「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ピッカピカの1年生」

2016年04月11日 | 家族・孫話

     
    入学式後の記念撮影。心なしか表情が硬い        教室に入っても、やや緊張の面持ち

絵に描いたようなピッカピカの1年生。
孫三兄弟の三男坊、悠雅君がいよいよ小学校に入学した。この世の中で誰よりも大好きな「かあさん」に手を引かれて。
あれほどやんちゃでマイペースな彼も、今日ばかりはいささか緊張気味。あの柔和な笑顔もあまり見せない。
普段はわざとそっぽを向いたりして、良いポーズではなかなか写真を撮らせてくれない彼が、こちらの要求に応じて気持ち良く写真を撮らせてくれた。これも、気持ちの中にある緊張感と少しの寂しさが、ジジの存在に安らぎを求めたのかもしれない。

新1年生40人。それを2クラスに分けて20人ずつという、ある意味贅沢なクラス編成。悠雅君は1年1組、出席番号10番。
♪♪ いちねんせいになったら~ いちねんせいになったら ともだち100人できるかな・・・♪ の音楽と拍手で迎えられ入学式会場へ。
型どおりの入学式に続いて、クラスごとに保護者を交えた記念写真。ここでもまだなんとも表情が硬い。
無理もない、今日顔合わせした子らとは初対面ばかり。同じ幼稚園で過ごした子は一人もいないのだという。

そこら辺りが、どうも普段の彼らしくない緊張感をただよわせていたのだろう。
彼なりに小さな胸を痛めているのかもしれない。それもほんのちょっとの間であろう。すぐに慣れて大騒ぎするに違いない。
ちょっと袖丈の長い感じの制服もすぐにピッタシになるほど成長の早い時期である。どんな成長を見せるのか、本人よりもこちらの胸がワクワクする。5月の終わりには運動会も予定されているという。体育会系はお手の物。これも楽しみに待ちたい。

入学式といえばその昔、娘が入学するときに、折悪しく母親が病気入院中のため、父親の私が会社を休んで、ビシッとスーツで身を包み勇躍娘の手を引いて校門をくぐった。子どもにとって男親の無力さを感じたのが、紛れもなくその時である。
いっくらお父さんがスーツにネクタイで身構えても、入学式の母親の絵羽織の前には形無しであると感じたものだ。

あれから30数年。母親の絵羽織などただ一人お目にかかれなかった。
それどころか、和服のおかあさんはせいぜい一人か二人。様々な色柄の気ままな服装が目立つ。
来賓出席者の黒礼服が浮いて見えるのは、気のせいだろうか。そんなことは大目に見るとして、子育てだけはしっかりしてもらうことを祈りたい。
3月1日から始まった一連の卒業式、4月に入っての入学式。春の別れと出会いの立会が一通り終わった。

ガンバレ!などというとヒンシュク物かもしれないが、人は人、我が孫にはやっぱり、ガンバレ悠雅君である。 

コメント (4)
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