「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「備えあれば…」

2008年09月01日 | ニュース・世相
 毎年のことながら、9月1日を「防災の日」と決め、国民の生命・財産を守る体制作りとして、防災の在り方の点検や官民一体の防災訓練が行われている。今年は二百十日が昨日だったので、二日続けて防災意識を高揚するデモンストレーションが展開された。

 田んぼの稲穂が緑から黄金色に変わり、成熟期を迎える大切なこの時期に、台風などによる農作物被害に遭わなかったことを喜ぶ様子を「二百十日もことなく過ぎて、村の祭りの太鼓が響く」と歌うように聞かせてくれた母の言葉が耳に残っている。

 二百十日はご承知の通り、立春から数えて二百十日目に当たる日をいう。何度となく台風被害に遭ったことから、農家ではこの日を厄日として警戒を強めたと言われている。

 それにしても今年は、局所的集中豪雨は何度も襲ってきて、あちこちで大きな爪痕を残した。一方で、台風が本土への上陸もなければ接近さえもないという現実。これもまた異常気象、地球規模の異変が原因なのだろうか。

 兎に角最近の災害は、過去の教訓など参考にならない場合が多い。それだけに対策が後手に回ることもしばしば。それなら尚更、責めて自分の生命・身体は自分が守る気概を忘れず、危険を感じたら早めの非難など、勇気を持った行動を普段から心がける必要があろう。

 不幸にして被災した場合でも、なんとか生命を守り、避難の手を差し伸べてもらえる場所への移動手順・防災グッズの準備くらいはしておきたいなと思っている。
一つしかないこの命。台風などに持って行かれてなるものか。生きるぞーしたたかに。

        ( 写真: 市販の防災グッズ )
コメント (9)
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