「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「9月なかば」

2014年09月16日 | 季節の移ろい・出来事

 
     ひょっとこ踊りの集団                       本格的な名取さんの舞踊も

9月なかばといえば、15日敬老の日が全国的に祝われる。
我が住む町でも、あっちの自治会、こっちの自治会連合会など、数多くの敬老会が開かれる。
中には、隣接する自治会同士が会場の競合を避けて、14日に会を催したところもある。

一応、地区社協の執行部としては、各会場からの招待を受けてお祝いかたがた来賓として出向くことになる。
どこの会場も世話役の多くは、同世代であったり後輩であったりする。
少しばかり先輩面出来るのも、実は自分も敬老される歳に近づいているとも考えられるわけで、ちょっと複雑。

もっとも、敬老会のステージに上がって、歌や踊りで会場を盛り上げる役者さんは、ついさっきまで敬老会の海上に座っていた老んぽ仲間が、あっぱいお着物着せられて、ピンクの帯を締めてステージで踊っていらっしゃる。
お互いがやんやの拍手で、「上手じゃったよ」「よー覚えたねー」などとねぎらいの言葉が飛び交う。

中には、藤間流の名取という、本格的な見応えのある舞踊がステージをキュッと引き締める。
プログラムが進むと、段々会場の雰囲気が柔らかくなる。カラオケの飛び入りの募集が始まる。
先ずは来賓席に「是非お願いしますよ」と申込用紙と鉛筆を持ってくる。
「いやぁ、わたしなんぞが歌っちゃ他の人に悪いでしょう・・・」とお断りする。というか、ちょっと遠慮してみる。
「そんなことはないですよ、曲目は何にしましょうか?」昔を知っている仲間が迫ってくる。

ま、いいか、やがて行く道だ!ここらで一つ度胸試しと、やがて来るその日のために練習をしておくか・・・などと言い訳をして。
よせばいいのに、その気になって、マイク握ってステージに上がると、やはり気持ちよくなるんだねーこれが。
半分開き直って「おふくろに謝る歌を歌います」と一言。「吾亦紅」を久々に絶唱。気持ちよかった~ 

これぞ自らの敬老の予行演習をさせてもらった。次は踊りでも習って、ヤンヤやんやの喝采でも浴びるか?
いやいやそうもいくまい、盆踊りなら昔取った杵柄だけどねー。 

コメント (4)
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