこかの自治会に入って、「祭りに参加した」という満足感と思い出は残してやれるようである。「祭りの法被」を着た老若男女のはじける笑顔も昔のままだ。

できることなら、二つの天神祭りどちらにも出向いて声援を送りたいと思う。
が、4月の最初の日曜日は小生にとっても大切な一日となる。否応なしに片方の天神祭りは失礼することになる。
会社OB会の「歩こう会」と名付けた、定年退職者による大花見が、錦帯橋近くの公園で繰り広げられる。
今年は115人の参加であった。

どうかすると一次会は形式的な参加であり、問題は如何にいいメンバーで二次会に繰り出すか。
今年も気の置けない仲間と、満開の桜のもとで楽しい二次会に興じた。
これで個人的にも、花の4月を心置きなくスタートをした気分である。

何かにつけて「節目」という区切りを付け、それをステップにして新たなファイトを生み出す。
言わば、何か行動を起こすときの掛け声みたいなものだろうか。いよいよ春本番!!

コメント (4)
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