「呼び名は変わったけれど…」

またたく間に、世界を恐怖におとしいれた「豚インフルエンザ」。
まさに世界中に感染域を広げる猛烈な勢い。患者数も死者数も増えている。

新型インフルエンザは、およそ十年から数十年の周期で出現し、ほとんどの人が新型のインフルエンザ・ウイルスに対する免疫を持たないことから、世界中で大きな流行をもたらし、多くの健康被害と社会生活に大きな影響を及ぼしてきたといわれる。

このほど、ＷＨＯ世界保健機関が新型インフルエンザの呼び方を、これまでの「豚インフルエンザ」から「インフルエンザＡ型（Ｈ１Ｎ１）」に変更すると発表してから４日たった。　農業や食品関連団体から、風評被害に対する懸念が表明された、という理由から。

まあ呼び方などどちらでもいいようなものだが、未だ決め手となる対策が確立していないところに不気味さがある。
最も身近な対策は、海外旅行など出かけず、人混みを避け、マスク・うがい・手洗いなどの実践が効果的という。

発祥地と目されるメキシコなどは、相次ぐ旅行・宿泊キャンセルによって、当て込んでいた観光収入の落ち込みは半端ではない。１日当たり、２～４億円もの損失だという。世界中の観光地が大打撃を受け、インフルエンザに感染していない元気な人の生活そのものも奪ってしまうほどである。

いつまで続くのだろう。向こう１ヶ月くらいで何とか改善の兆しを見せて欲しい。
この世界恐慌の中で、不景気とインフルエンザのダブルパンチ。どちらかでもいい、早く取り除いて欲しい…と切に願っている。

清水の舞台から飛び降りるつもりで踏み込んだカミサンへのご褒美。１ヶ月半後の予定。なんとか実現させてもらえると有り難いのだが…。
ことあるごとに手洗いをして、両手を摺り合わせ、モミモミ・スリスリお願いしてみることにしよう。