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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「汗をいとわず?」

2014年07月21日 | つれづれ噺

 
  午前6時半、開会行事                     長い砂浜に広がる中学生。運搬用の漁船も見える

梅雨明け宣言が出された今日。所属する地元の福祉協議会。年に一度の一大イベント。『瀬戸内海環境保全大作戦』。
呼び名はいかめしいが、早い話が、地元に横たわる市内では最も長いと言われる白い砂浜の清掃作業ボランティアである。
台風や大雨で打ち上げられる大量の漂着物を、自主的に除去して、きれいな海を守ろうというキャンペーンである。

いつの頃からか、うまい具合に誘い込まれて、今ではも出来なくなった。
それどころか、なんだかんだ世話をさせられる羽目になて・・・。午前6時半の開始に備え、5時半には現地へ駆けつけて。
あれこれ準備をするだけで、もう流れるほどの汗、あせ、アセ。
日ごろ、後生大事に貯め込んだ?汗がここで一気に噴き出るような。

地元中学生が、生徒会の呼びかけで230人余。校長はじめ教職員合わせて250人の強力な助っ人。
これは有難い重要戦力である。よくながめると、実際に手を動かし、ゴミを集めているのは半分くらいではあるが、人数が人数だけに、結果が出るのは確実である。
それに、海上保安庁や色んな団体から応援参加を得て、大本営発表630人。
場所が海のそばだけに、しかも漁師さんも混じる作業、サバを読むのは得意のようだ。
               

集めたゴミや漂着物は、地元漁協の漁船5隻が海上運搬。荷揚げ所で待つ荷揚げ班の手に。
太陽が高くなるまでのおよそ2時間。なんだかんだで4トン近い諸々を回収した。
それにしても暑い。したたる汗。拭うのが間に合わない。

なんでこれほど苦労する?行政の仕事だろう?
と言ってしまえばハイそれまでよ。行政の行き届かぬところは、住民の手で出来る範囲で補いを付ける。
これは必要なことであり、手をこまねいているばかりでは、自然破壊は進むばかり・・・。

これほど大袈裟に考えることもないのかもしれないが、自分たちの住む町を自分たちの手で、ホンの少し住みよくする努力をする。これはそんなに苦労と思うほどのことではないような・・・。甘いのかな~。

コメント (6)
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