「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「天につぶやく」

2014年07月17日 | 季節の移ろい・出来事

               
                     うっそうとした濃い緑のトンネル。城山登山道

久しぶりに思いっきり汗をかきたくなった。
ホンの少し油断すると・・・いやいや、大いに油断のしっぱなしで、お腹周りのダブつきが気に掛かってはいた。
こりゃいけん。少し絞らなければ、自己管理能力を疑われる。そんな危機感が頭をかすめる。

身体を動かして思いっきりの汗を流そう。そう思い立ちさえすれば方法はいくつかある。
二階の窓から見下ろすと、タマネギやジャガイモを取り入れたあとの畑には勢いよく草が伸びている。
スイカ畑は、ツルか草か見分けがつかぬほどになっている。
手入れを惜しんだ庭木が1本、ビンビン伸びている。

あれこれ思うが、結局は実益を兼ねた畑の手入れなどよりも、少し遊びの要素があるウオーキングを選んでしまう。
それならいっそお城山の登山道に、滴る汗を落としてこよう、ということに。
登り30分。下り25分。歩数計でおよそ5700歩。登り下りの平均的な1歩を65cmとして、ざっと3.7kmを歩いた計算になる。

雨上がりの濡れた山肌から吐き出される湿気が、吸い込む空気に格別な味わいを添え、心地いい。
取り付きの急な上り坂は、モミジやクヌギ、いろんな雑木が生い茂り、鬱蒼とした林のトンネルの様相。
ヒンヤリした空気が、あたかも久しぶりに訪れた身体を歓迎してくれているよな。
夏の日照りもこの林のトンネルは、木漏れ日をあちこちに落としてはいるが、暑さは半分以下になる天然クーラーとなる。
「やっぱりここはええな~」「ちょいちょい来なけりゃもったいないな~」などと思う。行ったときは必ず思う。
なのに、足が遠のくとついついそんな良さまで忘れて、億劫さだけが残っている。困ったものだ。

自分なりに出来るメタボ対策。色々な方法を持っているのだから、あとは実行する気持ちがあるかないか。
明日は実益を兼ねた、畑の草取りに、体中の汗を絞ることにしようか。と今は思っている。
誰と指切りするわけでもないが、草取りをするといいな、畑が喜ぶだろうな、次のタネを蒔く準備になるな、などと思う。

お腹の周りを撫でてみる。さて明日はどっちにするか。
そうだ、明日は午後イチ大事な行事が控えていた。やはり体力温存が優先か・・・という結論になりそう。
これは決してサボり心などではない。予定があるから仕方がないのだ。と誰に言うわけでもなく、天につぶやいてみる。

コメント (6)
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